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和の徒然

日本の七十二候「菜虫化蝶」(なむしちょうとなる)

  日本の七十二候「菜虫化蝶」(なむしちょうとなる)   菜の花畑に紋白蝶が飛びかう光景。 愛おしいですね。 春ですよ、春!       青虫が羽化して、紋白蝶になる時期です。 「菜虫」は菜を食べる虫ということで、青虫、つまり紋白蝶の幼虫をさします。   幼虫から蛹になり、成虫になってはばたくまで、劇的に姿を変えていく蝶。 「夢見鳥」「夢虫」などの異名を持っています。 紋白蝶のほかにも、色とりどりの種類の蝶が舞い始める季節。 どの蝶も夢を見ながら飛んでいるようですね。   でも、都会で紋白蝶を見...

行ってみたい「猪目洞窟」(いのめどうくつ)

  現世から黄泉への入り口「黄泉の穴」と伝えられる「猪目洞窟」   天井から水滴がしたたり落ち、波の音だけが洞窟に響き渡ります。日本海に面した断崖絶壁に、不気味に口をあけているのが猪目洞窟です。        「黄泉の国は海の向こうの暗黒の世界。二つの世界が接する黄泉の穴は人を寄せ付けない場所だった」(藤岡大拙先生)   発見は偶然だったそうで、昭和二十二年、船着き場を整備するため土を掘り下げると、なんと、ポッカリと洞窟の穴が開いたそうです。弥生時代から古墳時代の人骨が20本近く見つかり、木の棺や貝のブレ...

日本の七十二候「桃始笑」(ももはじめてさく)

  日本の七十二候「桃始笑」(ももはじめてさく) 東北大地震から二年が経ちました。   まだまだ、復興されていない所も多々あると聞いています。いち早い復興で、笑顔が取り戻せることを祈っております。また、多くの方々のご冥福をお祈りいたします。   みなさまは、梅、桜、そして桃、好きな花は? 私は「桃」です。 桃が咲きはじめるころです。   桃といえば、三月三日の桃の節句ですね。現代の暦では少し早いようですが、、旧暦ですとちょうど花の盛りだったのでしょうね。   桃は、枝にそってたくさんの花をつけるの...

「おくどさん」って知ってますか?

  「おくどさん」って、京都などでは、竈(かまど)そのものを意味するんですね。関西では「へっつい」と呼ばれることが多いです。   衣食住の食生活する一番大切な場所として竈(かまど)があり、土間で煮炊きする所です。       竃、見たこと、使ったことありますか。   都会の人たちは、もう見ることないでしょうね。そういえば、田舎のおばあちゃんの所にあった、って覚えてる人も少ないかな。   竃で炊いたご飯の美味しいこと!一度は、竃で炊いたご飯、食べてみてくださいね。どこで食べれるのかって?私も探して...

「扇子」って?

  昔から使われてきた扇子は、実は日本人が考え出した便利グッズなんです。 中国で発明された団扇が日本に伝わってきてから100年くらいの間に、折りたたんで携帯しても便利に使えるように団扇をもとにして作られたものです。   平安時代より昔に発明されたといわれている扇子ですが、一番初めに作られたタイプのものは、同じような厚さと幅に切った木を扇形に夜路ゲルことができるように穴を開け、糸を通して作られたそうです。現在でも薄く切り、色々な模様が掘り込んである白檀(びゃくだん)の木でできた扇子は人気があります。        初めは団...

出雲大社の平成の大遷宮は5月10日です

  昨日、神宮式年遷宮の日時を書きましたので、今日は出雲大社の平成の大遷宮を、日時は2013年5月10日です。       5月12日~6月9日まで、神楽や能、狂言、雅楽などの伝統芸能を中心にいろいろと計画されています。   マーク・エステルさんは、5月31日に「絵と音と舞のコンサート(出雲に捧ぐ)」で映像を提供されます。31日に一緒に行きませんか! http://matome.naver.jp/odai/2135753132107394301   さて、今まで出雲大社と伊勢神宮の遷宮が重なったことはないと...

