大国主命の国づくりがはじまります。

 

大国主命の国づくりがはじまります。

大国主命が出雲の美保の御前(みさき)にいらっしゃるとき、ガガイモというつる草の実の莢を舟にし、蛾からすっぽり剥ぎ取った皮をそのまま服にして、波に運ばれてやってくる神さまがいらっしゃいました。

 

和の心 少名毘古那神



この珍妙な神さまは、名前を聞かれても答えず、そこにいた神たちの中にも、知っているものがいませんでした。
ただヒキガエルのタニグクが「案山子の久延長毘古(クエビコ)が知ってるでしょう」と言ったので、呼んで聞いてみると、「天にいる神産巣日神(カミムスヒノカミ)の子で、少名毘古那神(スクナビコナノカミ)です」と答えました。

さっそく天にこのことを尋ねると「確かに自分の子で、自分の手の指のあいだからこぼれ落ちました。これからは葦原色許男神(あしはらのしこおのみこと)(大国主命の別名)と兄弟になって一緒に国作りをするように」とおっしゃいました。

それから二人はいつも一緒にいて、あらゆることで一心同体のような協力をしながら、国作りを進めていくことになりました。


少名毘古那神、どこかで聞いたこと、見たことないですか?
そう、一寸法師を思い起こしませんか。

少名毘古那神、この小さな神さまは、医療、農耕、酒造の神さまとして信仰されています。
きっと海の向こうからやってきて、さまざまな技術を日本にもたらしたのでしょうね。


和の素敵の事務所の氏神様は少名毘古那神、少彦名神社。
すぐ近くにあります。

そういえば、9月に行ってきた茨城県大洗町にある大洗磯前神社の縁起もその一つ。
その昔、大洗の磯前の大国主命と少名毘古那神が現れ、「昔、国を作って、東の海に去ったが、今また人々を救うために戻ってきた」と告げたとされ、その地に二柱をお祀りしたとありました。

やっぱり私は大国主命と結びつきが強いようです。
とてもありがたいこと。

大国主命さま、ご遷宮おめでとうございます。
この先も、宜しくお願いいたします。