和の心 日本民族のもつ浄化力「禊ぎ」のすばらしさⅡ

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日本が「日本」である理由とは、いったい何なのでしょうか。

「日出づる国」とは「霊(ひ)出づる国」のことであり、「霊魂(みたま)の光が現れ、世の中を照らす」という意味になります。

では「霊」とはどのようなときに、どのようにして生まれて出づるのでしょう。

それが「禊ぎ、祓い」がなされたとき、ということなのです。

和の心 20150610 那智の滝2

邪気を祓うには、水に当たっているのがもっとも良いとされています。

1秒間に1兆回、回転している水の分子は、心身に大きく影響している幽体の情報を瞬時にキャッチし、一挙に流してくれます。

それを続けていくうちに、だんだんと幽体がきれいになり、輝いてくるのです。

病気になったり、災難に遭ったりするのは、幽体が浄化されていないからです。

まず、幽体を清めることからです。

清めるのに適している場所は、滝や川の渓流といった水が白く泡立って、水しぶきが立ち上がっているところ。

そういった場所の水の分子はスピンし、エネルギーが強いといわれています。

このようなことから、古来より滝はエネルギーが高い場所と直感し、龍神や不動明王の御神体として祀られているのです。

和の心 20150610 那智の滝4

日本の河川に渓流が多いのは、国土が狭いからです。

大陸に流れる川のように、川幅が広く、ゆったりと流れている所は少ないはずです。

しかし、浄化作用という点からすると、流れが早い方が圧倒的に有利です。

そのほか、台風、地震、火山、雪、森・・・と、日本ほど多くの浄化条件を揃えた国はありません。

正式に「禊ぎ」を行うときは、滝壺や急流、海に入って、水に打たれ、また首まで浸かり祈ります。

しかし、川の水に触れること、海を眺めること、入浴することも「禊ぎ」の一部になりますから、日々、心を浄化するつもりで、水に接していただきたいのです。

(文:美し国代表・菅家一比古)

和の心 20150610 那智の滝5

先日、熊野の那智の滝に行きました。

熊野那智大社の別宮、飛瀧神社のご神体として古くから人々の畏敬を集めてきた那智の滝は、「一の滝」とも呼ばれ日本三大名滝の一つです。

落差133m、銚子口の幅13m、滝壺の深さは10mの落差日本一の名瀑で、熊野の山塊、その奥方より流れ落ちる姿は圧巻で、大晦日にはライトアップも行われます。

銚子口の岩盤に切れ目があって、三筋に分かれて流れ落ちるところから、「三筋の滝」ともよばれています。

毎年7月9日と12月27日には、古来からの神事にのっとり、神社(飛瀧神社)の御神体としてこの滝を崇め、「御滝注連縄張替行事」が行われます。

かつて、諸国から那智の滝に詣でる人々は、写経を経筒に入れ、お滝入口の大鳥居をくぐり左側にある「那智経塚」に、写経を納めました。

 

瀧口からおこる風、水しぶき、ただただじっと佇むだけ。

「気もちがいい」とはこのようなことを言うのでしょうね。

じっとしているだけで、体中の穢れを祓ってくれています。

生まれ変わっていきます。

見えるもの、見えないものすべてのものに、ありがとうございます。

 

 

 

 



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