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読みもの

京都の水無月

衣替え 暑さ厳しい夏のプロローグ。 着るものも家も町も夏仕様に「衣替え」し、暑気払いに決まりのお菓子をいただきます。 6月に入ると、暦の上ではもう夏です。 きものは袷から単衣に衣替えします。 そして京都の町も、いっせいに夏仕様に「衣替え」をします。     店先ののれんが茶色から白に変えられたり、町家では御簾や簾が下げられます。 京都の夏は暑いので、少しでも涼しく過ごそうと、人々は昔からいろいろな工夫をしてきました。 京都の夏の風物詩の床もその一つです。 鴨川の河原に張り出して造られた床。 涼やかな...

型は大切、でも、型にはまらずに生きるのもよし。

  型にはまらずに生きることって大切ですよね。   すべてにおいて文化とは型をまるごと真似るということです。 決まっていることをそのまま「決まっていること」として受け入れる。 それを子供に伝えることが教育であり、子どもはそれを問答無用で身につけることにより文化を継承します。 だから詰め込み教育は必要なんですね。 学習とは真似をするということです。 アリストテレスは「芸術は模倣の様式である」と言いました。 文明・文化は模倣によってのみ成り立ちます。 福沢諭吉は言います。 「教育とは人を教え育つるという義...

向島芸者の千景です(*^-^*)

  向島芸者の千景です(*^-^*) 旭日双光章を叙勲されました!という本日の題名でしたが、これは赤坂のとても有名な「育子姐さん」が2016年の春に叙勲されました。 旭日双光章とは、国や公共に対し功労のある者に授与される賞で、芸者衆では初の叙勲ということで大変お目出度いことでした。 育子姐さんは熊本市生まれで、昭和39年に上京されてから現在まで、赤坂芸者として第一線で活躍されてきました。 様々な著名人と交流があり、よくテレビにも出演されていたりと、育子姐さんは芸者衆の憧れのお姐さんです。 さて、ここで先日の答えになりますが、育子姐さんのいらっしゃる...

「言挙げせず」  皆見宮司(丹生川上神社下社)のお話しより

  「言挙げせず」 先日の(社)和の道黎明会の和の学びの会に、丹生川上神社下社の皆見宮司にお越しいただき、素敵なお話しをいただきました。 下社のお話しはもちろん、天誅組から今上天皇の思いまで、あっという間の一時間でした。 そのお話しの一つ「言挙げせず」が、皆見宮司のご本「心の荷物をおろす場所」にも書かれていましたのでご紹介。   神社で奏上される祝詞の冒頭部分に「掛け巻くもかしこき」という言葉があります。 これは神さまに「言葉に出していうには恐れ多いことですが」という意味です。 神社では日本独自の精神を伝える「言挙げせず」とい...

日本の二十四節気「夏至」

  日本の二十四節気「夏至」 一年で最も昼の時間が長くなる日、この日を過ぎると本格的な夏が始まるという意味です。   それは、太陽が最も北(北回帰線の真上)に来るために起こる現象です。 しかし実際は夏至は梅雨の真っ只中なので、日照時間は冬よりも短いことが多いようです。   今日もそうですね! (この記事、2013年に書いたのですが、2013年も雨だったんですね!)   冬至にかぼちゃを食べるように、この日も何かを食べる習慣がありますが、何を食べるかは地方によってまちまちです。 例えば関...

夏至の頃のことば、「早乙女」、ご存知ですか。

  明日は夏至ですね。 夏至とは、「日長きこと至る・きわまる」と言う意味だそうです。 ご存知の通り、1年の中で、最も昼が長く夜の短い日になり、昼の12時のときの太陽の高さも、1年でもっとも高くなります。 暦の上では夏にあたるのですが、実際の季節では梅雨の時期のため、本当の意味での太陽の出ている日照時間はそれほど長くは感じられません。 日常生活でそれほど「夏至」を意識していないのは、そんな理由からなのでしょうか。 昼が長く夜が短いと日とされていますが、実際の日の出・日の入りの時刻とは一致しません。 日の出が最も早いのは夏至の1週間前になり、日の...

和の教え「積善の家に余慶あり」

  和の教え「積善の家に余慶あり」 one’s good deeds shall be repaid even to one’s descendants. 「自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」   毎日、いかがお過ごしでしょうか。 自然といっぱい楽しんでますか、その恩恵に感謝してますか? さて、和の教えの一つとして、叔父は、「積善の家には必ず余慶あり」と言われています。 「積善」とは、世の中の幸せのため、人の幸せのために、一生懸命に働くこと。 「余慶」とは、神様のご加護があること。 つまり...

