霞(かすみ)と朧(おぼろ)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

 

 

七十二候 次候 霞始めて靆く(かすみはじめてたなびく)
2月24日~28日頃

霧やもやのため、遠くの山や景色がほのかに現れては消え、山野の情景に趣が加わる頃。

春に出る霧を霞(かすみ)と呼び、夜の霞は朧(おぼろ)と呼ばれます。

 

霞は、辞書によると

1. 空気中に浮かんでいるさまざまな細かい粒子のため、遠くがはっきり見えない現象。また、霧や煙が薄い帯のように見える現象。「―がたなびく」《季春》「指南車を胡地に引去る―かな/蕪村」

2. (「翳み」と書く)視力が衰えて、物がぼんやりと見えること。「目に―がかかる」

3. 衣類などが日に焼けて変色すること。「袖口の毛繻子に褐色(ちゃ)の―が来て居るのを」

4. 朝または夕方、雲に日光が当たって赤く見える現象。朝焼けや夕焼け。

5. 酒のこと。「―を入るる徳利一対」

 

朧は、漢字源によると

龍は、大きくかすんで、得体のしれないりゅうのこと。朧は、「月+龍」で、月が取り留めなくかすんでみえること。
と、ありました。
龍の大きさから来ているようですね。

 

春の夜の,薄絹に包まれたような柔らかな眺めをいいます。

春の宵独特の甘い雰囲気を醸し出している。

昼には霞と呼ばれるものがたちこめたまま,夕となり夜となることで,「夕朧」「朧夜」といわれるようになるのですね。

また,月があれば,「朧月」「朧月夜」といわれます。

 

柔らかくほのかにかすんで見える春の夜の朧月。

今宵、朧月夜に一献、いかがですか。

 

 



  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

Translate »