読みもの | 和の素敵 - Part 5
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「お布団」 いつから布団で寝ているのでしょうね?

(絵:福富草子)  和みの圀のふとん屋  こんにちは。先日、嵐山の祐斎亭で金沢から来られた、お布団の「石田屋(いしたや)」さんとご縁をいただきました。人びとのしあわせ”になるための「眠る」と「和む」を提案する石田屋さん。だから、本物しか愛せない石田屋さんです。 「古今東西、眠らない人はいない」という事実が物語っているように、眠ることは人間生活の中で最もたいせつなことです。そして、いい眠りは健康としあわせをつくることに必要不可欠なものですね。 さて、いつごろから布団で寝...

神道の原理は「シンプル・イズ・ベスト」

今日は有明月、暁月(きょうげつ)とも言いますね  こんにちは。今日は旧暦の1月28日、仏滅(ひのえうま)月齢は26.2、有明月(ありあけづき)夜明けの空(有明の空)に昇る月です。本来は十六夜以降の月の総称ですが、この時期に限定すれば「暁月」の方が正確かもしれませんね。古くは二十六夜講などの風習がありました。  神道は、「シンプル・イズ・ベスト」  神道では、簡略につぐ簡略、また省略につぐ省略を重ねて、物事を常に単純化させていくという思想があります。つまり、「シンプル・イズ・ベスト」です。...

本 「仏法の種まき」 著:薬師寺管主 村上太胤  

  「仏法の種まき」 著:薬師寺管主 村上太胤  仏教という花を咲かせ、教えという多くの種を作ったのがお釈迦さまです。その種を遠くまで運んでいく風が、私たち僧侶です。風が強くては、種はあらぬ方向へ飛んで行ってしまいます。反対に風が弱くては、目的地まで種を飛ばすことはできません。上手に風を加減しなければ、相手の心に種をまくことはできません。そして種をまくだけでなく、種の環境を整え、きちんと目を出させることも、僧侶の役割だと思えるようになりました。そうして、お釈迦さまが亡くなった後も二千五百年もの間に種は世界中...

「持戒」とは、おこないを振り返り、規律正しくすること

  気持ちのいい「東風(こち)」  こんにちは。とっても暖かい、のどかな日。すーっと東風(こち)が吹き抜けていきました。この風が吹くと寒気がゆるみ、春の訪れが感じられますね。菅原道真の「東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春は忘れそ」。およそ千年前の平安時代から、この風が春を運んでくることを人々は知っていたようです。ひばりがさえずる頃に吹く「雲雀東風」など地方によって異名がありますが、広く親しまれていた春風です。さて、今日も薬師寺管主、村上太胤猊下のご本「仏法の種まき」から六波羅蜜の...

「布施」とは、自分のためではなく、相手のために尽くすこと

  「布施」 相手のために尽くすこと  こんにちは。今日は旧暦の1月26日、友引(甲辰(きのえたつ)  「水温む(みずぬるむ)」季節  「水温む(みずぬるむ)」季節となってきました。春先になると川や池などの水に「どことなく春の暖かさを感じる」、そんな気配を感じます。たしかに春まだ浅い水辺に立つと、水の動きや色合いに、冬と違った趣があります。冬の間は手を切るようだった水道の水に温かさを感じることで、春の到来を知ることもあります。「温む」という言葉には、冷たい冬から解き放たれる喜...

桃源郷を探しに  日本の七十二候「桃始笑」

  日本の七十二候「桃始笑」(ももはじめてさく) 桃源郷を探しに  こんにちは。今日は旧暦の1月25日、先勝(癸卯(みずのとう)。 東北大震災から七年が経ちました。まだまだ、復興されていない所も多々あると聞いています。いち早い復興で、笑顔が取り戻せることを祈っております。また、多くの方々のご冥福をお祈りいたします。  梅が終わると桃のころ   梅の花ももうじき終わり、庭先では沈丁花が香りほのかに咲きだします。今年の桜は早いのでしょうか? 桜までの...

「なんと!ご本尊の中から出てきた巻物に・・・」 最近一番びっくりしたこと ②

   なんと!ご本尊の中から出てきた巻物に・・・  こんにちは。浄住寺のご本尊の胎内から巻物が・・・。巻物に何が書かれているのでしょうね。巻物を取り出してから三日後、関係者が集り、ご開帳。さて、何が書かれているのでしょうね?今日も、松久宗淋佛所の松久佳遊さんのブログより。  https://youtu.be/5mfywO-bYy8  何が出てきたか?  つづきです。(前回はこちら)で、何が出てきたか。 ...

