和の心 20150312 花街

「花街」とは。

 

 

「花街」とは、芸奴さんや舞妓さんが住んでいて、彼女たちと遊べるお店がある街のことです。

花街と書いて「はなまち」あるいは「かがい」と呼ばれています。

また、こうした街のことを、色街(いろまち)あるいは廓(くるわ)ということもあります。

京都では、芸奴さんや舞妓さんがいる五つの地域を総称して「五花街(ごかがい)」ということが多いです。

 

日本全国各地にも花街はあります。

一般的には寺社仏閣や港のそば、街道筋沿いなど、人が集まる場所の近くにあることが多いです。

有名な東京の浅草などは、そのよい例です。

参拝客のためにできた茶店などが発展して、花街になっていくことが多かったのです。

 

歌舞音曲でお客をもてなした女性たちは、古くは平安時代の白拍子(しらびょうし)にその起源を求めることができます。

花街として現代にも通じる形式をもつようになったのは江戸時代のことです。

江戸時代になり、治安の安定、経済の成長、文化の発展などの理由から日本全国に数多くの花街ができ、隆盛を誇るようになりました。

特に人口が増加し、働き手の男性が各地から集中した江戸では、吉原のように京都の島原を真似て政策的に作られた花街もありました。

 

その中で京都花街は、日本の文化の中心として特別の地位を保っていたことが、当時の資料からもうかがい知ることができます。

滝沢(曲亭)馬琴は関西地方を旅してその記録を残していますが、その中で「凡(およ)そ洛中の大半は皆奴院(ぎいん)」と、京都花街に感嘆の声をあげています。

 

私たちにとって、花街は実はとっても身近な場所です。

日本の多くの盛り場のルーツをたどると、花街として栄えてきた地域であることが多いです。

たとえば、大阪のキタやミナミ、東京では浅草、新橋、赤坂、神楽坂など、ネオンサインで明るい繁華街も、数十年ほど前には芸奴さんたちが行き交う、そんな風情ある街だったのです。

(文参考:おもてなしの仕組み:西尾久美子)

 

花街に遊びに行こうと思っても、とても敷居が高くてとんでもないと思っている人が多いのではないでしょうか。

そんな人は、花街を知ってる人に連れて行ってもらえばいいだけ。

きっと周りにいると思いますよ。

花街はとっても楽しい街です。

宜しければ一緒に遊びに行きませんか。

一度行くとあなたは花街のとりこになります。

最近は男性より女性の方が花街に遊びに行く人が多いとか。