感謝すべきものに気づいたら  

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武田数宏さんの「伊勢の杜にようこそ」より

伊勢の神宮のご遷宮前の参拝者数は八百万人だったのが、遷宮後は千四百万人を超えたと発表がありました。

この参拝者の数は、神宮の入り口付近で守衛の方が数字カウンターで一人ひとりカウントし集計したものですから、誤差の無い統計数だと思われます。

二十年に一度行われる式年遷宮のお祭りが行われている事を知っている人は多くはありません。

特に戦後の世代は、神宮のお祭りについて知りません。

また、日本のことについても知りません。

二月十一日がどうして建国記念日なのか、いつ日の丸が日本の国旗に決まったのか、国歌・君が代の意味は・・・。

こうした大切にしたいものが、多くの人に教えられずにきてしまったのです。

次の世代に伝えなければならないものがあること、大切にしていくべきのものが時代の中で少しずつ失われないようにしたいと、伊勢神宮が中心となり、伊勢の観光協会等も加わって、伊勢神宮式年遷宮広報本部がつくられました。

お祭りの情報発信に努めるなかで、式年遷宮にむけて、たくさんのポスターが作成されました。

その中の一枚のポスターが気に入って、部屋に掲示しました。

宇治橋の鳥居の写真と「ありがとう」の詩で構成されたポスターです。

 

「ありがとう」

太陽に、光に、この星の温かさに、

ありがとう。

雨に、川に、きれいな水に、

ありがとう。

大地に、杜に、お米に、

ありがとう。

祖先に、父に、母に、私の命に、

ありがとう。

感謝するべきものに気づいたら、

大切なものを守ることができます。

この鳥居の向こうでは、

二千年以上ものあいだ、

感謝の心を捧げる祈りが、

つづけられています。

 

さて、注連縄丼が気になってましたので食べに出かけました。

参拝客でにぎわうおはらい通りにあるお土産屋さんにありました。

注連縄丼とは、かき揚げの上に伊勢とろろがかかっている丼ぶりでした。

伊勢とろろが注連縄を彷彿とさせる感じになっています。

赤福餅、伊勢うどん、てこね寿司は定番の伊勢名物です。

何十年か後、どんな伊勢名物が並んでいるのか考えるだけで楽しくなります。

日本のことを正しく学び、世界に誇れる日本人がたくさん参拝しているのを想像しただけで嬉しくなります。

(文:伊勢の杜にようこそ:公益財団法人修養団 伊勢青少年研修センター 武田数宏著:http://www.syd.or.jp/ise/
(写真:「日本神話への誘い」さんより:http://kataributai-nihonshinwa.com/archives/3302

 

式年遷宮ポスター、「ありがとう」と、ひとつひとつの言葉に伊勢神宮が日本人の原点であることを思わずにはいられません。

日本人の原点をしっかりと残して、伝えていかなければならないです。

今、思いのある人たちが一歩づつ歩み出されています。

みなさんも、日本人の原点を見つけてみてください。

 

 



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