普茶料理、「五観の偈」をご存知ですか。

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普茶料理(ふちゃりょうり)をいただきに、葉室山浄住寺を訪れました。

普茶料理とは、江戸時代初期に中国から日本へもたらされた黄檗宗に伝わる精進料理だそうです。


調理の際に残ったへたなども余すことなくいただくために、 細かく刻んで葛でとじ、雲に見立た雲片(ウンペン)は
豊かになりすぎて食べ物への感謝が薄れていく中で素晴らしいお料理だと思います。

 

<五観の偈(ごかんのげ)>を心に留めてお食事を頂きました。

一つには、功の多少を計り彼の来処を量る
(この食事が、多くの人々や生命に支えられていることに感謝します。)

二つには、己が徳行の全闕と忖って供に応ず
(自らの行いがきちんとしているかどうかを反省して、食事をいただきます。)

三つには、心を防ぎ過貪等を離るるを宗とす
(食事の量や内容にかかわらず、正しい心で残さずいただきます。)

四つには、正に良薬を事とするは形枯を療ぜんが為なり
(食事は身と心の健康を保つための、一番の薬です。)

五つには、道業を成ぜんが為に應にこの食を受くべし
(自分の仏道修行、目標、責務を成し遂げるための食事です。)

よい経験をありがとうございました!

(いなつぎ なつこさんのFBより:https://www.facebook.com/nakko.i

 

普茶料理(ふちゃりょうり)は、本宗の開祖隠元禅師が中国から伝えた精進料理です。

「普茶」とは「普く(あまねく)大衆と茶を供にする」という意味を示すところから生まれた言葉です。

中国文化の香りがし日本の山野に生まれた自然の産物を調理し、すべての衆が佛恩に応え報いるための料理です。

席に上下の隔たりなく一卓に四人が座して和気藹藹のうちに料理を残さず食するのが普茶の作法です。

禅宗では「五観の偈(ごかんのげ)」という厳しい戒律もあることも忘れてはいけないことです。

素朴、幽遠な禅味のある三百数十年の伝統と風味をご賞味ください。
(黄檗山 万福禅寺より:http://www.obakusan.or.jp/syokus.html

 

 



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