和の心 20150621 螺鈿2

素敵な金彩、螺鈿、金刻

 

 

金彩とは、金を使った装飾技法

金泥金箔金液などを使用彩画することです。

金彩技術〔金(ゴールド)を貼りつける技術〕は、奈良時代から平安時代にかけて日本に定着したと言われています。

元々は、インド、中国から伝わった技術のようです。

博物館や美術館、寺院などで、様々な、金で装飾されたものを見たことがあると思います。

金彩と言えば京友禅に使われます。

金加工とも呼ばれ、染め上がった生地に金や銀の箔、金粉等を接着加工する技術です。

これは友禅染をより華やかに表現するために行う工程で、必要以上の加飾は品格をそこない、美しさも半減させてしまいます。

染と金彩、そして次の刺繍が調和してこそ、素晴らしい友禅染が出来上がり、技術の集大成となるわけです。

和の心 20150621 

螺鈿(らでん)は、主に漆器や帯などの伝統工芸に用いられる装飾技法のひとつ。

貝殻の内側、虹色光沢を持った真珠層の部分を切り出した板状の素材を、漆地や木地の彫刻された表面にはめ込む手法、およびこの手法を用いて製作された工芸品のことを言います。

螺は貝、鈿はちりばめることを意味します。

螺鈿は奈良時代から輸入され、琥珀鼈甲と組み合わせて楽器などの装飾に使用されました。

古い遺品としては正倉院宝物として伝来する螺鈿紫檀五絃琵琶、螺鈿紫檀阮咸(げんかん)などがあります。

平安時代になると、螺鈿の技術は急速に向上し、漆芸の装飾技法として蒔絵との併用が盛んに行われました。

鎌倉時代になると螺鈿はの装飾として人気を博し、室町時代になると中国の高価な螺鈿細工の影響を強く受けました。

(写真:京都箔鳳工房:http://binowa.thebase.in/)