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和の徒然

家紋を楽しもう 今日の家紋は「梅鶴」 

  【梅鶴(うめづる)】 梅紋の種類の一つ「横見梅」をアレンジして鶴に。 梅鶴の初見は定かでは無いが、江戸後期頃には文様などでも見られるようだ。 葛飾北斎の『新形小紋帳』というものには様々な植物を鶴に見立てたものが掲載される。 もしかするとこの「梅鶴」などの見立て、擬態などの表現は北斎から始まっているのかもしれない。 (詳しく調べていないので実際はどうなのかは分かりません) 因みにこの「梅鶴」は紋帖によって形状が違う。 この梅鶴には「足が無い」が、紋帖によっては「足が有る」。 どちらもカワイイですよ。   紋...

能舞台の揚幕はなぜ五色なの?

  先日、ご縁をいただき奈良の能楽堂の揚幕(あげまく)を上げるお仕事をさせていただきました。 そもそも揚幕という名前も知らずにお手伝い。 揚幕とは、能舞台の下手、橋掛かりの突き当りにある演者の出入り口。 上げかたは、揚幕の両端についている二本の竹竿を使って真っ直ぐあげて奥に引きます。 この揚幕の奥にシテが装束や面をつける鏡の間があります。   さて、この揚幕、なんで五色の幕なのでしょうか。 五色とは、青(緑とも書かれてます)・黄・赤・白・紫の五色。 能舞台は南向きを本姿として、その構造には四神相応(しじんそうおう)の考え...

今日は初午の日、お稲荷さんをいただく日。

  産経新聞の「ひなちゃんの日常」というマンガにいつも教えていただきます。 今回は今日が初午の日、だからお稲荷さんをいただく日。 ??? 初午の日にどうしてお稲荷さん?   初午は、714年に伏見稲荷大社に祀られている、五穀をつかさどる農業の神、宇迦之御魂(うかのみたま)が旧暦の初午の日に伊奈利山(いなりやま)へ降臨されたといわれています。 (*伊奈利山:稲荷山のことで古くはこのように書いていたみたいです。もともと714年よりさらに古い時代に、伊奈利山の山麓で農耕を行っていた人がこの山をご神体として信仰していたと言われています。昔か...

千木が前と後ろで違うのに「何で?」ってくぎづけ。

  今日、「吉田神社」と斎場所「大元宮」へ正式参拝させていただきました。 大元宮の御祭神は天神地神八百萬神(あまつかみくにつかみやおよろずのかみ)。 吉田神道の教義により宇宙軸を現す大元宮は、始まりの神(虚無大元尊神)を中心に祀り、そこから生まれ来る八百万の神々を祀る事で、全国の神々を祀る社として、様々な御神徳をお授け下さいます。 大元宮でもっとも目を見張ったのが正面八角に六角の後方を付した本殿(重要文化財)はもちろんですが、それより私は千木。 千木は前方(南側)が内削(うちそぎ)、後方(北側)が外削(そとそぎ)になっていました。 棟に置かれた勝男木(かつおぎ)も独特...

守るべきものは守りたいですね。

  今日から事始め。 今年も和の心、宜しくお願いいたします。   年末年始にかけてさまざまな行事が行われてきました。 除夜の鐘に初詣、お節にお屠蘇、七草粥に初釜式・・・といった伝統行事はいずれも年末年始の風物詩。 同様の風習は日本各地で行われていますが、すがたを消したものも多いのでは。   除夜の鐘の音が騒音扱いされて、突かなくなったという話しを聞きます。 さらに時間を昼間に変更したところ、参拝者が増えたとか。 現代のライフスタイルに合わせたということでしょうが、本末転倒。 そもそも除夜の鐘は年の瀬から新年にかけて突くもの。 参拝者に突...

隣人愛に似た「和の精神」  ネルケ無方(禅僧)

  現代を豊かに生きる智慧は、かつての日本にこそ眠っています。   道元禅師の教えを純粋に行じるために設けられた修行道場、安泰寺は曹洞宗の寺院。(http://antaiji.org/ja/) ネルケ無方は安泰寺の堂頭(住職)です。 日本人より日本人らしい外国人のお一人です。 「世界が憧れた日本人の生き方」(天野瀬㮈著)にネルケ無方のお話も書かれていました。   「日本社会には、隣人愛に似た「和の精神」が根付いている。相手を思いやり、他人に迷惑がかかるような行いは極力しないようにつとめている。」 彼の夢は、一生を座禅に捧げ、自らの禅道場を持つ...

