日本人の原点

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我々の祖先が伝えてきたことには、世界に誇るべきすばらしさが、たくさんあります。

その一番大きなことは「共生」という生き方です。

共生とは、ただ単に自然と一緒に生活しようというだけではなくて、相手のすばらしさを認め、それを褒め称えて、相手とひとつになろう、という生き方です。

自然の山や木々なども一つになって、どのようにしたら自然が喜ぶか考え、自然を利用するときもけっして破壊するようなことはしてきませんでした。

共生は、自分のことを押しつけることではなくて、共に生きていくのに、お互いのことを考えて、一つになるということなのです。

そうやってきたので日本は世界でもまれなるほど自然に恵まれ、またきれいな水が豊富にある国だったのです。

しかし現代は経済を繁栄させることのみ考えて、祖先の残してきた自然も破壊してしまいました。

このままでは、これからの子孫たちはどのようにして生きていったらよいというのでしょうか。

昔の人は、自分たちのことよりも、まず子孫のことを考え、いかにしてすばらしい日本の国を将来に伝えていくか考えてきたのです。

また日本人は、自然や現在の人たちと共生るだけでなく、神さまや黄泉の国(あの世)のおられる祖先たちとも共生する生活をしてきました。

外国の宗教ですと、神さまははるかに高い天国におられて、いろいろな願いごとや救いを求めて人々は神さまに祈ります。

日本の場合は、神さまは身近におられますので、神さまの素晴らしさを認めて、祝詞をあげたり神楽を奉納したりして、お喜ばせすることのみ行ってきました。

これが日々行われる、神社のお祭りです。

我々が毎日の食事をするのと同じように、神社では神さまにも毎日、朝夕、お食事を捧げて感謝しております。

これを日供(にっく)といいます。

家庭でも神棚などにご飯を差し上げてお参りします。

人は亡くなってから時間が経つと黄泉の国で生活し、その人の家や家族を守る祖先神になります。

ですから、毎日ご飯を差し上げ、そのご飯を頂いて同じ物を食べることで、我々が神さまやご先祖さまと一つになり、そのお守りとお恵みに感謝をしつつ、共に生きるということを行っています。

これが祖先たちが伝えてきた、神さまや祖先を敬う生活です。

子どもたちに、ぜひこのことを伝えてください。

(文:にほんよいくに:元春日大社宮司・葉室頼昭著)

 

「共生」、共にい生きるという考え方。

自然や神さま、ご先祖さま、目に見えないものまでにも感謝して、いつもありがとうございますと。

50を過ぎた私たちは戦後教育でこの考えがなくなってしまい、「我」、私がよければという心が強くなってしまったのではないでしょうか。

そんな私たちだから、昔を顧みて学んで、古よりの日本人の原点を改めて心に感じて、これからの子供達に私たちが本当に何を残していかねばならないのか。

残された人生をこれからの子供達のために過ごしいかねばならないのではないでしょうか。

今年に入り中東では国交断絶、お隣では水爆?

とっても困った世の中になってきました。

このような時代だからこそ、日本人の原点にもどりませんか。

すべての物と共生する、すべての事に感謝するこころを持って。

 

 

 



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