「大変!ご本像の中から・・・」 最近の一番びっくりしたこと①

  最近のビックリしたこと  こんにちは。1月19日に書きました「浄住寺のご本尊 ご招魂抜き」のご本尊。松久宗琳佛所に修復のためにお預けしました。 2月17日のこと、松久さんより連絡があり、「すごいのが出てきました。来れませんか?」LINEで送られてきた動画と写真にびっくり。ご本像、本体には南無阿弥陀仏と書いた紙がいっぱい。そして、ご本尊の底を開けると・・・。 なんと、納入品、巻物を含めて5点もあるではないですか。 以下、松久佳遊さんのブ...

春とは、人との出会いや別れの時

   古来より花に託して心を伝えてました  こんにちは。今日は旧暦1月22日、仏滅(庚子(かのえね)。月齢21.2、下弦の月ですね。 薬師寺管主 村上太胤猊下の書です。「華をもって信(たより)と為す」 ---春の別れは藤つつじ 人の別れはただ涙--- 親しい人との別れは悲しいものです。その家族に対しても言葉では通じない時が多いです。ただ黙って花を捧げる。 古来より日本人は、花に託して心を伝える信...

すべてを受け入れるのが神道です

  すべてを受け入れるのが神道です。  こんにちは。神道って何ですか?とよく聞かれます。WAGO26号に下総国一の宮、香取神宮の香取武宮司のお話がありました。とっても大切なお話し。是非とも、みなさまと読みたいと思います。 「地球温暖化、環境破壊が深刻な問題となっている人類救済に、自然と共にあり、自然の恵みに感謝する神道の精神は、大きく寄与することができると思います。 神道の奥の深さ、幅の広さは、世界中を包み込むのではないでしょうか。」  「神人和楽(しんじんわらく)」の精神を...

明王の役割・由来・見られる寺院・主な尊像

明王の役割・由来・見られる寺院・主な尊像まとめ
明王は、非常に強い力を持ち、悪を打ち砕いて、仏法を守る仏様です。明王と聞いて思い浮かぶのは、髪を逆立てた恐い顔をしている仏像ではないでしょうか。ここでは明王がどのような仏様で、どのようなご利益を賜われるのか、お話したいと思います。 明王の由来・役割 「明王」は、仏教の中でも密教から生まれた仏様と広く信じられています。密教は7、8世紀ごろインドで起こり、唐代に中国に伝わりました。そして日本には平安初期に空海・最澄によって伝えられ、広く信仰された大日如来を本尊とする深遠秘密の教えだと言われています。そのため、密教における最高仏尊「大日如来」の命を受け、仏教に未だ...

毘盧舎那仏の役割・由来・見られる寺院

毘盧舎那仏の役割・由来・見られる寺院・レプリカ通販可否まとめ
日本を代表する観光地、奈良県の東大寺にある「奈良の大仏」はいつも修学旅行生や観光客に囲まれています。賑やかな人々をそっと見守っている奈良の大仏こそが、「毘盧舎那仏」です。多くの人が一度は見た事があるであろう、毘盧舎那仏についてお話しします。 毘盧舎那仏の由来・役割 毘盧舎那仏のお話をする前に、仏教の宗派について触れておきます。仏教の世界には色々な考え方があり、それによっていくつかのグループに分かれています。これが所謂「宗派」というもので、毘盧舎那仏は仏教の「華厳宗」という一宗派の中で崇められている仏様です。その華厳宗が日本に伝わったのは8世紀、日本は聖武天皇...

譲位ですよ。退位ではありません。

(出典:宮内庁ホームページ 記者会見をなさる天皇陛下)  ご譲位と退位  こんにちは。どうして、この国の多くのメディア、マスコミは譲位ではなく退位という言葉を使うのでしょうか?陛下が平成29年12月20日の記者会見で御自ら「譲位」と申されているのに。(出典:宮内庁ホームページ) 陛下が譲位される事実を広く国民に明らかにし、陛下が最後に国民の代表に会われるための式典として「退位礼正殿の儀(仮称)」を平成31年4月30日に行うことを決めた。と、報道されていますが、退位ではなく譲位です。です...
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