国譲りのお話がはじまります。

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大国主命が精魂込めてつくりあげた国「葦原中国(あしはらのなかつくに)。
ここから、国譲りのお話がはじまります。

天照大御神は、天から見ていて「葦原中国」を自分の子に治めさせようと思い立ちます。

何て勝手な話でしょうか。
でも、この思いつきが国譲り神話につながります。

 

ブログ96

ちなみに「葦原中国」といわれていたのが「豊葦原之千秋長五百秋之瑞穂国(とよあしはらのちあきのながいほあきのみずほのくに)と、

とっても長い名前になってしまいました。
これは「五百年も千年も長く久しく稲穂の実る美しい国」という意味があります。

他にも諸説ありますよ、探して見てください。

天照大御神は使いを遣わされます。
はじめは天忍穂耳命(アメノオシホミミノミコト)を遣わされます。
天忍穂耳命は葦原中国の荒々しい神の多さに恐れおののいて帰ってしまいました。
(素晴らしい国のはずなのに、なんで?、まあいいか)

次に、天照大御神は八百万の神に相談して、知恵の神、思金神の進言によって天菩比神(アメノホヒノカミ)えお遣わされます。
しかし、天菩比神は大国主命に従ってしまい三年たっても帰ってきませんでした。

そして今度は。天若日子(アメノワカヒコ)という神を遣わせます。
この神は、なんと大は国主命の娘である下照比売(シタテルヒメ)と結婚してしまいました。

任務を思い出させようと、天照大御神は鳴女という名の雉を遣わしますが、なんとこの雉を天若日子は射殺してしまいます。

天若日子の謀反を疑った高御産巣日神は、その矢を「もしこの矢が、天若日子が命令を守り、悪い神々を射ったときのものであれば、当たらない。

もし、邪心があったのなら天若日子に当たれ」といい、天若日子めがけて投げました。

天若日子はその矢に胸を射抜かれ死んでしまうのです。

天若日子は天津国玉神の子で、使命よりも愛に生き、死を招くという悲劇が人々の心をつかんだらしく「宇津保物語」や「御伽草子」にも語られています。

やっぱり、簡単には国譲りは行われませんね。

(写真:出雲観光ガイドより)
http://www.izumo-kankou.gr.jp/1033



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