和の徒然 | 和の素敵 - Part 71
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和の徒然

事代主神は一言主神と同一?

  事代主神は一言主神と同一?事代主神をもっと知りたくなりました。国譲り神話の前にはどうされていたのか?  事代主神の最初の本拠地は葛城(奈良県御所市)の下鴨神社(鴨都味波八重事代主命神社)とのことです。ここで事代主神は最初、葛城川の岸辺に季節毎に祭られる田の神でした。それがやがて、同じ葛城におられ、叔父様に当たる一言主神の神格の一部を引き継いだのか、託宣の神としての性格も持つようになります。私は事代主神は一言主神と同一と思っていたけど・・・神話って何が正しいのか解らなくていいと思ってます。いろいろな説があるからワクワクするんですね。先を進めます。事代主神は...

建御名方神と建御雷之男神の勝負

  昨日は旧暦の10月10日。出雲の地には八百万の神さまがお集まりになられました。この一年の男女のご縁と農作物の収穫の話し合いをされています。なぜ、出雲に八百万の神さまがお集まりになるのでしょうね?伊勢神宮ではなくて。なぜだろう、調べてみよう。  さて、国譲りの使者が二度も失敗してしまった天照大御神、このまま黙っているわけはありません。最強の武神をつかわされます。舞台は出雲の稲佐の浜。大国主命の前に建御雷之男神(タケミカツチノオノカミ)が現れました。高天原が送り込んだ三番目の使者で、強力な武神です。建御雷之男神は剣の柄を海に刺して立て、刃の切っ先の上に胡坐を...

「カモ」という名をもつ氏族は、日本古代史を語るうえで重要なキーワードです。

  大国主命の娘、下照比売(シタテルヒメ)と結婚した天岩日子(アメノワカヒコ)、高木神(タカギノカミ、高御産巣日神のこと)が放った矢で胸を射抜かれて死んでしまいます。国譲りのお話から少しづれます。天岩日子の葬儀の時の箏です。下照比売の兄である阿遅鉏高日子根神(アジスキタカヒコネノカミ)が葬儀に訪れます。この阿遅鉏高日子根神、天岩日子にそっくり。天岩日子の父神の天津国玉神や下照比売は天岩日子と間違えてしまいます。  この阿遅鉏高日子根神、あまりなじみのない神さまかもしれませんが、実に多くの神社に祀られているのです。阿遅鉏高日子根神の別名は「迦毛大御神(カモノオ...

国譲りのお話がはじまります。

  大国主命が精魂込めてつくりあげた国「葦原中国(あしはらのなかつくに)。ここから、国譲りのお話がはじまります。天照大御神は、天から見ていて「葦原中国」を自分の子に治めさせようと思い立ちます。何て勝手な話でしょうか。でも、この思いつきが国譲り神話につながります。  ちなみに「葦原中国」といわれていたのが「豊葦原之千秋長五百秋之瑞穂国(とよあしはらのちあきのながいほあきのみずほのくに)と、 とっても長い名前になってしまいました。これは「五百年も千年も長く久しく稲穂の実る美しい国」という意味があります。他にも諸説ありますよ、探して見てください。天照大御神は使い...

少名毘古那神はとつぜんいなくなってしまいます。

  大国主命の国作りの途中で、その仕事の肝心のパートナー、少名毘古那神はとつぜんいなくなってしまいます。一説には、常世の国(古代人が描いた海の彼方の理想郷)へ帰っていったといわれています。でも、なんで突然いなくなったのでしょうね。だれか教えてください。大国主命は「私一人ではこの国をつくることなんてできない」と嘆いていました。すると、また、海を光で照らしながら不思議な神さまが近づいてきました。そして「私をきちんと祀るならば、一緒に国をつくりましょう」と厳かに告げました。大国主命が「それならば、どこにお祀りすればいいのでしょうか」とお尋ねになると、その神さまは「私を大和国の、周囲を...

大国主命の国づくりがはじまります。

  大国主命の国づくりがはじまります。大国主命が出雲の美保の御前(みさき)にいらっしゃるとき、ガガイモというつる草の実の莢を舟にし、蛾からすっぽり剥ぎ取った皮をそのまま服にして、波に運ばれてやってくる神さまがいらっしゃいました。  この珍妙な神さまは、名前を聞かれても答えず、そこにいた神たちの中にも、知っているものがいませんでした。ただヒキガエルのタニグクが「案山子の久延長毘古(クエビコ)が知ってるでしょう」と言ったので、呼んで聞いてみると、「天にいる神産巣日神(カミムスヒノカミ)の子で、少名毘古那神(スクナビコナノカミ)です」と答えました。さっそく天にこの...

須佐之男命(スサノオノミコト)から逃げるときに持ち出したものは何でしょうか?

