和の徒然 | 和の素敵 - Part 2
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和の徒然

「衣替え」 きものは素敵ですね

(絵:「舞支度」 上村松園)  「衣替え」 きものは素敵ですね こんにちは。六月に入りますと「衣替え」です。6月1日は、学校や職場の制服が夏服に代わる目安の日です。これは和服だった頃、この日に着物に裏地を付けた袷から裏地のない単衣に替えた風習の名残りです。最近は昔より暑くなってることもあり、私は5月中から単衣。基本的に単衣は、6月と9月とされてるから着る期間は少ないのですが、この時期、気候もとっても気持ちがよく、だから、着物もとっても気持ちがいいのです。だから、私は単衣が大好き。さて、今日は、木村幸啓さんの「着物...

今日から6月 「水無月」

  今日から6月 「水無月」 こんにちは。梅雨の季節がやってきました。どんよりした空を見ているとついつい気分が滅入ってしまいがちですが、道ばたの紫陽花がまるで水彩画のようにあめににじんで輝いている姿を眺めていると、雨もいいものだなあと思えてきます。花の多くは蜜で虫を誘って花粉を運んでもらい受粉しますが、紫陽花には蜜がなく、花の色の美しさだけで虫を誘うのだとか。なるほど、虫だけではなく、私たちが思わず足をとめて紫陽花に見入ってしまうのもうなずけますね。6月には祝日はありませんが、行事は盛りだくさん。おいしい食べ物もいっぱいです...

「屏風」 平安時代からある大切なもの

  屏風ってなぁに? こんにちは。みなさんは屏風を見たことありますか?たとえばお雛様の飾りや結婚式で、金色の大きなパネルを6枚ぐらいつなげて折り曲げて立ててあるもの。そう、金屏風はきっと見たことがありますね。最近では屏風を家の中で見かけることは少なくなりましたが、屏風は、昔から日本人の生活の中に親しまれてきた調度品だったのです。日本人の屏風の歴史は古く、中国で誕生したといわれる屏風が日本の記録に登場するのは、なんと「日本書紀」!天武天皇の朱鳥元年(686)、朝鮮の新羅からの貢物の中に、金・銀・錦などと一緒に「屏風」があったそ...

「いただきます」と「ごちそうさま」

  「いただきます」と「ごちそうさま」 こんにちは。日本人の食事の習慣として誰もが行う「いただきます」と「ごちそうさま」食べる前に手を合わせて{いただきます」。食べ終わると手を合わせて「ごちそうさま」。「いただきます」「ごちそうさま」という言葉は、外国語にはなりにくい言葉です。気持ちとしてはやはりThank youでしょうか。宇宙に対する感謝の言葉  では、何への感謝かと考えると、私は「宇宙」に対する感謝の言葉ではないかと思うのです。水があり、火があり、自然の恵みがある。それらを与えて...

唐草模様の紀元  成願義夫さんのお話し

  唐草模様の紀元はとても古いです。 ギリシアの神殿などの遺跡で、アカイア式円柱などに見られる草の文様が、唐草文様の原型であり、メソポタミアやエジプトから、各地に伝播したと考えられています。現代、世界各国に唐草模様は存在します。日本にはシルクロード経由で中国から伝わったとされています。日本名『唐草文様』とは、読んで字のごとく「中国伝来の植物文様」という意味です。日本からは、さらにヨーロッパに、伊勢型や陶器の絵付けとしての唐草が伝わり、その影響を受けた芸術家も少なくありません。その一人が、ウィーンの画家グス...

和婚は素敵 「お伊勢さん和婚」

  伊勢神宮の神々への結婚感謝奉告 【 お伊勢さん和婚 】  日本の最高神・天照大御神への感謝は正宮に☀  荒魂をお祀りする荒祭宮には~これからの決意表明☀そしてご神徳・ご加護をとの【 祈り 】☀麗しい感謝参拝のお姿に大神様の光が溢れる☀感動・・・弥栄~~~☀    ありがとうございます。 和婚は素敵ですね。それも、お伊勢さんで。いつまでもお幸せ...

「お榊」 お家に神棚ありますか?③

石神さまの周りはお榊です。  神の木と書く「お榊」 こんにちは。日本では古来より、季節の変化や天災など人知が及ばない自然の力を神として崇め、長く信仰してきました。その神を身近な形でお祀りするのが神棚です。神棚の左右に一対のお榊がお供えされています。お家に神棚ありますか。一日に一度は手を合わせて「ありがとうございます」って、言葉に出してみませんんか。  お榊とは  榊(さかき)は、暖地の山林に自生するツバキ科の常緑樹。漢字では「木+神」で「榊」と書きますが、これは国字といって、日本オ...

