舞妓さんの装束

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舞妓さんの装束は、友禅染の着物に帯が基本です。

着物は振袖で肩と袖には縫い上げがされています。(七五三参りの女児の着物などにこの風習は残っています)

着物の肩と袖にある縫い上げは、これはまだ子供であるという日本古来の風習で、地毛で結う京風の髷に花かんざしもたくさんつけて、あくまでもかわいらしさと幼さを強調しています。

帯は全長七メートルほどある長いもので、後ろ姿の美しさをだすためにだらりと長くたらした結び方をするので、だらりの帯といわれています。

 

この舞妓さんの装束は、江戸時代末期の京都の町娘の風俗であるといわれており、明治期の舞妓さんの写真と現代の舞妓さんとを比較しても、その衣裳にほとんど変化は見られません。

この理由について、ある置屋のお母さんは、次のように語ってくれました。

「そら、舞妓はんや芸妓はんの衣裳や髪型を、時代考証というのどすか、専門家の方が詳しいに見はったら、なんやおかしいと思わはるところがあるかもしれんどすなぁ。そやけど、長いこと続いてきた中で、舞妓はんらしい、芸妓はんらしい、かわいいなぁ、きれいやなぁと、思うてもらえるものが残ってきたのと、ちがいますやろか。」

 和の心 20150403 舞妓髪

 

舞妓さんと芸妓さんの装束は花街の長い歴史の中で、それぞれの職種の特徴、たとえば年齢や技能などにあわせて、もっとも美しくバランスがよいと思われる姿が残されてきたのではないでしょうか。

だから、現代の私たちが見ても、京都らしい伝統美と女性美をその装束から感じることができるのではないでしょうか。

(文:おもてなしの仕組み:西尾久美子さん)

 

花街を舞妓さんが歩いてると、やっぱり立ち止まって見てしまいますよね。

だれもが、その美しさに引き込まれてしまうのではないでしょうか。

いつまでも変わらないでくださいね。

 

 



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