読みもの | 和の素敵 - Part 5
Slider

読みもの

日本の伝統文化、麻のこと2

   こんにちは。  前回に続いて、麻のことをもう少し知りたいと思います。麻はたいへん生命力が強く、神聖なものなのに、どうして、日本からほとんどなくなってしまったのでしょうね。この記事も2014年4月に書いた記事です。  麻はいつから?  麻は1万年以上も昔から、日本人の生活に溶けこんでいました。縄文時代という名前は、発掘された土器に、縄目のもようがついていたことからつけられた名称です。この縄文式土器につけられた縄のもよう、これは大麻の大麻草で編まれた麻縄なんです。...

風呂敷を活用した生活〜色と模様の選び方〜

風呂敷を活用した生活〜色と模様の選び方〜
風呂敷には、様々な色や模様があります。今回は色の持つイメージやしきたり、そして模様の持つ意味をご紹介したいと思います。もちろん自分の好みだけで選んでも良いのですが、知っているのと知らないのとでは、選ぶ目線も変わると思いますよ。 色による、しきたりやイメージ 素敵な模様を選ぶにも、ベースのカラーは重要ですよね。模様の意味を知る前に、まずは代表的な色が持つイメージやしきたりについてみてみましょう。慶事や弔事などの場面では、やはりその場に相応しい色味を使いたいものです。 赤色 夜が明け(朱)て明(赤)るくなるとの意味から、おめでたい色の代表と言えます。華やかで明るいイメージは、婚礼や...

葵太夫 日本最古の花街「嶋原」

  こんにちは。  昨日は葵太夫が辰巳満次郎さんの「第三回大阪満次郎の会『月濡慕舞』」の能舞台で、かしの式、一絃琴演奏、朗読を。はじめて一弦琴の音色を聞きました。一弦でここまで心に響くとは、一弦だから響くのかもしれませんね。そして、満次郎さんの「松風」。一番前でくぎづけ。慕う相手を待つ女の哀しさ一途さを、とっても素敵でした。さて、葵太夫を何度か紹介してますが改めて太夫のことを。葵太夫のお母さん、司太夫が書かれたお話より。    日本最古の花街「...

独楽(こま)と縁起~昔ながらのおもちゃ~

独楽(こま)と縁起~昔ながらのおもちゃ~
独楽が「縁起物」と言われているのをご存じですか?お正月に独楽を回して遊ぶのも、縁起がよいからとされています。昔から、私たちの暮らしに深く関わっている独楽、今回はそんな「縁起がよい」と言われている独楽の所以を紐解いてみたいと思います。 独楽が縁起物と言われる秘密 独楽の形をみると、中心にまっすぐと一本芯が通っています。このことから、「筋を通す」「想いを貫く」「一本立ち(一人前)」など、前向きな気持ちが連想されるようです。そして、独楽がくるくると回る様子にかけて「お金がまわる」「頭が回る」「仕事がうまく回る」などの意味が派生したと考えられています。 「人生がうまく回りますように」とい...

何故? 敷居を踏んではいけないの。

先日、「畳のへりをふんではいけないの?」を書きましたが、もう一つの何故? それは、「敷居を踏んではいけない」とよく言われますが、なんで? 日本にはお家の中でもいろいろとしきたりがあるのですね。 今では和室も床の間もおくどさんも、そして神棚もなくなってきましたから、「関係ないよ」「そんなこと知らないよ」っていう方も多いかもしれませんが、そこには文化という日本人が昔から大切にしてきた「こころ」があります。この時代だからこそ、改めて知らなければ、そして大切にしたいことと思います。 今日は、坂東眞理子さんの「礼儀作法としきたり」からです。  敷居を踏んではい...

手ぬぐいってこんなに便利!実は便利な手ぬぐいの使い方3選!Part③

手ぬぐいってこんなに便利!実は便利な手ぬぐいの使い方3選!Part③
手ぬぐいがとっても便利で使い方がたくさんあるとはいえ、Part2までで紹介しきれるかと思いきや・・・なんと今回はPart3です。ちょっとコツが必要であったり、切ったり縫ったり手間をかける手ぬぐいの使い方も含めて、ご紹介したいと思います。 使い方の前に豆知識♪切りっぱなしの両端がほつれたらどうする? 切りっぱなしになっていることで乾きやすく、清潔が保たれるという利点があるとはいえ、新品の手ぬぐいを使ったり、洗ったりしているとどうしてもほつれてしまう両端。これってどうしたらいいか悩みますよね。正解は、ほつれた部分をハサミで切ってしまうことだそうです。何度か繰り返すうちに落ち着き、ほつれ...

