和の徒然 | 和の素敵 - Part 4
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和の徒然

「持戒」とは、おこないを振り返り、規律正しくすること

  気持ちのいい「東風(こち)」  こんにちは。とっても暖かい、のどかな日。すーっと東風(こち)が吹き抜けていきました。この風が吹くと寒気がゆるみ、春の訪れが感じられますね。菅原道真の「東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春は忘れそ」。およそ千年前の平安時代から、この風が春を運んでくることを人々は知っていたようです。ひばりがさえずる頃に吹く「雲雀東風」など地方によって異名がありますが、広く親しまれていた春風です。さて、今日も薬師寺管主、村上太胤猊下のご本「仏法の種まき」から六波羅蜜の...

「布施」とは、自分のためではなく、相手のために尽くすこと

  「布施」 相手のために尽くすこと  こんにちは。今日は旧暦の1月26日、友引(甲辰(きのえたつ)  「水温む(みずぬるむ)」季節  「水温む(みずぬるむ)」季節となってきました。春先になると川や池などの水に「どことなく春の暖かさを感じる」、そんな気配を感じます。たしかに春まだ浅い水辺に立つと、水の動きや色合いに、冬と違った趣があります。冬の間は手を切るようだった水道の水に温かさを感じることで、春の到来を知ることもあります。「温む」という言葉には、冷たい冬から解き放たれる喜...

桃源郷を探しに  日本の七十二候「桃始笑」

  日本の七十二候「桃始笑」(ももはじめてさく) 桃源郷を探しに  こんにちは。今日は旧暦の1月25日、先勝(癸卯(みずのとう)。 東北大震災から七年が経ちました。まだまだ、復興されていない所も多々あると聞いています。いち早い復興で、笑顔が取り戻せることを祈っております。また、多くの方々のご冥福をお祈りいたします。  梅が終わると桃のころ   梅の花ももうじき終わり、庭先では沈丁花が香りほのかに咲きだします。今年の桜は早いのでしょうか? 桜までの...

「なんと!ご本尊の中から出てきた巻物に・・・」 最近一番びっくりしたこと ②

   なんと!ご本尊の中から出てきた巻物に・・・  こんにちは。浄住寺のご本尊の胎内から巻物が・・・。巻物に何が書かれているのでしょうね。巻物を取り出してから三日後、関係者が集り、ご開帳。さて、何が書かれているのでしょうね?今日も、松久宗淋佛所の松久佳遊さんのブログより。  https://youtu.be/5mfywO-bYy8  何が出てきたか?  つづきです。(前回はこちら)で、何が出てきたか。 ...

「大変!ご本像の中から・・・」 最近の一番びっくりしたこと①

  最近のビックリしたこと  こんにちは。1月19日に書きました「浄住寺のご本尊 ご招魂抜き」のご本尊。松久宗琳佛所に修復のためにお預けしました。 2月17日のこと、松久さんより連絡があり、「すごいのが出てきました。来れませんか?」LINEで送られてきた動画と写真にびっくり。ご本像、本体には南無阿弥陀仏と書いた紙がいっぱい。そして、ご本尊の底を開けると・・・。 なんと、納入品、巻物を含めて5点もあるではないですか。 以下、松久佳遊さんのブ...

春とは、人との出会いや別れの時

   古来より花に託して心を伝えてました  こんにちは。今日は旧暦1月22日、仏滅(庚子(かのえね)。月齢21.2、下弦の月ですね。 薬師寺管主 村上太胤猊下の書です。「華をもって信(たより)と為す」 ---春の別れは藤つつじ 人の別れはただ涙--- 親しい人との別れは悲しいものです。その家族に対しても言葉では通じない時が多いです。ただ黙って花を捧げる。 古来より日本人は、花に託して心を伝える信...

明王の役割・由来・見られる寺院・主な尊像

明王の役割・由来・見られる寺院・主な尊像まとめ
明王は、非常に強い力を持ち、悪を打ち砕いて、仏法を守る仏様です。明王と聞いて思い浮かぶのは、髪を逆立てた恐い顔をしている仏像ではないでしょうか。ここでは明王がどのような仏様で、どのようなご利益を賜われるのか、お話したいと思います。 明王の由来・役割 「明王」は、仏教の中でも密教から生まれた仏様と広く信じられています。密教は7、8世紀ごろインドで起こり、唐代に中国に伝わりました。そして日本には平安初期に空海・最澄によって伝えられ、広く信仰された大日如来を本尊とする深遠秘密の教えだと言われています。そのため、密教における最高仏尊「大日如来」の命を受け、仏教に未だ...

