和の心 | 和の素敵
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和の心

西郷隆盛 「敬天愛人」に秘めた凄み

(写真:国立国会図書館蔵)  西郷どん こんにちは。今年のNHKの大河ドラマ「西郷どん」で改めて人気急上昇。司馬遼太郎さんの「跳ぶが如く」は多くの方が読まれたのではないでようか。幕末の日本の大転換期。異国が戦艦で日本にやってきて、日本は右往左往、大さわぎ。300年続いた徳川幕府も大政奉還によって政権返上を明治天皇に奏上。ここから新たな日本の道がはじまります。その幕末の大きな立役者、「西郷どん」はどんな人だったのでしょうね。  「敬天愛人」に秘めた凄み 明治維新の立役者ながら、西南戦争に敗...

我逢人(がほうじん)  出逢いは尊い

  我 逢 人(がぼうじん) ~人と逢うことから全てが始まる~  「我、人と逢うなり」人と人との出逢いの尊さを三文字で表した言葉です。心と心の出逢い、物と物との出逢い、人と物との出逢い、出逢いこそ命です。道元禅師は、中国で念願の師と出逢った時を、「まのあたり先師(せんし)をみる。これ人にあふなり」という言葉にしました。自分だけで考えて、自分だけで行動していたのでは見つからないことがあります。だから、その人との出逢いこそがすべての始まりだと思った、感動の言葉です。構えた格好でも、些細な偶然でも、人との出逢い...

本 「こころの作法」 著:山折哲雄さん

  「こころの作法」 著:山折哲雄さん 生への構え、死への構え  こんにちは。先日、司太夫からご紹介いただいた山折哲雄先生。もちろん本を購入。その文中に「人間とはそもそもこのような社会的生物だったからこそ、何千年も前から哲学がその困難な問題と四つに取り組んできたのだ。そして宗教がそれこそ人類の発生と同時にその闇の世界にむかって根元的な問いを発し続けてきたのである。しかし今日、残念ながらその哲学と宗教の凋落がいちじるしい。哲学の本質的な問い、宗教の根元的な問いが、右に述べてきたような三種還元の大波に...

行雲流水(こううんりゅうすい)  楽しく、楽しく!

  行雲流水(こううんりゅうすい) ~自由に生きていこう~  大空に浮かぶ雲。留まることなく流れていく水。どこまでも自由で束縛されていない様子が絵に描いたようにわかる言葉です。行く手を阻む大きな岩が出てきたって、なんとなく流れていく水は、こだわりなく執着なく海に向かってぐんぐん進む。丸いものに入れられれば丸くおさまり、四角いものに入れられれば四角におさまっていますが、固まったわけじゃない。だれも水に形を強制することはできません。山頂で雲はすぐそこにあるように見えますが、誰にも掴めない。そんな風に自...

「雑草という言葉はない」 昭和天皇のお言葉より

  「雑草という草は無い」 昭和天皇のお言葉より 素敵なお話し (「我ら、地域の仕掛け人!」より) かつて、昭和天皇が、「雑草という草は無い」と意味のことをおっしゃったことをご存知でしょうか。 長い間、昭和天皇の侍従長だった入江相政さんが、「宮中侍従物語」という本でこのことについて書かれています。それによると、天皇が住まわれていた御座所の庭を「広芝」といいます。この広芝はキジやコジュケイなど野鳥がたくさん飛んできて、天皇もお気に入りだったということです。が、いかんせん広い庭であるだけに、あちこちから草の種が飛んできて夏...

母とは何か、父とは何か③ 「神道と日本人」より

  大切なのは命の循環  こんにちは。「神道と日本人」叔父が書かれましたこの本は、平成10年12月に出版されました。この本の「はしがき」にこのようにも書かれていました。「日本人は世界の民族の中でも唯一、素晴らしい真実の人生を歩んできた民族であろうと思います。自分の我欲ではなくて、神さまをはじめ、周囲の人々を幸せにすることによって、自分も幸せになるという、素晴らしい生活の知恵を持っておりました。私はこの日本人の生き方こそ、現代の荒廃した地球を救える考え方だと思っています。」そんな思いから叔父は何冊も本を書かれたのですね。 ...