  大国主命は、いつの時代でもとても篤く信仰されていますね。大国主命(オオクニヌシノミコト)が須佐之男命(スサノオノミコト)から逃げるときに持ち出したものは何でしょうか?正解は「生太刀(いくたち)」「生弓(いくゆみ)」そして「天の詔琴(あめののりごと)」ですね。   「生太刀」「生弓矢」は政治的支配力。「天の詔琴」は宗教的支配力を意味しているといわれています。琴という名はそもそも「詔(みことのり)」からきたといわれ、古来より日本人のとっては神さまからのメッセージ、また神さまにこちらの思いを伝える、宗教的な意味合いをもつ楽器でした。   こうして政治的...

大国主神(オオクニヌシノミコト)の新たな試練

  大国主神(オオクニヌシノミコト)の新たな試練は、 義理の父になった須佐之男命(スサノオノミコト)からあたえられます。???大国主神は須佐之男命の六代後の孫にあたるのに・・・まあいいか、難しく考えないでおきましょう。須佐之男命は大国主命を試すために蛇の洞窟で、そしてムカデと蜂の洞窟で夜を明かすように求めます。大国主命は心を通じた須佐之男命の娘、須勢理毘売(すせりびめ)から蛇を追い払う呪力をもった領巾(ひれ) などのおかげで無事窮地を脱します。  さらに須佐之男命は野原に矢を放ち、大国主命に矢を拾ってくるように命じ、周りから火を放ちます。大国主命は炎に包...

大国主命の二つ目の名前「葦原色許男(あしはらのしこお)」です

  大国主命の二つ目の名前「葦原色許男(あしはらのしこお)」ですが、八十神のご兄弟たちから逃げて、「須佐之男命(スサノヲノミコト)」がいらっしゃる「根の堅州国(ねのかたすくに)」へたどりつきます、その時に、須佐之男命(スサノヲノミコト)が大国主命をごらんになっておっしゃた名前です。「しこ」という音に「色許」をいう漢字をあてていますが、これは「醜」と同じことです古代の「醜」は褒め言葉であるそうで、「葦原中国のいい男(あしはらのなかつくに)」という意味と考えられています。そして、地上界の強者という意味もあるそうです。最高にいい男ということですね。   ...

大国主命の八十神のご兄弟たちの嫉妬

  「女より男の嫉妬の方が恐ろしい」といいますが、大国主命の八十神のご兄弟たち、この嫉妬の話を読むと、本当ですね。怖い怖い!  八上比売と大国主命が結ばれたことを知った兄弟神は怒り心頭。嫉妬にかられた挙句に大国主命を殺そうとまで考えます。因幡国からの帰り道、伯耆の国の手間の山の麓にいくと「この山に大きな赤い猪がおる、わしらは山から追ってくるので、お前は下でそれを捕まえろ!逃したら殺すぞ!」と言われた大国主命、山の麓で猪を待っていると大きな赤い物体が?! 「猪だ!」そう思った大国主命は、それを抱きかかえ捕まえますがそれは猪ではなく、兄弟神が山上で焼いた真っ赤...

「大国主命」は、いくつの名前をもっているでしょか?

  「大国主命」は、いくつの名前をもっているでしょか?大穴牟遅神(オオナムジノカミ)葦原色許男神(アシハラシコオノカミ)八千矛神(ヤチホコノカミ)宇都志国玉神(ウツシクニタマノカミ)とあわせて5つの名前があります。古事記にちゃんと書いてありますよ。「国を治める大いなる神」という意味を持つ大国主命という名にたどり着くまで、大国主命はさまざまな困難に遭い、それを乗り越えるごとに新たな名を得ていくのです。  さて、大国主命の最初のお話はやっぱり「稲羽の素兎(因幡とも書いてあります)」のお話。みなさん、この神話、よく知ってますよね。でも?って思いません。白兎ではなく...

神さま、どなたがお好きですか?

  みなさまは、あまたいらっしゃる神さまの中でどの神さまがお好きですか? 私は天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)と大国主命(オオクニヌシノミコト)です。   天之御中主神、「古事記」では、天地開闢(てんちかいびゃく)の際に高天原に最初に出現した神であるとされています。 現れてすぐに姿を隠され、性別のない「独神」(ひとりがみ)といわれています。 最初に生まれた神さま。 そして、すぐに姿を隠された神さま。 だから、これ以上のことは何もわからない神さま。 何もわからないから興味津々。 私の大好きな神さまです。   そして大国主命、大黒さまです...

今日は「和の素敵」一周年です。

  11月、霜月に入りましたね。 日毎に寒さが増してまいりました、みなさま風邪などひかれませんように。   さて、昨日も書きましたが、11月1日は「和の素敵」にとって二年目の始まりの日。 一年間やってこれたのも、一重にみなさまのおかげです。 本当にありがとうございます。 これからも引き続き「和の素敵」を宜しくお願いいたします。 心ひき締めてまいります。 楽しみながらね!      今年は出雲大社と伊勢神宮の遷宮がありました。 私が思っていることなのですが、60年ごとと20年ごとの遷宮なのに、今まで一度も同じ年...
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