和の心 20131130 白無垢
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「結婚式」 白無垢と赤い打ち掛けのほんとうの意味。

 

「結婚式」 白無垢と赤い打ち掛けのほんとうの意味。

「日本人が大切にしたいうつくしい暮らし」にこのように書いてありました。

 

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結婚式は本来、二人が結ばれたことを感謝し、平和な家庭を築いて子孫繁栄をはかっていくことを神前に誓う厳粛な儀式。
新しい人生の第一歩を踏み出す門出の祝いです。

和装の場合、花嫁は白無垢と呼ばれる真っ白な花嫁衣装を着ますね。
”白”という色は、現代では真っ白のまま嫁ぐ、相手の家の色に染まるようにという説明が一般的です。
しかし、実は本来の意味はそうではありませんでした。

古来、日本では色や模様はそれだけで意味を成すと考えられていました。

赤色はエネルギーが強く、隙のない麻の葉やカゴメの模様も魔を退散させると信じられ、厄除けに使われていました。

和装の結婚式は、白無垢を着て綿帽子をかぶります。
綿帽子の下には”角隠し”があります。
”角隠し”は分金高島田結った髪の上に飾る白い帯状の布のこと。
”角”を隠しているわけです。
”角”のはえたものは鬼、鬼はあの世のものの象徴です。

白無垢を着て綿帽子で顔を隠してお墓参りにいくのは、死んだ人が帰ってくるのと同じ。
それが、次に色打ち掛けに着替えて出てきた時点で”角隠し”が取れます。
”角”がなくなり、生まれ変わるのです。

色打ち掛けの赤色は生まれ変わった赤ちゃんであり、血液の象徴。
その赤い色を身体に取り入れて甦るわけです。
お色直しで赤い色打ち掛けを着る意味がここにありました。

ですから白い衣裳を着たら、赤い色の衣裳も着る。
もしくはどこかに赤い色を使う。
でないと、生まれた家のことして死んで、嫁いだ先でも死んだまま鬼でいることになるので、嫁ぎ先でうまくいかなかったり、かかぁ天下になるといわれていたようです。

自分が生まれた家の娘としてはいったん死に、そして新たに血を入れて甦り、嫁ぐ家で生きるという考えです。

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結婚式は、一生のなかでもとても大切な儀式。
特に女性にとってはそうですね。
嫁ぐということは、このように一度死んで生まれ変わって新しい家で生きていくという覚悟が必要ということでしょうね。

昔の人はその時その時を真剣に生きていますね。
覚悟が違うか。
今のように流されないですね。
そう、自分できっちりと覚悟を決めて行っているのですね。

日本人の心なんです。