日本の伝統文様 矢羽根(やばね)文様

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縁起の良い文様 矢羽根

 

矢羽根は矢の上部につける、鷲、鷹、鳶などの羽根のことで、「矢羽」(やば)ともいいます。

弓矢は儀礼や祝具、男子のお祝い事に使われました。

また、「破魔矢(はまや)」というように、魔をはらう意味もあり、さらには「的を射る」など、縁起の良い文様です。

形や羽の斑文の面白さから文様化され、並列した矢羽根が美しく意匠化されたものが、桃山時代の胴服にもみられます。

時代劇でよく見ますが、江戸時代、大名家の奥女中の制服として扱われていた文様ですね。

また、江戸時代に、結婚の際に矢絣の着物を持たせると出戻ってこない(射た矢が戻ってこないため)といわれるようになり、縁起柄とされるようになります。

そして、小紋などにも矢羽模様が使用されるようになり、矢羽模様をさして「矢絣(やがすり)」と呼ぶようになりました。

明治、大正時代には矢絣のお召と海老茶色の袴を組み合わせた衣装が女学生の間で流行し、「海老茶式部」と呼ばれました。

現在でも大学の卒業式の際に、袴とあわせる着物の柄として人気がありますね。

 

和の心 20150408 矢羽根文様

 

ありがとうございます。

 

今日から街中をちょっとだけ楽しんで見てみてください。

いろいろな所に矢羽根柄を見ることができるかもしれませんよ。

(矢絣写真:UME SAKURA:http://www.hakama-umesakura.net/y-coordinate/ycd2.html)

 

今日も最後までありがとうございます。

これからも和の素敵、宜しくお願いいたします。

他の文様:青海波矢羽根立湧松竹梅

 

 



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