Slider

和の心

「言挙げせず」  皆見宮司(丹生川上神社下社)のお話しより

  「言挙げせず」 先日の(社)和の道黎明会の和の学びの会に、丹生川上神社下社の皆見宮司にお越しいただき、素敵なお話しをいただきました。 下社のお話しはもちろん、天誅組から今上天皇の思いまで、あっという間の一時間でした。 そのお話しの一つ「言挙げせず」が、皆見宮司のご本「心の荷物をおろす場所」にも書かれていましたのでご紹介。   神社で奏上される祝詞の冒頭部分に「掛け巻くもかしこき」という言葉があります。 これは神さまに「言葉に出していうには恐れ多いことですが」という意味です。 神社では日本独自の精神を伝える「言挙げせず」とい...

和の教え「積善の家に余慶あり」

  和の教え「積善の家に余慶あり」 one’s good deeds shall be repaid even to one’s descendants. 「自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」   毎日、いかがお過ごしでしょうか。 自然といっぱい楽しんでますか、その恩恵に感謝してますか? さて、和の教えの一つとして、叔父は、「積善の家には必ず余慶あり」と言われています。 「積善」とは、世の中の幸せのため、人の幸せのために、一生懸命に働くこと。 「余慶」とは、神様のご加護があること。 つまり...

芽と目、葉と歯、花と鼻、実と身

  もうご存知ですよね。 やまとことばをいろいろと知っていくと、そのほかにも日本人ならではのものの考え方を知ることができます。   目と芽、歯と葉、鼻と花、身と実。 「め」「は」「はな」「み」。 日本人は古来より、人と植物を同じ視点でとらえていました。 人間とほかの生き物を区別することなく、人間を自然の一員としてとらえる見方です。   植物はどのように成長していくでしょうか。 先ず芽が出て、葉が茂り、花が咲きます。 この芽、葉、花ということばが、人間の目、歯、鼻と共通しているのは、けっして偶然ではありません...

「あ」すべての根源、はじまり

  とっても知りたかった「あ」のこと。   やまとことばには、いくつかの特徴があります。 その一つが、ことばの1音1音ごとに意味が込められているということです。 「あ」は、明け方の光のように周囲を明るくします。 母音であり、大きく口を開けて発音する「あ」。 日本語の50音だけでなく、欧米語やアラビア語のアルファベットでも最初に置かれています。 「あ」は、まさにものごとのはじまりを表す、力にあふれた音なのです。 その象徴ともいうべきことばが「天」。 これはやまとことばで「あめ」または「あま」と読みます。 「天」はまさに...

お母さんの愛情

素敵な松川和子さん 昨日、とっても久しぶりに松川和子さんとお会いさせていただきました。 松川和子さん、いろいろなご縁が繋がっていて、私の尊敬するお母さんのお一人です。 今でも近鉄文化センターで女性のための母親心理学講座をされていて、もう40年になるそうです。 40年!これだけでも素晴らしいことですね。 続けるって簡単そうで、一番難しいことですからね。   嬉しかった、楽しかった、お昼ご一緒にしながらあっという間に3時間、早! 松川さんからいただいたご本「ちょっといい話」の中の松川さんのお話しをお聞きください。   ...

和の心 No90  いのちの自覚

  前皇學館大学学長の谷省吾さまの「神を祭る」のご本の中から。   日本の思想史を見てみますと、「絶望」という思想はありますけれども、「断絶」ということについて深刻な思索をとげた思想は、ほとんど無いかのごとくに見られます。 これは、民族として、国家として断絶という経験を持たなかったからでありましょうか。 日本はいのちを一貫してきた国であります。 断絶がありません。 いのちの自覚というものは、「ふるさと」の感情を伴うものでありますが、そのふるさとは、空のものではない。 おごそかにしてしたはしいというきもち。 神宮祭...

和の心 No89 「おもひ」と「かんがへ」

  私たちは現代日本語で、「恋人のことを思う(想う)」と言ったり、「来週の旅行の計画を考える」と言ったりします。 「思う」と「考える」、二つの漢字から成る熟語が「思考」ですが、同じ「思考」でも、感情のこもった思念を心に漠然と浮かべることが「おもう」、筋道を立てて理知的に頭を働かせることが「かんがえる」 私たちは、二つの動詞をおおむねそんなふうに使い分けています。 幼年期以来の言語生活の諸場面の蓄積から、そうした使い分けを習得し、それに習熟してきたということです。 ただし、さほど区別せずに混用し、「そう思います」と言ったり「そう考えます」と言ったり...

