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読みもの

「我」を捨てること、難しいですよね。

  「我を捨てる」、無我になる。 この世の中で、「我」そのものを捨てることってとっても難しいですね。   季刊誌JAPONisme(日本のこころと文化を伝える)の巻頭に「自分が、自分が」という考えを捨てる」というお話がありました。   仏教のもっとも基本的な教えは「無我」の教えです。 お釈迦さまは、それまでインドで力を持っていたバラモン教が固執した「我」というものを否定されました。 人間は「我」を捨てることによって救われる、そこにしか救いはない、と説かれたのです。 無我というのは、非常に傲慢な思想です。...

浄住寺の境内がギャラリーに!

  今日の浄住寺。 とっても気持ちの良い小春日和の中、ご近所の渡辺書道教室の生徒さんの書道展を。     境内全部が、素晴らしいギャラリーに。     本堂では子供さんたちの演奏会、書のパフォーマンスも行われました。     素敵ですね!     これからも、いろいろなことでお寺をギャラリーにしたいですね。     ただ今、陶芸家さんと相...

茶碗でかわいい!と思われるのはどんな器?

茶碗でかわいい!と思われるのはどんな器?
茶碗には、ご飯茶碗、お茶や白湯を飲む時に使う湯呑茶碗、茶道に使う茶碗があります。 一般的に茶碗と聞くと、ご飯を食べるためのご飯茶碗を一番に思い浮べるのではないでしょうか。 友人の結婚祝いの贈り物として、茶碗でかわいい物を贈りたいと言う女性も増えています。 夫婦茶碗は大きさが決まっている? 茶碗は結婚祝いや両親への贈り物として喜ばれる品物です。 よく見ると、大きさが違う茶碗がセットになっていますよね。 女性は食が細いからという、職人の配慮なのでしょうか。 江戸時代から男性は口径12cm、女性は口径11.4cmと決まりがありました。 現在でもこの大きさを基準として作られ...

お釈迦様の歯が浄住寺に?

  葉室山浄住寺の謂れにこのようなお話しがあります。   当山はもともと、八百十年に開創した嵯峨天皇の勅願時です。 釈迦入滅時に捷疾鬼という鬼神が釈尊の歯を一本奪って、これが韋駄天に渡り、更に律宗の祖である中国の道宣律師に渡りました。 それが我が国に渡り嵯峨天皇により浄住寺に安置されたと、太平記に記されています。 当時は「常住寺」と称され天台宗の慈覚円仁が開山で、寺伝では常住寺旧跡・嵯峨天皇仏舎利安置所となっています。 釈尊の歯は現在の浄住寺の開山である鐡牛禅師のお墓とともに、一番奥の建物である寿搭の中の石窟に納められており...

和装小物について知っておきたい5つのこと

和装小物について知っておきたい5つのこと
着物を着る時には、和装小物が必要になります。 簡単に羽織れば良いと言うものではなく、和装小物もしっかりと揃えなければいけません。 洋装ではドレスを着る時に、ネックレスやイヤリング、ティアラなどを身に付けて華麗に魅せます。 和装も同じく扇子や筥迫、髪飾りなどを身に着けることで、祝い事は特に華やかさにこだわり着飾りますよね。 このように、外側から魅せるためのアクセサリーのような物を和装小物と呼びますが、着付ける時に必要な襦袢や腰紐も和装小物の一つとされています。 時代と共に変化が… 着物を着ると背筋が伸びて気持も引き締まりますよね。 美しく着こなすためには、小物もしっかり...

家紋研究 No二十七  森本勇矢さん

  彩紋 其之廿漆 【丸に頭合わせ三つ千鳥(まるにかしらあわせみっつちどり)】NO.27 二回目のチドリさん。 千鳥紋はバリエーションが非常に少ない。 千鳥と聞いて思い出すあの千鳥以外の形状は一つ二つしか私は知らない。 通常、千鳥は横から見た形状だが、これは真上?からの形状。 恐らく三つ雀紋にインスパイアされた形状だろう。 ところで、紋名は「頭合わせ」となっているが、どう見ても「嘴合わせ」である。 前回の千鳥は螺鈿っぽい感じだった。 https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1004...

誰もが知ってる場所の、誰も知らない世界『春日参詣記』06

興福寺別院・歓禅院 。 鳥居と鐘楼だけが遺る、春日最奥の地。 手つかずの深い世界に、美しい光と影、紅と緑のグラデーション。  興福寺別院・歓禅院。 本尊は、豊臣秀吉も拝んだという大聖歓喜天。 現代の清水寺をつくった大西良慶師は、この歓禅院で過ごされていたそうです。 そして、興福寺との往復を毎日、徒歩で。 その偉大さが、南円堂から歩いてやっと垣間見ることができます。 藤原氏の氏寺・興福寺と、氏神・春日大社。 世界的知名度を誇る寺社の、知らない世界。 南円堂から始まる春日参詣、いかがでしたでしょうか。 見方を変えれば、まだまだ神仏と出逢えるような一面に気づくこ...

