奥ゆかしい香りに親しむ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

 

先日、素敵な方から文(ふみ)をいただきました。

便箋をひらくと素敵な香りが。

その文の最後に「ふみ香」がつけてありました。

なんと粋なことでしょうか。

こんなことができる日本人になりたいですね。

 

日本人は香りをいろいろな形で楽しんできました。

さまざまな使い方がありますが、中でも、私は、残り香やかくし香にひかれます。

たとえば、お客さまをお迎えする玄関で、来客の最中ではなく一時間前にたいて、いらっしゃる前に片づけておくという使いかた。

そこには目に見えないものを大切にする気持ちが隠れているように思います。

これみよがしではないおもてなしの真髄が表れているような気がして、好きなのです。

ちなみに玄関には、甘い香りよりもさわやかな香りがあいます。

また、強すぎず弱すぎない塩梅でたくことも大切。

たいてから一度外出に出て、あらためて玄関に入り、お客さまになった気分で確かめるとよいでしょう。

玄関だけでなく、気分転換やリラックスのために居室でたくこともあります。

また、火を使うことなく、持ちものやたんすの中にそのまま入れて、香りを楽しめる種類も。

特に文香は、桜や梅の花、ひょうたん、だるまなど、さまざまな形があってかわいらしいです。

手紙に入れて送ることもできますが、便箋や封筒などを入れている箱や引き出しにしのばせて、香りをうつすのも小さな楽しみです。

(文:大切にしたい にほんのたしなみ:広田千悦子著)

 

香りを楽しむことが最近ありました。

とっても幸せな時になりますね。

すれ違うきものの方から、かすかな香りがしてくる、そんな日々がいっぱいあるといいですね。

香り、もっともっと学ばなければ、そして、楽しみたいです。

 

 



  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

Translate »