丁酉年  神々の国、日本

  明けましておめでとうございます。 今年は丁酉年、どのような年になるのでしょうか。 丁酉年をネットで検索するとたくさん載っていますからお任せするとして、これから大切なことは何でしょうか。   正月は、日本の神々に頭を垂れる機会がことのほか多いです。 神々に手を合わせれば、すがすがしく、ありがたいと思うのは私だけでしょうか。    民俗学者であり国文学者、歌人の折口信夫(しのぶ)氏は、日本古来のしきたりや年中行事を「生活の古典」と呼びました。 それは「日本民間生活の古い律法」であり、私たちは「くめども尽きぬ民族生命の歴史」をこの生活の古典から...

今日は新嘗祭。もう新米食べちゃったんですか?

  今日は新嘗祭。神々にその年の収穫の感謝とその恵みを自らも食して感謝する日ですね。 昔は穀物を献納し、神さまに新米を供えて初めて、人も新米を食べることができます。 そう、神嘗祭に新米を献納して、新嘗祭で初めて新米を食べることができるのです。 えっ!「もう新米食べました」って、本来は新嘗祭で初めて新米を食べるのですよ。   この新嘗祭、古くは飛鳥時代に皇極天皇がはじめられた祭事で、「新」は新穀、「嘗」はご馳走という意味です。   新嘗祭、勤労感謝の日でもありますが、この勤労感謝の日は元々が新嘗祭からはじまっているのですよ。 命の糧(五穀)を神...

今月の押絵教室は来年の干支「酉」

  今月の押絵教室。(11月12日(土)13時より) 来年の干支「酉」のカレンダーを一緒に作りませんか。 本当に一年はあっという間。 残り二カ月余りを素敵にすごすには、来年の準備をちゃんとしなければ。 先ずは手作り干支カレンダーからですよ! みなさまのお越しをお待ちしております。 詳しくはこちらから。 https://www.facebook.com/events/283593678701470/    ...

昔は物をとっても大切にしてたのにな!

  おはようございます。 今日から9月、単衣に衣替え。 いえいえ、秋らしくなってきたと言っても、まだまだ暑い毎日。 今日も、うすものです。   昔の人は着物をとても大切にしてました。 もちろん、着物だけでなく、すべてのものに感謝して、使えなくなるまで使ってました。 着物の最後は雑巾に。 供養まであります。 きっと、そこには魂が宿るのでしょうね。   でも、現在は、使ってるものがあるのに、新しいものが出たらすぐに買い換える。 そんな! 今まで使っていたものがかわいそう。 何かあると、「おい、頑張れ」「うつれ」「動け」って声かける...

日本人が決して失ってはいけないもの

  今、当たり前と思っていることの多くは、この60年にできたことがほとんど。 そう、少し前には今の当たり前などほとんどなかった。 でも、多くの人は今の当たり前を基準として、尺度として物事を考えているように思う。 いやいや、もっともっと広い大きな目で世の中を見て、物事を考えてみる時に来ているのではないか。 本当に大切なことに気がつかなければ!   渡部昇一さんの「決定版日本人論」にこのようなことが書いてありました。   私の見るところ、日本には、仏教の伝来や武士が支配するようになった鎌倉幕府など、五回の国体の変化があった。 しかし変化はしたが...

誇り伝えたい「利他の精神」

  リオのオリンピックも閉幕しました。(パラリンピックはこれから、みなさん頑張ってください!)選手、関係者、ご家族のみなさま、本当にありがとうございました。私も細川さんと同じように感動したのは、「ありがとうございます!」って選手のみなさんが口にしていたこと。 オリンピックの期間中は地球上に「ありがとうございます」の感謝の気が充満していたでしょうね。   細川珠生さんお話し(産経新聞・2016.08.24) 連日のリオ五輪での日本人選手の活躍が、これほどまでに喜ばしいことであったかと、改めて感じている。 メダル獲得数はロンドン五輪を超え、金メダル数も2桁という...

笑顔あふれる、楽しく素敵な地球になりますように。

  58歳を迎えることができました。 本当にみなさまのおかげです。そして、ご先祖さま、両親、ひづるに子どもたち、メイちゃんもクロエも。心から感謝申し上げます。ありがとうございます。 この一年、言葉に言えないぐらいすごかったです。これからもすごい日が続くと思います。(「すごかった」って変な言い方ですが、言葉が見つからず) 時分は何をしていかなければいけないのか。自分の宿命はなんなのでしょうね。 あと何年生きるのかわかりませんが。世界中の人たちが、あらゆる生き物も、空も海も木々も花、すべての自然も、そして目に見えないものも。笑顔あふれる、楽しい楽しい毎日が過ごせますよう...
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