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今日から11月、霜月。古典の日

今日から11月、霜月。今日は「古典の日」 産経抄より 世界最古の長編小説とも評される『源氏物語』に、作者の紫式部が日記で初めて触れたのが寛弘5(1008)年の11月1日だった。 文学的な価値を、三島が瀬戸内寂聴さんとの対談で語っている。 紫式部の筆致を「七色の声」とたたえ口を極めて賛美するには…。 「こういうのはほんとに困りますよね。しかも日本文学の代表でしょう。われわれ形無しになっちゃうのだから」(『十人十色「源氏」はおもしろい』小学館)。 記念日に現代語訳本を読むもよし。 大学受験でおさらばした古語辞典のほこりを払うのもありだろう。 思えば、古典文学のはるか下流にある現代の新聞も、先人の言葉の営みという豊かな土壌に甘えている。 いわゆる新語や造語は、先人がつむぎ出した言葉や概念の組み替えでしかない。 日本語の成り立ちに思いをはせ、受け継いできた文化に胸を張る。そんな記念日としたい。 私にとって分からない言葉が多い今。 源氏物語を読んで七色の声に浸るのもいいですね。