和室は素敵  礼節と自然が共存 

   こんにちは。  今日は、アンティークきもの収集日本一のYuyaさんのお宅に知人ときものを見せていただきに行ってきました。1万以上あるといわれるアンティークの中からざっと50枚ほど見せていただきました。どのきものを見ても「わぁ~!素晴らしい~!」の連続。見ても見ても、次から次へ、終わらない止められない・・・。多くの人の一生懸命がこもったもの、これ以上の素敵なものはないですよね。アンティークきもの、万歳!そして和室の使い方もとっても素敵。縁側があって、外の景色が気持ちよく、障子を...

七五三の時期が到来!~素敵な一日を過ごせますように。トラブル回避編~

七五三の時期が到来!~素敵な一日を過ごせますように。トラブル回避編~
日増しに秋の深まりを感じるこの時期。着物を着たお子様と共に神社を訪れるご家族の姿を見かけます。そう、子どもの健やかな成長を願う行事「七五三」です。ご家族にとってこの特別な一日を滞りなく過ごせるよう七五三でのトラブル回避のコツをご紹介します。 当日慌てないために!事前準備のポイント 最初にすることは地域の情報収集です。と、いうのも七五三は地域によってやり方が様々なのです。一般的に女の子は「3歳と7歳」で七五三を行うご家庭が多いですが、男の子は「5歳」だけ行うのか、もしくは「3歳と5歳」で行うのかは地域によって異なります。また、西日本の一部の地域では、3歳で髪置(かみおき)、4歳で紐解...

囲炉裏で和の心を感じよう〜道具編Part1〜

囲炉裏で和の心を感じよう〜道具編Part1〜
囲炉裏の設備が整っても、道具がなければ使うことができません。囲炉裏には、必要な道具がたくさんあります。昔から同じような形状で使われ続けているものも多いですが、今でも作成されており、手に入るものばかり。今回はその道具をご紹介する第一弾です。 囲炉裏といえば灰 囲炉裏に必要な道具といえば、灰です。現代私たちが目にする囲炉裏でも必ずといっていいほど灰が使われていると思います。しかし意外なことに、囲炉裏に必要不可欠と思われる灰ですが、熱効率や見た目の美しさなどにこだわらないのであれば、絶対に必要というわけではないそうです。灰がなくても木炭や薪は燃えると言うことですね。 灰といっても様々な...

「知足」ということ 「ありがとう」ということ

  こんにちは。  先日の台風が去ったあと、浄住寺も大変なことになってました。大木が根こそぎ倒れて大変なことに。寿命でもあったのでしょうね。何も文句も言わずに何十年と浄住寺で楽しんでくれてました。ありがとう!人間以外は何も文句を言わずに今あることで一生懸命すごしています。なんで人間は、次から次へと求めてしまうのでしょうね。「もうこれでいいよ」という訳にはいかないのでしょうか。という私も欲の塊かな?今日は元曹洞宗官長、板橋興宗さんの「あたりまえでいい」ぐうたら和尚の”日々これ好日”より...

「身も心も清める」  お茶席から学ぶこと

  こんにちは。  お釈迦さまの言葉に「沐浴や祭りごとでは人は清められない。行いでしか清められない。水行や滝行や石や水晶やおまじないでは、自分を清めることは出来ない。心がにごると行いがにごる。にごった心で一時的に清い行為を行っても永続きしない。まず心を清めること。人のために祈ることはいい、人のために祈ることによって心のにごりがとれ、行いがきれいになり清められる。」とあります。 心を清める、身を清めるとは?お茶の世界にも清めるしぐさがあります。そこから学べるかもしれませんね。 ...

独楽(こま)と演芸~昔ながらのおもちゃ~

独楽(こま)と演芸~昔ながらのおもちゃ~
独楽といえば、子どもが遊ぶお正月のおもちゃと思っていらっしゃる方がほとんどだと思います。しかし、独楽は、江戸時代から続く立派な伝統芸の道具の一つとして重宝されているのです。おもちゃの域を超えた、素晴らしい独楽の世界をご紹介します。 独楽を使った演芸の始まり 独楽は古代より、人々にとって身近な遊びとして取り入れられてきました。平安時代は貴族の高尚な遊びでしたが、江戸を過ぎるころから庶民の間にも広まりました。始まりは、越中の家業が薬売りをしていた松井源水と言う人が江戸に出てきた際、浅草で薬を販売するときに曲独楽などの大道芸を行って人を集めたことと言われています。また彼の芸により、独楽が...

日本の伝統文化、「麻」のこと知ってますか。

今日は、2014年に書いた「日本の伝統文化、麻の文化について」です。 麻というとどうしても誤解を生んでしまいますが、戦前まで日本各地で栽培されていました。 日本の古くから、生活のいたるところに使われていた麻。 でも、なくなってしまうかもしれない時代になってしまいました。 改めて、麻を知っていきたいと思います。 存続が危ない麻  国内の神具用大麻の生産農家は十数軒しかなく、存続が危ぶまれているといいます。今年(2014年のこと)初めには、国産大麻を神具に使う伝統を守っている三重県内の神職らでつくる一般社団法人「伊勢麻」振興協会(同県伊勢市)が昨年十一...
Translate »