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和のご本

素敵な本の紹介 「Kimono Now」 

    海外フリージャーナリストのManami Okazakiさんの書籍「Kimono Now」。 着物文化の現在を感じる美しい書籍です。 京都のナイトクラブ・東京の改良された家から、原宿通りのスタイリスト・ギャングシックさから都市の歩道、お祭り、アトリエと作業用通路から。 この本は、どのように着物が日本で最もエキサイティングなワードローブ要素のうちの1つであり続けたかを見せています。 日本の向こう側では、女性たちは、着物を再発見しています。 快適で、多用途で、人の個人的なスタイルを反映するように容易に適応します。 (私の着物の先生:三宅てる...

日本文学全集 「古事記」 池澤夏樹 翻訳

こんな古事記にもっと早く出会いたかった 「なんと読み進めやすい古事記なんだ!」 初っぱなからそう感じた訳本です。 表紙を開けると目次があり、次に「この翻訳の方針ー」があります。 どんな考えで、どんなスタイルで訳していったかを書いてあるページです。 まぁ、これは他の本にもよくあるページなのですが、 「この翻訳の方針ー」のあとに続き、「ーあるいは太安万侶さんへの手紙」とあります。 どんな手紙なのでしょうか。 こんな文章です。 「親愛なる太安万侶様 初めてお便りします。 ぼくはあなたが生きた時代から千三百年後の世に生まれたものです。 この千三百年という数字を前にしてぼくは息を呑みます。」...

本の紹介 「日本の伝統色」 The Traditional Colors of Japan  発売元:パイ インターナショナル

   立春を過ぎ、春の気配を感じる今日この頃。 春にはいろんな色が溢れています。 そんな自然の中の色を古の人は何色と言っていたのかこの本を片手に探してみるのも楽しいかも。   私たちは古来より暮らしの中に多彩な色合いを取り入れ、繊細で微妙な色の世界を見い出し、そしてその豊かな情趣を愛でてきました。 それは多くの絵画や工芸・染織品、また文学や芸能作品として生活や文化の中に深く息づいています。   平安朝の女性の繊細で鋭敏な感性が生み出した、和様の美である襲装束(かさねしょうぞく)の配色美であり、黄金や極彩色に満ちた武家社会に見られるきらびやかな彩であり、ま...

「今こそ日本人は、目覚めるべきだ」-2  エハン・デラヴィさん

    エハン・デラヴィさんの本 「聖なる国、日本」より   先日のエハンさんのお話の続きです。 昔、敷地の中に神社がある、京都のおばさんの家に同居させていただいたことがあります。 毎日、彼女はその神社の伝統の儀式を行っていました。 ある時、おばあさんの祝詞を聞いているうちに、私は思わず涙をぼろぼろ流してしまいました。 いきなり、尊い気持ちに身体が覆われてしまったのです。 次元が変わった、という印象でしょうか。   祝詞一つとっても素晴らしい。 そういう経験がいろんな神社でもあります。 日本の神社は、貴重な文化遺産なのです。 ...

「今こそ日本人は、目覚めるべきだ」-1  エハン・デラヴィさん

    エハン・デラヴィさんの本 「聖なる国、日本」より   神社のことは昔からずっと気になっていました。 なぜかと言いますと、「安らげる場所」といて身体で分かるからです。   神社の勉強をしたわけでもなく、神道に深く興味があったわけでもないのですが、昔から日本全国どこへいても、神社へ行けば安らげることを経験していたのです。 全国のいたるところで、有名な神社でなくても、大きい小さいも関係なく、神社へ行けば安らげるのです。   それでごく自然に、「どうしてだろう?」と思うようになったのです。 よくマスコミ等では、どこの神...

幸せを呼ぶ日本のしきたり  著:康光岐

  日本の古来からのしきたりには、本来、素晴らしい先人たちの気持ちが籠められています。 しかし、残念ながら、形ばかりが残り、その本来の気持ちが現在の私たちには伝わっていない面があります。 また、現代社会で忘れられ、実行されなくなっているものもあります。   この本は、私たちが現代社会でも大切にしたい日本のしきたりの中から、まずは知っておきたいもの、未来の子どもたち、孫たちに伝えていきたいものを厳選しました。   お互いが活かしあい、手を結び、大きな「和の心」で支えあう。 この気持ちが、日本の大和の心です。 自然を感じ、節目を大切にし、感謝...