母とは何か、父とは何か② 「神道と日本人」より

  立派な子供を産み育てることを忘れていませんか  こんにちは。「神道と日本人」叔父が書かれましたこの本は、平成10年12月に出版されました。この本の「はしがき」にこのようにも書かれていました。「よく、少数民族をテレビで取材する番組がありますが、取材している日本人よりも山の中で生活している民族の方が、誇りを持っており、立派に見えることがります。世界の国の歴史を見れば分かるように、その国の歴史と民族の誇りを失った国は、必ず滅びます。何とか今こそ原点にたちかえり、みんなが、日本人という自覚と誇りに目覚めて欲しいと、切実に願っているので...

母とは何か、父とは何か① 「神道と日本人」より

  母とは何か、父とは何か  こんにちは。「神道と日本人」叔父が書かれましたこの本は、平成10年12月に出版されました。この本の「はしがき」にこのように書かれていました。「外国の人でも日本人の素晴らしさを認めているのにもかかわらず、現代の日本人のなかには、「日本の国や民族は、悪い国、悪い民族である」と思っている人が数多くいるというのは、まことに残念なことだと思います。」そんな思いから叔父は何冊も本を書かれたのですね。9年前に亡くなった叔父の思いを少しでも広げられますように。いくつかのお話しを。今日は...

「人間は考える葦である」 人間とは弱いものなのに。

  人間は考える葦である  こんにちは。先日、七十二候の「葭始めて生ず(あしはじめてしょうず)」を書いて、「葦」といえばパスカルって。そう、「人間は考える葦である」です。なんで葦なんでしょうね?  パスカルの有名な言葉  「人間は考える葦である」という言葉は、フランスの17世紀の思想家・数学者であったブレーズ・パスカルの著書「パンセ」にある言葉です。人間は一本の葦であり、自然のうちでもっとも弱いものにすぎない。しかし、それは考える葦である。人間とは孤独で弱い生き物だが...

諸悪莫作、衆善奉行(しょあくまくさ、しゅぜんぶぎょう)

   当たり前のことほど、難しい  こんにちは。知っているけれどもできない。知っているとできるは別。何かを学び、何かを極めていく際に、できない人が発する言葉があります。「そんなことは知っています。」です。  諸悪莫作、衆善奉行(しょあくまくさ、しゅぜんぶぎょう)  諸悪莫作、衆善奉行(しょあくまくさ、しゅぜんぶぎょう)。千利休が弟子の一人と話しをしていた時に、笑嶺和尚(しょうれいおしょう)が引用した言葉です。弟子が訪ねました。「茶の湯で心得ておく最も大切なことはなにか...

平常心是道(びょうじょうしんぜどう)

  平常心是道  こんにちは。春は鳥たちが子育てをする季節。鳥たちは春から夏、生後十日から三週間のとても短い期間で巣立ちます。ヒナが巣立つと親鳥は再び卵を産むというサイクルを繰り返します。鳥たちは何を考えて日々過ごしているのでしょうね。当たり前のことを繰り返し繰り返し、過ごしているのでしょうね。  人生に近道なし  平常心とは、当たり前のことの積み重ねという意味です。道を極めるというのは、特別なことを頭で考えてウルトラCを取得するということではない、と言っています。 ...

漆器と茶の湯と懐石料理 至極の時間

  「櫻花の宴&横内ゼミ in 京都(浄住寺)」 漆器を豊かに生かす「光悦塾光琳会」主催  漆のパワーを最大限に生かし、日本伝統の技術で作られた「丈夫で美しい漆器」は、幸せな未来をつくる尊い「日本の財産」です。豊かな心と感性を育み、全ての命と美しい自然を守る、21世紀にふさわしい暮らしの文化です。この漆器を豊かに生かし、広めます(光悦塾光琳会 設立趣旨より) こんにちは。私の大好きな高橋さんが主宰する「漆器で日本を豊かにする「光琳会」」が、昨日、浄住寺で素敵な催しを開いてくださいました。...

女子大生8人の6日間⑤ 今日は松久宗琳佛所で仏さまのお話し

  今日は松久宗琳佛所で仏さまのお話し 女子大生8人の6日間⑤ 他では体験できない特別文化研修   松久宗琳佛所  今日は仏像彫刻の松久宗琳佛所にお邪魔しました。仏さまのお話し、分かるかな。 松久宗琳佛所は、昭和三七年(1962)、松久朋琳と宗琳により、「京都仏像彫刻研究所」として発足されました。仏像彫刻、仏画、截金、それぞれの分野での後継者の育成と、集団による多様な仏像制作をされていらっしゃいます。この工房において造立された仏像は、全国各地の寺院に納まり、礼拝されています。また、...
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