日本の二十四節気「啓蟄」(けいちつ)

  「啓蟄」、七十二候では「蟄虫啓戸」(すごもりのむしとをひらく)で意味は同じです。   蟄虫は冬ごもりをしている虫、蛇や蛙なども含めた小さな生き物をさします。「蟄」は開くこと。まるで、家の戸を開いて顔を出したような表現です。 小さな命にも、あたたかいまなざしをそそいでいたことがかんじられますね。       この時期の風物詩といえば「土筆」(つくし)です。   陽気に誘われるようにして、土の上にかわいい顔をのぞかせます。昔から親しみをこめて「土筆坊」って呼ばれてきました。「杉菜」の胞子茎ですが、緑の杉菜が...

「お水入り」ってご存知ですか

  なぜ「お水取り」っていうのか知ってますか?   先日、奈良、東大寺の「お水取り」を書いたら「お水入り」のことをコメントで教えていただきました。 初めて知りました「お水入り」そして、なぜ、「お水取り」というのか!     「お水送り」とは、福井県小浜市 神宮寺・遠敷川(鵜の瀬)で行われます。 春を待つ東大寺二月堂修二会のお水取りは有名ですね。この「お水」は若狭から送られるものです。 天平の昔し、若狭の神宮寺から東大寺に行かれた実忠和尚(じっちゅうかしょう)が大仏開眼供養指導の後、二月堂を創建されました。そこで、修二会をはじめて...

春を告げる「お水取り」

    古都・奈良に春を告げる東大寺二月堂(奈良市)の修二会(しゅにえ=お水取り)が1日、本行に入りしました。   二月堂の舞台では、「練行衆(れんぎょうしゅう)」と呼ばれる僧侶たちを先導する「お松明(たいまつ)」が豪快に火の粉を飛ばし、夜空を焦がします。         修二会は奈良時代から途絶えることなく続き、今年で1262回を数えます。   午後7時すぎ、鐘の音を合図に、長さ6メートル、重さ40キロの燃えさかるお松明を担いだ童子(どうじ)が練行衆を先導。お松明を舞台で豪快に振り回...

「日本は瑞穂の国だ」

  昨日の安倍晋三首相施政方針演説の一つにある言葉です。   「日本は瑞穂の国だ。棚田の風景や伝統文化のある美しい故郷を若者たちが守り、未来に希望を持てる強い農業を創っていく。」         棚田や伝統文化を守っていく!とっても嬉しい言葉ですね。 でも、「若者たちが」ではなくて、「我々が」ですよね。我々が、これからの若者たちのために、何をしなければならないか、何をちゃんと残していかなければいけないのか。   日本の古来から延々と続いている、素晴らしい心、事、物などをちゃんと引き継いで行かなけ...

「油 箪」(ゆたん)って知ってますか?

  油 箪(油 単とも書くそうです)って知ってましたか?私は物は知ってましたが、油 箪と言うとは知りませんでした。   昨日、素敵な方から教えていただきました。         「ゆたん」とは、油紙・木綿などでつくられた、 箪笥・長持ち等を汚れから守る、道具のおおいの事です。 昔は、床や畳を汚さない為に、燭台などの下に敷いた、油引きの紙や、布の事をいいました。その後、諸道具を旅などで持ち歩く際に、汚れないようにする おおいをいうようになりました。お琴のおおい、また、獅子舞で人が被り舞う胴幕(かや)もゆたん...

「横切りしぐさ」ってご存知ですか?

    「江戸しぐさ」って聞いたことありますか? 「横切りしぐさ」も「江戸しぐさ」のひとつです。       よき商人として、いかに生きるべきかという商人道で、人間関係を円滑にするための知恵でもありました。江戸時代は、260年以上もの間、戦争のない平和な時代が続きました。その平和な安心な社会を支えたのが「江戸しぐさ」という人づきあい、共生の知恵です。   大相撲。関取たちの土俵入り。花道から次ぎ次ぎに土俵に上る際、右手を手刀のように軽く振る。審判員や観客の前を横切る挨拶。この手刀、勝負に勝って賞金の入った...

日本の七十二候「草木萌動 (そうもくめばえいずる) 」

    草木が芽を吹きはじめる頃です。   いよいよ春めいてきました。   地面からは、草の芽がいっせいに萌え出てきます。 これを「草萌え」とか「下萌え」といいます。 また、冬を越した樹木の冬芽が膨らみ始めます。 そんなころの晴天は「木の芽晴れ」。 ほかにも、「木の芽雨」「木の芽冷え」「木の芽風」・・・・・・ 人々は木の芽をとおして天候を感じていたようですね。   きっと、心の中にもみずみずしい思いが萌え出るような気持ちで、見守っていたのでしょう。   萌える、草冠...
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