先人たちは「お天道さんが見ているから」と自分自身をいさめてきました。

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私が大変お世話になっている、修養団理事で伊勢青少年研修センター所長の武田数宏さんが、素敵な本を出版されました。

「伊勢の杜にようこそ」(きれい・ねっと出版)

今の私たちにとっても大切な事がたくさん語られています。

今日は、まえがきからご案内を。

 

最近、「誰も見てないと思うなよ、お天道さんが見ているから」という言葉がとても気になります。

私たちが社会の中で生きていくための大切な根っこにしなくてはならない言葉だと思うからです。

私たち身近に起こる事柄は、すべてが自分へのメッセージです。

そこから何をどう汲み取れるかが、より良く生きるための大切なヒントになります。

何気ない日々の生活の一つ一つの行為を、「お天道さんが見ている」と思い、たえず見直し、考え直し、思い直すことで、人はより良く生きること、より良い生活を築いていくことができるのです。

私たちは、自然の法則に従って生かされています。

体を維持するには睡眠を取り、食事をいただくことが必要不可欠です。

一日二日なら徹夜することもできるかもしれませんが、眠らなくては生きていけません。

食事もまた同じです。

体と心は切り離すことの出来ないものですが、あえて心がこの法則に反した状態を想像してみるとどうなるでしょうか。

結果はすぐに目に見えて表に現われてくるものではなく、ある限界を超えた時に病気やケガなど、不幸と思える現象となって自分に現われてくるのかもしれません。

当然起こした行動が反社会的なものならば、法律によって制裁が下されることになります。

こうして日々、自分の生き方が自然の法則に反していないかと確認するときに、先人たちは「お天道さんが見ているから」と自分自身をいさめてきたに違いありません。

そして、この心こそが私たちの大切な根っこ、信仰心に他ならないと、私は思うのです。

日本は自然の恵みが豊かな国です。

この風土の中で生きる日本人は、自然の大きな恵みに感謝しつつ暮らしを営み、歴史を紡いできました。

しっかりと日常の一つ一つに関心を持ち、自分の目で見て、耳で聞いて、感じることを大切にしてきたのです。

また、不思議なことを不思議のままにしないで、思い、考え、行動し、日々の生活を楽しみ心豊かに生きてきたのです。

ところが、今の日本では、心にも体にも、そして社会にも、多くの人が生き詰まりを感じ、苦しんでいるように思います。

それは、私たちが大切な根っこを失いかけているからではないでしょうか。

先人からの伝統的な信仰心に思いをはせ、日本の歴史や文化などをしっかりと知り、日本人としての誇りをもち、正直に生きることが、今の私たちにとって最も大切な事だと思います。

新しい発見、気づきは、このように真摯に向かったときに与えられるご褒美なのです。

<中略>

蓮沼門三初代主幹の「道のひかり」・「明魂(めいこん)」の中に、このような言葉があります。

  自分の感じる色々な思いは、

  自分の心の反映ということで、

  暗い魂で物事を見れば全てが暗く見え、

  明るい魂で見れば全てが明るく見えます。

  だから自分の人生を明るく素晴らしいものにしたいなら

  明るい魂で世の中を見、

  すべてに対して感謝をし、喜び、

  愛と汗を実践して生きていくことができるのです。

よりよく生きるためのヒントは自分の足元にあるのです。

見えないけれど確かにそこに存在しているものが見えたとき、人は生きる意義に気づくのです。

今この時にも、あなたを、私を、お天道さんが見ています。

 

「お天道さまは見ている」のです。

いつどんな時でも「お天道さまは見ている」のですね。

自分自身をいさめて今を過ごしていく。

とても大切なこと、でも、忘れられている今。

いつもいつも、明るい魂で、感謝の心いっぱいですごしてみませんか。

きっと素敵な日々を過ごすことが出来ると思います。

いつも、お天道さまは見ていますよ!

 

 



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