和の徒然 | 和の素敵 - Part 7
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和の徒然

2月 どうして「如月」とよぶのでしょうね?

(浮世絵:月岡芳年・二月梅やしきの浮世絵)   今日から二月、如月です。 こんにちは。平成30年(平成も今年で終わりですね)も、先日、正月を迎えたかと思ったら、1月、睦月も過あっという間に過ぎてしまいました。月日が過ぎゆくのは、本当に早いですね!って思いませんか。  さて、「きさらぎ」など日本古来の各月の呼び名を、「和風月名」と呼びます。1月は睦月(むつき)、3月は弥生(やよい)と呼ぶ言い方。こうした言い方は古くからあり、奈良時代に書かれた「日本書紀」に「きさらぎ」や「やよい...

藍染めの藍と山藍の藍、そして小忌衣(おみころも) 嵐山 祐斎亭にて

  藍染めの藍と山藍の藍。  こんにちは。嵐山の祐斎亭、奥田祐斎さんを訪ねるといつも知らない話をいっぱい教えていただけます。今回は、来年、陛下の即位の礼の話から平成の即位の礼の全記録という雑誌を見ながら話が盛り上がりました。  さあ、一緒に楽しみましょう。  ここから祐斎さんのお話し。  日向に咲くのが、藍染めの藍。日陰に咲くのが、山藍の藍。神社に森があるでしょう。山藍は、その森の日陰に生育するんです。自然に自生して...

お仏壇とご先祖さま、とても大切なもの

(季節外れの睡蓮ですいません)神も仏も  こんにちは。昨日は、神宮へ正式参拝、お参りをさせていただきました。とても大勢の方がお参りに来られてました。まだまだ日本も捨てたものではないなと一人で思いながら、観光バスが次から次へ。どのくらいの心事を思いながらお参りに来られてるのでしょうね。そんな中、私たちの一人の若い女性が神宮大麻を買われました。「お部屋に置くところないけど、お部屋でお祀りしたいから」「毎朝、手を合わさないかもしれないけど」「お社ないけどいいかな」いいですいいです、お社なくても。 ...

福寿草 春はそこまで

   きいろいひかりみたいな福寿草。  もう一つの名前は。元日草。 旧暦のお正月(今年は2月16日)が近づく、ちょうど今ぐらいの時期、まっさきに咲いて、春をおしえてくれる花でした。 旧暦の元日はもっと春めいていて、新しい季節の気配がしてうれしかったろうな。初春。迎春。できたての春。 一月も終わり頃、つめたい風が、パリンと音をたてて凍るような青空の下、福寿草が土をぬくめるように、暖かい色で咲きはじめます。 福寿草...

鵺(ぬえ) 頭は猿、胴は狸、手足は虎、尻尾は蛇 ご存知ですか。

         「鵺退治」画・一勇齋国芳(歌川国芳)ボストン美術館所蔵  日本に伝承される妖怪、物の怪「鵺」  こんにちは。日本には昔から妖怪がたくさん伝わています。子供たちの間では、アニメの「妖怪ウォッチ」で大ブームになりました。私たちの時代はもちろん、水木しげるさんの「ゲゲゲの鬼太郎」。他にも「妖怪人間ベム」、「早く人間になりたーい」って。日本人と妖怪は遥か昔から、...

阿茶の局→徳川和子→御水尾天皇→隠元禅師→鉄牛禅師→葉室頼隆

  二つのお寺  偶然ですが、かねがねご依頼のあったお寺へ続けざまに行っていました。片や京都 西京区の葉室山浄住寺そして片や東京 江東区の龍徳山雲光院全く場所も宗派も違う二つの寺ですが、不思議な接点があるように思いました。浄住寺の縁起は平安時代9世紀に円仁(慈覚大師)の創建で常住寺と号していましたが、13世紀に公卿 葉室家の菩提寺として浄住寺と改められ今に至ります。江戸時代初期に葉室頼孝が黄檗宗萬福寺の創建に力を尽くした鉄牛禅師に帰依した事により黄檗宗の寺となり浄住寺...

万華鏡を知る~昔ながらのおもちゃ~

万華鏡を知る~昔ながらのおもちゃ~
万華鏡というと、どのようなものを思い浮かべますか?手に納まるぐらいの大きさで、筒の周りに綺麗な千代紙が巻きつけられているものではないでしょうか。実は万華鏡にも色々と種類があるのです。今回は各地の美術館や博物館、販売店をご紹介します。 仙台万華鏡美術館 まずは、東北の宮城県仙台市にある美術館です。秋保温泉郷近くに建っているため、秋保温泉の隠れた名所として、知る人ぞ知る美術館となっているようです。オープンは1999年の8月で、国内外の万華鏡が展示・販売されています。万華鏡の手作り教室が頻繁に開催されており、ネットショッピングでも万華鏡が買えるようになっています。 手に触れられる万華鏡...

