和の心 20150701 月次祭

和の心 氏神さまをごぞんじですか?

 

 

早いもので今日から七月、文月ですね。

毎月1日は月次祭(つきなみさい)。

氏神さまに参って、この一月が素敵な月でありますように、そして心身の浄化と魂の育成をはかり日々の暮らしの安全をお祈りしましょう。

 

さて、氏神さまをご存知ですか。

氏神は「産土神(うぶすなかみ)」ともいわれ、出生地に祭られている神さまという意味からこのように呼びます。

その地に出生してまもなく初(はつ)宮詣りを行い、氏神さまに氏子としての認知を受けます。

もともと「氏神」とは、氏祖を神と称えたもので、氏祖はある地域を開墾し、それによって恵まれたため、その地に居住する人々は、自らを氏神の子孫という意味で「氏子(うじこ)」と呼びます。

今も地域の神を氏神と呼び、その地域の住民を氏子というのは、その名残りです。

たとえば源頼朝は源氏の中でも清和天皇から出ているため清和源氏と称されるが、八幡神は応神天皇とされていて、清和天皇のご先祖が応神天皇に遡り得るため、八幡神を氏神とし、正月元旦に鶴岡八幡宮に詣でていました。

したがって、初詣は氏神に新年のご挨拶をするものです。

後世になると氏神以外のものも初詣に付加され、特に「恵方(えほう)」の考え方が付け加わると、その方角に適当なお社がなければ寺でもよいこととなりますが、氏神に詣でるのが基本です。

ところで、われわれは毎年氏神に初詣するにもかかわらず、初詣を中止しなければならない年があります。

喪中などの場合です。

神前に進み出るときには手水をして手や口をすすぎます。

また昇殿して祈願するときには、神職さんによる「お祓い」を受けなければなりません。

神前ではそのような清浄が求められます。

氏の穢れや産穢(さんえ)のため、初詣に行けないというのは、自らが穢れに触れているという自覚によるのです。

乳児死亡率や出生直後の産婦の危険が激減した今日では産穢は死語かもしれませんが、この言葉の存在が示すように、出生直後は家中が慎み警戒して時を乗り切ったものです。

(文:日本人のこころ:白山芳太郎)

 

7月は文月、短冊に歌や字を書き、書道の上達を祈った七夕の行事にちなんでとか。

字、上手になりたいですね。

この文月、私は書道で字のお稽古、上手になるぞ!