「紙縒(こより)」ご存知ですか。

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今日は七夕、おりひめさまとひこぼしさまが一年に一度会えるロマンチックな日。

笹に願い事を書いた短冊を飾る七夕祭りは、江戸時代に寺子屋で学んでいた寺子たちが、習字が上達しますようにと短冊に書いたのが始まりと言われています。

さて、笹に短冊を飾るのに用いるこより、こよりのことご存知ですか。

 

「こより」とは、紙を細く裂いたものを寄り合わせたもの。

「かみ(紙)」と「縒り(より)」からなる「かみより」が変化した語で、「かみより」が「かうより(こうより)」となり、さらに変化して「こより」になったそうです。

「小撚」とも書くそうで、薄い和紙を幅1㎝、長さ20センチ程度に切って、これに撚りをかけて紐状にしたところから、「小さな撚りのかかった紐」の意味です。

知らなかった!

 

神道では白は、塩の色、雪の色ということで、清浄・潔白を表現し、白紙を神に捧げる文化が平安時代にはありました。

つまり、白紙は、神へのささげもので、この紙を切って、縄につるしたり、御供え物の下に敷いたりもしました。

やがてこれを細く長く切って、御祓いで振ったり、撒いたり、飛ばしたりする儀式も生まれました。

その紙をよじったのが「コヨリ」です。

今も出雲大社では、白紙のコヨリを榊の枝に結び、玉串を造る伝統があります。

コヨリも、上記と同じ、神への捧げもの、清浄を示すものなのです。

特に丈夫な紙を原料にしたものは元結と称し、主に冊子の綴じ紐や髪を束ねるために使用されました。

力士のマゲを結うコヨリは、モットイと言います。

この紙縒りに糊を引き、染色あるいは箔加工したものが水引となります。水引や、水引細工もできました。

水引には「髪を洗って、神聖なるコヨリで結ぶような気持ちがあります。」という意味もあります。

水引の「水」は、キヨメを示します。

このコヨリがやがて、文書を綴じたり、化粧、治療、遊び道具、などさまざまに変化をしていきます。

短冊を結ぶのに使われる、ティッシュペーパーなどの薄く柔らかい紙を、先端が細くなるように捻ったものも紙縒と呼んでいいそうです。

よかった。

昭和30年代までは10枚程度の書類をまとめて綴る時に千枚通しで上下に穴を開けて、そこにこよりを通してこよりの先端を結んで一つの文書として保管したものです。

 

 先日、若い子たちと短冊に願いを書いて、こよりをつくろうとしたとき・・・

今の若い子たちはこよりをつくったことないのですね。

慣れない手つきで紙を縒っていきます。

でも、日本人はやっぱり手先が器用なのですね。

多くの人がこよりを縒ることができました。

さて、外国の人とたちはこよりを縒ることができるのでしょうか?

 

 

 

 



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