和の食器で、より一層食事を楽しもう〜食器の部分名称&おまけ知識〜

和の食器で、より一層食事を楽しもう〜食器の部分名称&おまけ知識〜
 和の食器は非常に種類が多いのですが、どんな種類・形状であっても、面白いことに部分名称は同じように呼ばれているのです。代表的な部分名称をご紹介するとともに、和の食器を楽しむためのおまけ知識をご紹介したいと思います。  和の食器の部分名称を知ろう! お椀、お皿、お鉢・・・と様々な種類がある和の食器ですが、部分ごとの名称は共通しています。さっそく、みていきましょう!①見込み(みこみ) 器の内側全体のことを見込みと言います。特に、内側の底の中央を指すこともあります。②口縁(こうえん) 別名、口造りとも呼ばれています。器に口を...

「出山釈迦」ご存知ですか。

  「出山釈迦(しゅっせんしゃか)」  こんにちは。昨日の浄住寺、ご本尊の修復の時に一緒にお出ましいただいた「出山釈迦」 仏教の開祖、お釈迦さまは6年間の苦行を試みました。しかし、肉体をさいなむことの無益さをさとって山を出たといわれています。その様子を表現した像といわれています。6年間の苦行により、頬がこけたお顔。衣は自然の木で作られています。  苦行とは  お釈迦さまの苦行とは、6年間もどんなことされていたのでしょうね。 ...

二十四節気 「大寒」(だいかん)、そして二十日正月

今日は大寒、そして二十日正月  こんにちは。寒い寒い、やっぱり今日はとっても寒いですね。大寒で、二十日正月だから。お正月も今日でおしまい。むかしはお正月の祝い納めとして、仕事は休み、遊び楽しむ習わしがありました。新年、働きづめだった主婦が、この日は里帰りして休み風習もありました。正月の残りの魚の頭や骨を使って、団子や鍋料理をつくって正月を終えるので、「骨正月」とか「団子正月」とも呼ぶそうです。  大寒のこの日に「大寒の瞬間」があります。太陽黄経で300°になる...

日本三古湯をご存知ですか?温泉の歴史に触れてみましょう。

日本三古湯をご存知ですか?温泉の歴史に触れてみましょう。
日本には多くの温泉が存在します。環境省自然環境局によると平成28年3月末時点で日本には温泉地(温泉がある宿)が3084か所存在しているようです。今回は、その中でも最も古く歴史がある「日本三古湯」についてお話をします。 日本三古湯について 日本三古湯と言っても、実は説は二つあります。一つは「日本書紀」や「風土記」の記述に基づく愛媛県の「道後温泉」、兵庫県の「有馬温泉」、和歌山県の「白浜温泉」の三つで、一般的に三古湯が紹介される場合、この三古湯を指します。もう一つの説は『延喜式神名帳』に基づくもので、こちらでは愛媛県の「道後温泉」、兵庫県の「有馬温泉」、福島県の「いわき湯本温泉」の三つ...

浄住寺のご本尊 ご招魂抜き

  浄住寺のご本尊  浄住寺のご本尊、釈迦如来坐像。ご本堂の再興が1687年に葉室頼孝卿と鐵牛禅師、お二人により行われたといわれています。約330年、ご本堂にお座りのままのご本尊。この度、仏師、松久佳遊さんにお願いして、ご修復をさせていただくことになりました。 330年、こんな日を迎えられて感激です。 ご住職の招魂抜きの法要。  ご本尊と台座。今まで、申し訳ございませんでした。 ...

花見は日本の伝統行事。その由来を知っていますか?

花見は日本の伝統行事。その由来を知っていますか?
桜の開花宣言がされ始めると、春の訪れを感じます。桜を見るだけでなく、新入生や新社会人の歓迎会などでも、花見は恒例行事です。では、花見はいつから行楽行事になったのでしょう?日本の伝統行事とも言える花見が始まった由来を探ってみましょう。 花見はいつから行楽行事となったのか? 花見が始まったのは奈良時代からと言われています。現代の私たちは、花見といえば、「桜」ですが、当時は梅の花だったそうです。平安時代になり、梅の花ではなく、桜の花の下で、貴族が歌を詠んだり、宴を催したりするようになりました。この時代は、貴族の楽しみとなっており、まだ一般的な行楽行事ではありませんでした。一般庶民も行楽行...
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