神道 日本人のこころのいとなみ

    著:白山芳太郎   日本人は、世界的に見て国土を大切にする心情が強い。 ただし、これは現在の日本人という意味ではなく、この列島に生活した過去からの総体としての日本人は国土を大切にするということであり、特に長く続いた農業時代の日本人が大切にし、今日に伝えたのが、日本の国土である。   日本人は古来より国土、自然をとっても大切にしてましたね、 今は?    ...

人間というもの 司馬遼太郎

人間というもの 司馬遼太郎  人の世とはいかなるものか   「人の運命は九割は自分の不明による罪だ」(『竜馬がゆく 六』)、 「ある人物をひとに観察させるとき、よほどの器量の者にそれを見せなければ印象をあやまる」(『夏草の賦 上』)、 「一世をうごかすには、人気が必要であるであろう。が、同時に一世をうごかすには、まったくひとから黙殺されているという在り方も必要であるかもしれない」(『花神 下』) 『竜馬がゆく』『坂の上の雲』『菜の花の沖』などの膨大な作品群によって、人間とは何か、日本とは、日本人とは何かを問いつ...

日本人の忘れもの 中西進

日本人の忘れもの中西進 素敵な日本語がいっぱいです。 私の大好きな中西進さんの著書「日本人の忘れもの」 ためになることがいっぱい書いてあります。   「まける」 相手に生かされる道をさぐる。   人間のつき合いの中でなかで、もっともシビアなのは金銭関係でしょうか。 貸し借りの関係、ものの売買、そんななかにさまざまな悲喜劇が起こり、哀切な人間模様もできてしまいます。   ところで商人は今でも「まけときます」といいますね。 この「まける」というのは、勝ち負けの「まける」と同じ意味だから、彼は、「あなと...

私の大好きな中西進さんの著書「日本人の忘れもの」

  私の大好きな中西進さんの著書「日本人の忘れもの」ためになることがいっぱい書いてあります。少しでもご紹介できたらと思います。「まける」相手に生かされる道をさぐる。   人間のつき合いの中でなかで、もっともシビアなのは金銭関係でしょうか。貸し借りの関係、ものの売買、そんななかにさまざまな悲喜劇が起こり、哀切な人間模様もできてしまいます。ところで商人は今でも「まけときます」といいますね。この「まける」というのは、勝ち負けの「まける」と同じ意味だから、彼は、「あなとの勝負にまけときます」というわけです。このせりふを、日本語を知らない外国人が聞いたら、値引きのことが...

「神道と日本人」  葉室頼昭

  「神道と日本人」葉室頼昭 私が尊敬してやまない元春日大社宮司で叔父の本です。 叔父は3年前に亡くなりましたが、最後の時まで、歴史と民族の誇りを失った今の日本を憂えていましたが、だからこそ日本人みんなが自覚と誇りに目覚めてほしいと切実に願っていました。 この本では、今の日本において日本人はどうあるべきか、「神道のこころ」をふまえて書かれています。 祖先が代々伝えてきてくれたもの、それは神の恵みと祖先の恩の導きです。 それに従って全力をあげて努力をし、自分の我欲ではなくて、神様をはじめ、周囲の人々を幸せにすることによって、自分も幸せになると...

白洲正子のきもの  白洲正子 牧山桂子 青柳恵介 八木健司(著)

  白洲正子のきもの白洲正子 牧山桂子 青柳恵介 八木健司 「人に見せるのでなく、自分がたのしめばよい。きものはその為にあるのです」 若い人たちにきものがカジュアルになってきてとてもうれしく思っています。様式のこだわることなく、自分の感性で自由にきものを着る。きものにブーツでもいい。半襟にふさふさのレース地をもってきてもいい。大切なのは、普段の生活のなかでもきものを着るということ。きものでおしゃれを楽しむことだと思います。 という思いは、きっと白洲正子さんも同じだなと思ったのが、この「白洲正子のきもの」でした。 「人に見せるのでなく、自分が...

菊と刀 ルース・ベネディクト(著)

  菊と刀ルース・ベネディクト 戦後67年たっても色あせていない日本文化論。 「菊と刀」は、一九四四年六月アメリカ軍のサイパン島上陸当時に、ベネディクトが戦時情報局(のちのCIA)から委嘱されて、対日戦略及び戦後の対日処理案を立てるための研究を元にした著作です。ベネディクトは、日本を訪れたことはなかったのですが、日本に関する文献の熟読と日系移民との交流を通じて、日本文化の解明を試みています。文化人類学者としてまったくフィールドワークなしで、「菊と刀」を上梓したということに驚きます 第一章の冒頭に「日本人はアメリカがこれまでに国をあ...
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