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和のご本

伊勢の杜にようこそ  武田数宏著

  「伊勢の杜によこそ」のあとがきより。 いま、日本の歴史を知らない日本人、信仰心がなく、道徳心の欠如した方が少なくないという現状があることを正直に認めなければなりません。 先人たちが日本の歴史を築いてきたように、これからは私たちが、日本の歴史を担い伝え築いていく役目があるのだと強く感じています。 そのためには、日本をもっと知ることです。 日本の歴史を作ってきた先人たちの思いをくみ取ることです。 学びの場は日々の生活の中にあります。 そこにこそ自分を見つめる機会と、より良い日本を築くためのきっかけがあるはずなのです。 まず、”世直しは、余直し”と、世の中を正すため...

「だから日本は世界から尊敬されている」  マンリオ・カデロ著

  次々『WAGO』の目玉記事の一つである、サンマリノ共和国の特命全権大使マンリオ・カデロ氏にインタビュー取材しました。 世界194ヶ国の駐日大使の代表「外交団長」である方がこんなに日本贔屓の方だとは思いもしませんでした!     カデロ氏は穏やかな物腰でありながら快活で素敵な紳士。 そして日本のことを深く理解し、非常に褒めてくださいました。 日本人として嬉しいかぎりです。 ちなみに、カデロ氏のこちらの本はベストセラーになっています!     ...

にほんよいくに2  葉室頼昭著

  前作「①日本の神さま」にも書いたように、戦後行われた日本の歴史や伝統を否定した教育で、多くの人は日本人としての誇りを失い、自身を失ってしまいました。 しかし日本人には、縄文時代より祖先たちが連綿と伝えてきたかけがえのない伝統があります。 すべてのものとひとつになって生活しようという生き方や、神様や祖先のおかげで生かされているという感謝の心や、周りの人や国のこと世界の幸せを考えることが、結局は自分の幸せにつながるという考え方など、独特のすばらしい生き方です。 これらの歴史と伝統から培われた知恵を伝え、子どもたちにりっぱな日本人になってほしいという願いをこめて、第一作をつくり...

和の人間学  吉田善一著

  日本的人間力の探求の一冊。 東洋思想に立脚して、現在の社会や科学技術に役立つ「和の人間学」とはいかなるものなのかを究明しています。 また、そこから導き出せる人格者の行動規範を明らかにして、将来の人材育成指向を明示します。   古来日本のモノづくり精神を土台に据えて人間学をかえりみ、また人間の生き方、特に「モノづくり」におけるモノの見方・考え方に関連付けしながら、現代社会で必要とされるリーダー論を探求しています。     ...

「七世竹本住大夫-私が歩んだ90年-」

  「ちょっと、しゃべりすぎたかなあ」 大阪市内の自宅。 住太夫は現役時代と変わらぬ弟子への厳しい稽古の後、愛嬌たっぷりの笑顔緒を見せた。 「七世竹本住大夫-」は、自身五冊目の芸談である。 明治大の高遠弘美、福田逸両教授の質問に答える形で、Q&A方式に。 普段の住大夫の肉声が聞こえてくるような語り口は人情味にあふれ、ときに厳しく、ときにユーモラスだ。 文楽大夫として頂点に上りつめた住太夫の基盤にあるものが、古き良き華やかな上方文化であることもよく分かる。 「北の新地という花柳界で育ちましたし、父親(人間国宝だった六世竹本住大夫)や母親の影響で子供の頃から芸...

「神を祭る」 谷省吾著

  皇學館大学の元学長であらした谷省吾先生のご本。 和の心を学べる素敵な本です。 是非とも一度お読みください。   「日本晴れ」ということばがある。 澄みきった青空の、一点の曇りをもとどめない状態をいうのであるが、そのことばの中には、日本人のあこがれがあるのであろう。 しかも、それは、遠い理想、空想の世界に対する単なるあこがれとは、異なっている。 それが本来の日本の心なのだという、自身とか誇りとかいったものに近い日本人の思いがそこに強く感じられはしないか。 その心、そしてその心が本来のものだという思いを、私共の父祖は、神を祭る生活によって伝承した。 ...