「幸魂奇魂」(さちみたま くしみたま) 自分の心の内に

  「幸魂奇魂」 この言葉をご存知ですか。 こんにちは。60年ごとに遷宮がおこなわれる出雲大社の御祭神、大国主命のお話です。大国主命は、素戔嗚尊の6世か、7世の孫と言われてますね。奥さんは、その素戔嗚尊の娘、須勢理毘売(スセリヒメ)。不思議・・・まあいいか、ですね。名前は、宇都志国玉神(うつしくにたまのかみ)、大物主神(おおものぬしのかみ)、国作大己貴命(くにつくりおおなむちのみこと)、葦原色許男神(あしはらしこおのかみ)、大穴牟遅神(おおなむちのかみ)、八千矛神(やちほこのかみ)とたくさんありあます。それだけ、お役目をたくさん持って...

「桧皮(ひわだ)」 お家に神棚ありますか?②

  お家に神棚ありますか? こんにちは。みなさん、お家に神棚はありますか?朝起きて「おはようございます。今日もありがとうございます。」夜寝る前に「今日も1日ありがとうとございました。」これ、私が家の神棚に朝晩手を合わせるときの言葉です。難しいことも言いますよ。ちゃんと聞いてもらえます。でも、まずはこの「ありがとうございます」から。そして、神さまはいらっしゃると思ってますし、いつも見られてるとも思ってます。だから、ちょっと悪いことをしたとき、振り返って、誰がいるわけでないのに天を向いて「ごめんなさい」っ...

日本の七十二候「紅花栄」(べにばなさかゆ)

  日本の七十二候「紅花栄」 五月晴れ  こんにちは。今日は日本の七十二候「紅花栄」昔は梅雨のことを、五月雨(さみだれ)と呼んでいました。旧暦の五月に降る雨だったからです。なのでその時期のどんよりした雨雲を、五月雲と呼び、雨続きの日がふっと途切れて現われる、抜けるような青空を五月晴れといいました。ですが、いまでは新暦の五月のさわやかな晴れを、五月晴れを読んでいます。かつてといまで、暦の変化に従い、ことばの意味も変わってきています。   紅花の花  ...

「還暦」60歳の誕生祝いは、なぜ赤いちゃんちゃんこなのか?

  還 暦 こんにちは。今年、もうすぐ還暦を迎える私、改めて還暦とは何かを書かなければいけないですね。今では、60歳といってもまだまだ元気な時代、ありがたいことです。気分は「20歳」ぐらいでしょうか(笑)還暦にも日本古来からの文化、しきたり、そして思いがたくさん込められています。それでは「還暦」とは。  暦が一巡することで新たに生まれ変わる 還暦というのは、十干十二支によって年や月日をあらわす暦にもとづいた、祝いの風習です。「十干」をご存知ですか?<十干>甲 きのえ 乙 きのと 丙 ...

日本人にとって「しきたり」とは何なのか?

  歴史にはぐぐまれた日本人のしきたり  こんにちは。日本には年中行事を中心とする行事・儀礼と、それに付随する「しきたり」が数多く存在します。それらの「しきたり」はどのよにしてまれてきたのでしょうね。下記のように、祖先と自然を大切にしてきた文化の積み重ねによって生まれてきたのでしょうね。さあ、今日も学んでみましょう。祖先への感謝と末永い繁栄の祈り  ↓ 人生の節目に行事を行なう  ↓ 伝統的儀礼やしきたりが生まれる恵まれた自然の中で農耕生活↓自然に感謝し、生活の安泰を祈願...

西郷隆盛 「敬天愛人」に秘めた凄み

(写真:国立国会図書館蔵)  西郷どん こんにちは。今年のNHKの大河ドラマ「西郷どん」で改めて人気急上昇。司馬遼太郎さんの「跳ぶが如く」は多くの方が読まれたのではないでしょうか。幕末の日本の大転換期。異国が戦艦で日本にやってきて、日本は右往左往、大さわぎ。300年続いた徳川幕府も大政奉還によって政権返上を明治天皇に奏上。ここから新たな日本の道がはじまります。その幕末の大きな立役者、「西郷どん」はどんな人だったのでしょうね。  「敬天愛人」に秘めた凄み 明治維新の立役者ながら、西南戦争に...
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