和の心 No88  生命(いのち)の旅は終わらない。 

  先日の「和合友の会 和の道」で講師としてお越しいただきました、陶彩画の草場一壽(くさばかずひさ)さんの絵本「いのちのまつり 「ヌチヌグスージ」より。 (和合友の会:https://www.facebook.com/wago.tomonokai/)   「ねえ、おばあさん、ほくのご先祖さまって何人いるの?」 「そうだね~・・・・」 コウちゃんは、指をおって数えてみることにしました。 「ぼくにいのちをくれた人、2人」 「お父さんとお母さんにいのちをくれた人、4人」 「おじいちゃんとおばあちゃんにいのちをくれた人、8人...

和の心 No87 あらゆるものが繋がっている

  先日4月19日に「和合友の会 和の道」の発足式が大神神社で行われました。 「和合友の会 和の道」は、和と幸せの情報誌「WAGO」を多くの人に広めることを通して、日本の精神と伝統文化を世界に発信し、次世代へと継承し、より多くの人達の「幸福な和の心」を育てることに寄与するために発足されました。 多くの方のご参加をいただき、盛会に催すことができました。 (写真は、伊弉諾神宮の本名宮司と陶彩画の草場一壽さんと、和合友の会の塚田昌久さん)   その時に、昨年12月19日に行われたWAGOの「神社で目覚めよ!」の環境シンポジウムで安倍...

「我」を捨てること、難しいですよね。

  「我を捨てる」、無我になる。 この世の中で、「我」そのものを捨てることってとっても難しいですね。   季刊誌JAPONisme(日本のこころと文化を伝える)の巻頭に「自分が、自分が」という考えを捨てる」というお話がありました。   仏教のもっとも基本的な教えは「無我」の教えです。 お釈迦さまは、それまでインドで力を持っていたバラモン教が固執した「我」というものを否定されました。 人間は「我」を捨てることによって救われる、そこにしか救いはない、と説かれたのです。 無我というのは、非常に傲慢な思想です。...

日本の心を大切にしたいと感じる5つのわけ

日本の心を大切にしたいと感じる5つのわけ
海外からの観光客が年々増加傾向にありますが、日本に来て感じることは景色が綺麗だけではなく、日本の人々が親切で優しかったと耳にすると嬉しくなります。 遥か遠くの国からやって来た場所で、心細くなることが多い旅行でも、丁寧に接してくれる日本の心遣いに関心が向けられていますよね。 おもてなしは日本の心 「おもてなし」と言う言葉がありますが、これは日本ならではの思考の象徴とも言われています。 相手が喜ぶことを考えて最大限の心遣いを行う、優しさと思いやりを込めた気配りです。 来客を招く時に、相手に対して失礼にならない態度を心掛けますよね。 掃除をいつもよりも念入りにする、おいしいお...

【黄檗禅の精進料理】美食と和装で感じる、禅の心

  【黄檗禅の精進料理】美食と和装で感じる、禅の心 (詳細:https://www.facebook.com/events/436595173399061/)   ありがたく大好評をいただき、2回目の開催。 今回の共同開催者は、2017年2月に待望の着物デビューを果たした京都家紋研究会会長にして家紋芸人Yuya Morimoto氏。 家紋の切り口から、福聚山海寶寺と普茶料理を楽しみます。 精進料理でありながら日本におけるダイニングのルーツ、黄檗禅宗の普茶料理。 精進料理なのに、見て楽しめる。 精進料理なのに、味わって楽しめる...

叔父の教え 「進化と順応」

  叔父の本、「神道<いのち>を伝える」より。   約三十八億年前に地球上に生物が誕生し、進化した生物だけが生き残っておりますが、進化しなかった多くの生物は現在、地球上におりません。 どういう生物が進化できなかったかと言うと、その時代で最も大きく、最も強い生物たちであり、それらは現在一匹も地球上に存在しません。 なぜかと言うと、体が大きく強いと、どんな生物にも勝つことができる。 自分の思う通りにエサをとることができる。 そうなると、一件非常に強くて生き残るようにみな考えますが、こうなった生物は、環境の変化に順応するということ...
Translate »