日本人にとって聖なるものとは何か  上野誠著

  一神教とは異なり、日本人にとって神は絶対的な存在ではない。 山岳や森林をはじめ、あらゆる事物が今なお崇拝の対象となり得る。 遠くさかのぼれば、「古事記」に登場する神々は、恋をするばかりか嫉妬もし、時に寂しがり、罪さえも犯す。 独特の宗教観や自然観はどう形成され、現代にまで影響を及ぼしているか。 「カムナビ」「ミモロ」などのキーワードを手がかりに記紀万葉の世界に分け入り、古代の人々の心性に迫る。 (文:「日本人にとって聖なるものとは何か」序文より)   古代人の心の中を知りたいですね。 楽しみな一冊です。     ...

「日本人」とは何者か? 別冊NHK 100分名著

  「日本人ってそもそも何だろう?」 自問自答したことありますか。 昨今の世界情勢・社会情勢をは決して無縁ではありません。 「世界を席巻しつつあるグローバル経済とどう向き合ったらいいのか?」 「異文化や異なる価値観をもつ国々とどうつきあっていったらいいのか?」 「甚大な被害をもたらした東日本大震災からどのように復興していけばよいのか?」 など、今、私たちは、大きな問いをつきつけられています。 「日本人とは何者か?」という問いは、一見これらの問いから遠いように見えますが、実は、全ての問いを考え抜くための大前提なのではないか、そんな答えをこの本が語ってくれています。 ...

作家・夏生一暁さんの編著『日々の歳時記 今日という日がわかる』

  ポカポカした日差しが心地よい「小春日和(こはるびより)」。言わずと知れた初冬の季語ですが、2015年9月に文化庁が発表した「平成26年度 国語に関する世論調査」によれば、実は日本人のおよそ4割が、「春」の季語だと勘違いしているのだとか。 作家・夏生一暁さんの編著『日々の歳時記 今日という日がわかる』によれば、小春日和の本来の意味は、「冬の初めの11月頃に、春先を思わせる暖かい日が訪れることがあり、これを『小春』『小春日』『小春日和』と呼んでいる。 もともと『小春』は『小六月』とともに旧暦10月の異称。本格的な冬に入る前の一時的な暖の戻りを小粋な言葉で捉えた美しい季語とい...

『神様にほめられる生き方』幻冬舎  春日大社元権宮司、岡本彰夫著

  『万葉集』の第一巻の巻頭の歌に雄略天皇の求愛のお歌があります。 その中で天皇は、丘で若菜を摘む娘に「われにこそは 告(な)らめ 家をも名をも(私にだけ名前を教えてください)」とおっしゃる場面があります。 古代、名を告げるということは、相手に対して身も心も捧げることを意味しました。 名前には魂がこめられているのでその名を告げると、告げた人間のものになる。 ですから、いにしえの女性たちは、夫にしか名前を教えないものでした。 ゆえに平安時代の女性たちの本名は、わからないことがほとんどです。 紫式部や清少納言というのも、実は宮中の女官(女房)としての源氏名であり本名はわ...

大切にしたい にほんのたしなみ 広田千悦子著

  「たしなみ」という言葉には、いくつもの意味があります。 一つは、「普段の心がけのこと」。 たとえば、女性のたしなみなどと使います。 あるいは、「慎み深くすること」。 または何かについての「心得」。 そして、お酒をたしなむ、お茶をたしなむなど、「好み」や「趣味」について言う場合もあります。 この本で紹介しているのは、食・衣・住・心と四つの場にまつわる「たしなみ」ですが、この言葉に含まれるさまざまな要素がまじり合う内容になりました。 知っておくと便利だったり、何気ない日々がもっと楽しくなる、普段の暮らしに息づく工夫や知恵。 これらを見つめなおしていると、自然と浮...

わが心のジェニファ  浅田次郎著

ニューヨークに暮らすラリーは、一念発起して恋人のジェニファーにプロポーズ。ところが彼女は思わぬ条件を出してきた。「プロポーズの前に日本を見てきてほしいの。休暇をとって。ひとりでゆっくりと」──大の日本びいきである彼女からこう言われたのでは仕方ない。有給休暇もたまっていたし、彼女との理解を深めるためにもちょうどいいと、ラリーは二つ返事。ただ心配なのは、ラリーを育ててくれた元海軍提督の祖父の言葉だ。祖父は日本を目の敵にし、ラリーが幼い頃から「ジャップみたいな真似をするな」と叱っていた。さて極東の島国でラリーを待ち受けていたものは……? 浅田次郎氏が、初めて日本にやってきたラリーの日本滞在を描く...
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