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和の言葉

日本の伝統文様8 千鳥

沢千鳥蒔絵螺鈿小唐櫃   私たちの文化はいつの時代も海外からの影響のなかにありました。 いったんはそのまま取り入れながらもさらに独自な手を加え、日本独自の文化として定着させてきました。 文様においても、日本人の感性にあったものだけが残り感性に適合しないものは自然と消滅していきました。 私たちのもっている感性は平安時代に育まれて以来、生活文化の基底をつくりあげた室町時代へ、さらに桃山・江戸時代へと、一貫して日本の意匠のなかに流れている美意識です。 それは日本人のもつ自然に対する独特な感受性と、仏教の無常感からうまれた風土によって培われたものです。...

「転依(てんね)」とは。

  薬師寺さんからのお便りに、「転依(てんね)」、村上太胤管主の書が送られてきました。   私の尊敬する村上官主のお話し。 「転依」 依りどころを転ず   敗戦後の日本人は経済的豊かさを優先してきました。 グローバル社会になった現在、国も家庭も情報が溢れ、心が落ち着くゆとりもなくなってきています。 「物から心の時代へ」と願っても、政治や経済の社会では宗教はなくなってきています。 心を育てる宗教や情操教育は、一部の学校か家庭でしかできなくなっています。 その家庭でも仏壇がなくなり、祖父母との同居が減...

3月は弥生。ムスカリの花が可愛いですね。

  今日から3月。 春がそこまでやって来てますね。 春がやってくる、うきうきしませんか?   弥生(やよい)という言葉の由来は、「草木がいよいよ生い茂る月」という意味の「木草(きくさ)弥(い)や生(お)ひ茂る月(づき)」が詰まって「やよい」になったという説が有力だそうです。 日本では、旧暦の3月のことを弥生とよんでおり、それが新暦になっても3月を表す名として使われています。 3月にはほかにも「花月(かげつ)」「嘉月(かげつ)」「花見月(はなみづき)」「夢見月(ゆめみづき)」などの異名があります。   写...

日本の七十二候「草木萌動 (そうもくめばえいずる) 」

    草木が芽を吹きはじめる頃です。   いよいよ春めいてきました。   地面からは、草の芽がいっせいに萌え出てきます。 これを「草萌え」とか「下萌え」といいます。 また、冬を越した樹木の冬芽が膨らみ始めます。 そんなころの晴天は「木の芽晴れ」。 ほかにも、「木の芽雨」「木の芽冷え」「木の芽風」・・・・・・ 人々は木の芽をとおして天候を感じていたようですね。   きっと、心の中にもみずみずしい思いが萌え出るような気持ちで、見守っていたのでしょう。   萌える、草冠...
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