毘盧舎那仏の役割・由来・見られる寺院

毘盧舎那仏の役割・由来・見られる寺院・レプリカ通販可否まとめ
日本を代表する観光地、奈良県の東大寺にある「奈良の大仏」はいつも修学旅行生や観光客に囲まれています。賑やかな人々をそっと見守っている奈良の大仏こそが、「毘盧舎那仏」です。多くの人が一度は見た事があるであろう、毘盧舎那仏についてお話しします。 毘盧舎那仏の由来・役割 毘盧舎那仏のお話をする前に、仏教の宗派について触れておきます。仏教の世界には色々な考え方があり、それによっていくつかのグループに分かれています。これが所謂「宗派」というもので、毘盧舎那仏は仏教の「華厳宗」という一宗派の中で崇められている仏様です。その華厳宗が日本に伝わったのは8世紀、日本は聖武天皇...

今日は、二十四節気の「啓蟄」(けいちつ)です。

  二十四節季「啓蟄」  こんにちは。「啓蟄」、七十二候では「蟄虫啓戸」(すごもりのむしとをひらく)で意味は同じ。旧暦の今日は、1月19日、まだまだ寒さを感じる頃。旧暦の3月6日はというと、今の4月21日。季節感が難しいですね。 蟄虫は冬ごもりをしている虫、蛇や蛙なども含めた小さな生き物をさします。「蟄(ちつ)」は虫たちが土中で冬ごもりをすること。人間だと、家に閉じこもって「寒いよ~」って出てこないさまです。でも、春の暖かさを感じてくると「啓(けい)」、開くという意味。 ...

素敵な言葉「恐れ入ります」

  素敵な言葉「恐れ入ります」  こんにちは。3日のお雛様の日に、国立文楽劇場大ホールで、山村若女師匠の下、山村流上方舞「第三十回 若水会(おちみずかい)」に僭越ながら、祝言揺「高砂」を男三人衆で舞わしていただきました。家元も「廓萬歳」で舞われた大舞台。地歌も、長唄、三味線、囃子方すべてが一流のみなさま。そんな中で舞っていいのでしょうか。でも、本当に失礼ながら。生意気にも「せり上がり」臨場感いっぱいの中、楽しませていただきました。舞終わって、邦楽のみなさまにご挨拶。その時に、お一人から「とて...

修二会の「お水入り」 ご存知ですか?

  なぜ「お水取り」っていうのか知ってますか?  こんにちは。旧暦の1月19日、先勝(丁酉(ひのととり)月齢は18.2です。 1日より、東大寺二月堂の修二会(しゅにえ)が2週間にわたり始まりました。東大寺のながい歴史にあって、二度までもその大伽藍の大半が灰盤に帰してしまった時ですら、修二会だけは「不退の行法」として、1250有余年もの間一度も絶えることなく、連綿と今日に至るまで引き継がれてきたそうです。  「お水送り」  先日、奈良、東大寺の「お水取り」を書いたら「...

お雛さま 二段目の三人官女は何を持っていますか?

  今日はひな祭り。  こんにちは。今日はひな祭り。旧暦では1月16日の仏滅(甲午(きのえうま)月齢は15.2. 3月3日は「上巳」「桃の節句」などと言われ、厄を人形に移して祓った「流し雛」の風習がありました。それらが発展し、雛人形を飾り女の子の健やかな成長と幸せを願う現在の「雛祭り」となりました。   さて、雛人形、一段目は?  一番上段は『お内裏さま』といってお殿さまとお姫さまは夫婦の理想像、天皇さま、皇后さまのよう良縁にめぐり...

「桃の節句」の起原は大変古く、平安時代に遡ります。

   もうじき「桃の節句」  「桃の節句」の起原は大変古く、平安時代にまで遡ります。昔の日本には五つの節句(人日・上巳・端午・七夕・重陽)があり、当時この行事は貴族の間では、それぞれ季節の節目の身の穢れ(けがれ)を祓う大切な行事でした。その中の一つ「上巳(じょうし)の節句」が後に「桃の節句」となります。平安時代、上巳の節句の日に人々は野山に出て薬草を摘み、その薬草で体のけがれを祓って健康と厄除けを願いました。この行事が、後に宮中の紙の着せかえ人形で遊ぶ「ひいな遊び」と融合し、自分の災厄を代わりに引き受けさ...
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