黒椿 「気取らない優美さ」万葉の時代より

    浄住寺の方丈脇に咲く黒椿。 黒椿といいますが、黒色の花の椿ではなく、ワインレッドのような濃く深い赤色のような色の花の椿です。 黒椿の花言葉は、「気取らない優美さ」。 優美とは、上品であり美しいという意味合いの言葉。 本当に花言葉がぴったりな黒椿です。     椿は古事記にも登場し、古くから神聖な樹木として扱われていました。   万葉集には椿を織り込んだ歌が9首あります。 その中の一つ、第二十巻-4481 大伴家持(おとものやかもち)の歌。 「 あしひき...

箸の持ち方を正しく綺麗に使う方法について

箸の持ち方を正しく綺麗に使う方法について
箸の持ち方が正しい人は世の中に意外と少ないもの。 ご飯が食べられれば多少持ち方なんて気にしない…という人もいるかもしれません。 しかし箸の持ち方は正しい方が見た目も美しく、効率的にもなるのです。 そこで箸の持ち方を正しくして、綺麗に使うコツを見ていきたいと思います。 箸の持ち方基本ポイント 箸の持ち方が悪いと、食事する姿までもなんとなくかっこが悪く見えますよね。 そこで、まず箸の持ち方の正しい基本ポイントを見ていきましょう。 まずは親指、中指、人差し指の3本を使い、箸の1/3上の位置を持ちます。 中指が箸の上下に触れる位置に固定しましょう。 上の箸を上下させて先端がつ...

箸置きの折り方でみんなをアッといわせるテクニック

箸置きの折り方でみんなをアッといわせるテクニック
箸置きの折り方を知っていると、宴席などでもさらに盛り上がること間違いなしです。 和食には欠かせない箸置きは、そもそもなんの意味があるのか、そして簡単にできる箸置きの折り方について見ていきたいと思います。 箸置きを使う意味について 箸置きは普段の食事で使う人は少ないと思いますが、旅館や料亭などに行くと素敵な箸置きがセットされていますよね。 箸置きには見えないような素敵なデザインも増えています。 そもそも箸置きは、箸先をテーブルにつかないようにする目的があるのです。 箸は口のなかに入れるものなので、食事中は清潔にしないといけません。 また箸置きがないと、食事中に膳の上でバ...

今日の浄住寺 2017.04.02

近代の大造園家・重森三玲によって創設された「京都林泉会」の皆さんがお参り。 葉室山浄住寺の方丈庭園のナゾを見事に紐解き、その凄さ、表現された尊さに圧倒されるようなお話を頂戴しました。 それは、インドに端を発する縁起説話から中世の真言律宗時代を経て、黄檗禅宗時代までを貫くスケールのストーリー。 恐ろしさすら感じます。  ...

あなたの住む町の、由緒あるお話『大和郡山彩発見』

あなたの住む町の、由緒あるお話。 家紋研究家が、あなたの町を読み解いて歩きます。 奈良屈指の城下町、大和郡山。 応仁の乱にも影響を与え、中世に強大な勢力を誇った筒井氏から始まり、豊臣秀長、柳澤吉保などが、大和郡山に城を持ち、拠点としてきました。 そして、なぜかこの地には、藤原氏の祖・中臣鎌足を祀る大織冠鎌足神社が鎮座し、鎌足に由来する地名が数々遺されています。 一体、大和郡山との関係は何なのでしょうか? その意味を、家紋研究家が町に遺る家紋を通じて探り、皆さんにお伝えします。 ぜひ、何気なく暮らしている町の由緒を確かめに歩きましょう。 大和郡山彩...

和食器の魅力とは?持つことによる得られるもの

和食器の魅力とは?持つことによる得られるもの
一点物が多いと言われている和食器。 洋食器とは違った味わいと温もりがあり、食卓に彩を与え楽しませてくれます。 料亭に出された料理を舌で味わう前に、器や盛り付けを見て食べてしまうのが惜しく感じてしまいませんか? どこか重みがあり、落ち着いた雰囲気を持ち合わせている食器には、どんな魅力が隠されているのでしょうか。 陶芸家による芸術作品として 素材からこだわりがある和食器は、アートとしての価値も非常に評価されています。 確かに、鮮やかな絵柄や手法には目を見張るものがあり、食材を盛るだけでは勿体ない気持ちになりますよね。 一つ一つの作品には、表面だけの美しさを鑑賞するだけでではな...
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