和の心 20150504 ことわざ

ことわざを味わう(2)  神光山成願寺さまより

 


「管鮑(かんぽう)の交わり」 出典 列子

お互いの利害得失で友情関係が壊れたりしない間柄をいい、お互いに信頼している様子。

普通、人は、利害関係で繫がっている。それを超えた存在

(文:神光山成願寺:https://www.facebook.com/Jouganji.Aichi

 

「管鮑」の「管」は春秋時代の斉の管仲、「鮑」はその親友の鮑叔のこと。

親友であった管仲と鮑叔が共に商売をしたときに、貧しかった管仲は自分の分け前を余計に取ったこともあったが、鮑叔はそれを知っても一言も責めなかった。

それどころか、二人の友情は深まるばかりで、鮑叔は斉の宰相に管仲を推薦したり、管仲は「我を生みし者は父母、我を知る者は鮑叔なり」と語り、二人の友情は生涯変わることなく続いたという」故事に基づく。

また、『貧交行』で杜甫は「君見ずや管鮑貧時の交わりを、此の道、今人棄てて土の如し(貧しかった頃の管仲と鮑叔の、固く結ばれた友情をご覧なさい。今の時代の人々は、あのような友情を土くれのように捨ててしまった)」と詠んで、二人の親交を称えています。

(解釈:故事ことわざ辞典:http://kotowaza-allguide.com/ka/kanpounomajiwari.html

 

利害関係がないと人はつき合えないのでしょうか。

煩悩、我浴だらけが世の常。

どれだけそれらをなくせるか、一生追い続ける道でしょうか。