和の輪 一般社団法人WANOBI 和の美

  おめでとうございます 6月15日の夜、(社)WANOBI 和の美 ウェブサイト完成披露パーティが行われました。 https://japan-artisans.com/ https://www.facebook.com/pg/WANOBI.Japan/ 日本の伝統工芸の第一人者のみなさまを海外へご紹介。 日本の素晴らしい物をしってもらい、それをつうじて文化までも知っていただこうという素敵なサイトです。 このままではなくなってしまいそうな日本の工芸文化。 それをいつまでもしっかりと残していこうという強い思い。 和の素敵でも微力ながら応...

浄住寺 「ほっ!」としに来られませんか。

  毎月、恒例の三木会(さんもくかい)を行っています。 15日は午前中から素敵なお客さまにお越しいただきました。 FBの案内で初めてのお客さまもお二人。 お客さまに「みきかい?」 「いえいえ、さんもくかいです。第三木曜日にみなさんにお越しいただけるようにと始めたから、三木会です。」 お見知りおきの程、宜しくお願いいたします。   「ほっ!」 午後からは、もちろんお煎茶のお席。 とっても気持ちの良い日なのでお庭の見える板間で、「ほっ!」 お客さまより、「ここ浄住寺は「無」ですね」とお言葉をいただきました。 ...

今一度知りたい、日本人とお茶の歴史04『大和は室尾の茶園を求めて』

  奈良県宇陀市、摩尼山佛隆寺。 弘法大師空海が中国より茶の種を持ち帰り、植えたところとされる古刹。 北方には室生寺があり、室生寺の南門として位置付けられた寺院と言われている。 中世に遺された『異制庭訓往来』には、栂尾、宇治、葉室、醍醐、御室等の京の茶処が並べらているが、他の地方の茶処として”室尾”が紹介されている。 ”室尾(むろお)”とは、室生(むろう)、あるいは室生寺のことだろう。 この佛隆寺からは少し距離があり、”宇陀”とは紹介されていないが、”室尾”と佛隆寺の関係が興味を引く。 宇陀は、古代から薬の産地として広く認められていたようだ。 ロー...

芽と目、葉と歯、花と鼻、実と身

  もうご存知ですよね。 やまとことばをいろいろと知っていくと、そのほかにも日本人ならではのものの考え方を知ることができます。   目と芽、歯と葉、鼻と花、身と実。 「め」「は」「はな」「み」。 日本人は古来より、人と植物を同じ視点でとらえていました。 人間とほかの生き物を区別することなく、人間を自然の一員としてとらえる見方です。   植物はどのように成長していくでしょうか。 先ず芽が出て、葉が茂り、花が咲きます。 この芽、葉、花ということばが、人間の目、歯、鼻と共通しているのは、けっして偶然ではありません...

煮物についてあなたが浮かべるイメージとは

煮物についてあなたが浮かべるイメージとは
煮物と聞いて、何を思い浮かべますか? かぼちゃの煮物や筑前煮など、好きな煮物はもちろんですが、母や祖母の顔も思い出します。 子供の頃は、煮物よりもハンバーグやオムライスが大好物でしたが、年を重ねると煮物の美味しさに気付かされますよね。 おふくろの味 煮物を口に入れると、一瞬で母の煮物だとわかります。 ダシと醤油と砂糖の割合など、子供の頃から慣れ親しんだ味は、何年も食べなくても口にした瞬間に思い出しますよね。 大人になり母が作ってくれた味を再現しようと試みても、同じ味にはなかなか辿り着くことが出来ず、おふくろの味が恋しくなった経験も。 久しぶりに実家に帰る時に、母の煮物があ...

和服足袋が教えてくれる和装の魅力

和服足袋が教えてくれる和装の魅力
和服足袋は昔から伝わる靴下のようなアイテムですが、和風のおしゃれをするときには絶対に外せないものですよね。 最近は和装に興味を持つ若者が増えているようですが、着物を着るのはちょっと面倒でも、和服足袋をプラスしたファッションなら今すぐ始められます。 では和服足袋の魅力について詳しく見ていきましょう。 和服足袋がブームになっている理由とは 意外なことに和服足袋や足袋風のソックスを履いた経験がある人は、どの年代にも8割近くいるというアンケート結果があります。 着物を着るチャンスはごくわずかしかありませんが、皆さん上手に和風レッグアイテムを使っているのです。 そもそも和風足袋が...
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