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和のご本

「七世竹本住大夫-私が歩んだ90年-」

  「ちょっと、しゃべりすぎたかなあ」 大阪市内の自宅。 住太夫は現役時代と変わらぬ弟子への厳しい稽古の後、愛嬌たっぷりの笑顔緒を見せた。 「七世竹本住大夫-」は、自身五冊目の芸談である。 明治大の高遠弘美、福田逸両教授の質問に答える形で、Q&A方式に。 普段の住大夫の肉声が聞こえてくるような語り口は人情味にあふれ、ときに厳しく、ときにユーモラスだ。 文楽大夫として頂点に上りつめた住太夫の基盤にあるものが、古き良き華やかな上方文化であることもよく分かる。 「北の新地という花柳界で育ちましたし、父親(人間国宝だった六世竹本住大夫)や母親の影響で子供の頃から芸...

「神を祭る」 谷省吾著

  皇學館大学の元学長であらした谷省吾先生のご本。 和の心を学べる素敵な本です。 是非とも一度お読みください。   「日本晴れ」ということばがある。 澄みきった青空の、一点の曇りをもとどめない状態をいうのであるが、そのことばの中には、日本人のあこがれがあるのであろう。 しかも、それは、遠い理想、空想の世界に対する単なるあこがれとは、異なっている。 それが本来の日本の心なのだという、自身とか誇りとかいったものに近い日本人の思いがそこに強く感じられはしないか。 その心、そしてその心が本来のものだという思いを、私共の父祖は、神を祭る生活によって伝承した。 ...

日本人にとって聖なるものとは何か  上野誠著

  一神教とは異なり、日本人にとって神は絶対的な存在ではない。 山岳や森林をはじめ、あらゆる事物が今なお崇拝の対象となり得る。 遠くさかのぼれば、「古事記」に登場する神々は、恋をするばかりか嫉妬もし、時に寂しがり、罪さえも犯す。 独特の宗教観や自然観はどう形成され、現代にまで影響を及ぼしているか。 「カムナビ」「ミモロ」などのキーワードを手がかりに記紀万葉の世界に分け入り、古代の人々の心性に迫る。 (文:「日本人にとって聖なるものとは何か」序文より)   古代人の心の中を知りたいですね。 楽しみな一冊です。     ...

「日本人」とは何者か? 別冊NHK 100分名著

  「日本人ってそもそも何だろう?」 自問自答したことありますか。 昨今の世界情勢・社会情勢をは決して無縁ではありません。 「世界を席巻しつつあるグローバル経済とどう向き合ったらいいのか?」 「異文化や異なる価値観をもつ国々とどうつきあっていったらいいのか?」 「甚大な被害をもたらした東日本大震災からどのように復興していけばよいのか?」 など、今、私たちは、大きな問いをつきつけられています。 「日本人とは何者か?」という問いは、一見これらの問いから遠いように見えますが、実は、全ての問いを考え抜くための大前提なのではないか、そんな答えをこの本が語ってくれています。 ...

作家・夏生一暁さんの編著『日々の歳時記 今日という日がわかる』

  ポカポカした日差しが心地よい「小春日和(こはるびより)」。言わずと知れた初冬の季語ですが、2015年9月に文化庁が発表した「平成26年度 国語に関する世論調査」によれば、実は日本人のおよそ4割が、「春」の季語だと勘違いしているのだとか。 作家・夏生一暁さんの編著『日々の歳時記 今日という日がわかる』によれば、小春日和の本来の意味は、「冬の初めの11月頃に、春先を思わせる暖かい日が訪れることがあり、これを『小春』『小春日』『小春日和』と呼んでいる。 もともと『小春』は『小六月』とともに旧暦10月の異称。本格的な冬に入る前の一時的な暖の戻りを小粋な言葉で捉えた美しい季語とい...

正しい日本語の使い方  枻(えい)出版 

  コンビニの書店で「ふと」目に入った一冊。 自分でもとても気になっていた、日本語。 正しく使えてるのだろうか?   日本は世界の数多くある言語の中でも、とくに美しい言葉を持っているのです。 こまやかな気配りが感じられる敬語。 漢字やことわざ・慣用句・四字熟語の豊かな世界。 四季のある国ならではの、色とりどりの言葉。 千年のときをこえて受け継がれてきた”古典”。 正しい日本語は品格ある言葉です。 品格ある言葉とは、思いやりのある言葉を使える、敬語を正しく使い分けている、専門用語を多用しない、年齢や立場...
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