お釈迦様の歯が浄住寺に?

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葉室山浄住寺の謂れにこのようなお話しがあります。

 

当山はもともと、八百十年に開創した嵯峨天皇の勅願時です。

釈迦入滅時に捷疾鬼という鬼神が釈尊の歯を一本奪って、これが韋駄天に渡り、更に律宗の祖である中国の道宣律師に渡りました。

それが我が国に渡り嵯峨天皇により浄住寺に安置されたと、太平記に記されています。

当時は「常住寺」と称され天台宗の慈覚円仁が開山で、寺伝では常住寺旧跡・嵯峨天皇仏舎利安置所となっています。

釈尊の歯は現在の浄住寺の開山である鐡牛禅師のお墓とともに、一番奥の建物である寿搭の中の石窟に納められており、その石窟の上には今も巨石がおかれています。

 

そうなのです、浄住寺には釈尊の歯が治められていると伝わっています。

向こうの一番右端の建物が寿搭です。

 

 

先日、造園家・庭園史研究家の重森三玲氏らを中心として創立された、歴史ある日本庭園の研究団体「京都林泉協会」の皆さまが浄住寺に来られました。
http://www.rinsen-kyokai.com/index2.html

 

その時に、作庭家の斎藤忠一先生が方丈でお庭を見ながらのお話しに

「このお庭の池にある、あの岩、鋨牛禅師が浄住寺を開山されたときにここの謂れの釈尊の歯を模してお庭を作られたと私は想像します。」と。

鋨牛禅師は本堂での禅の修行だけでなく、この方丈から池の岩を見ながらも修行ができるようにと。

 

私たち浄住寺関係者一同聞きながら、目から鱗。

素直になるほど、なるほどと納得するばかりでした。

 

とってもありがたい斎藤先生のお話し。

これからの浄住寺、方丈の板間で円座をひいて釈尊の歯を思いながら禅をするのもいいかもしれませんね。

 

嫌なことがあった時、苦しい時、悲しい時、きっとここに座るだけで心が癒されると思いますよ。

みなさま、いつでもお越しくださいね。

葉室山浄住寺はこちらから。

 



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