茶碗でかわいい!と思われるのはどんな器?

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茶碗でかわいい!と思われるのはどんな器?
茶碗には、ご飯茶碗、お茶や白湯を飲む時に使う湯呑茶碗、茶道に使う茶碗があります。
一般的に茶碗と聞くと、ご飯を食べるためのご飯茶碗を一番に思い浮べるのではないでしょうか。

友人の結婚祝いの贈り物として、茶碗でかわいい物を贈りたいと言う女性も増えています。

夫婦茶碗は大きさが決まっている?

茶碗は結婚祝いや両親への贈り物として喜ばれる品物です。
よく見ると、大きさが違う茶碗がセットになっていますよね。
女性は食が細いからという、職人の配慮なのでしょうか。

江戸時代から男性は口径12cm、女性は口径11.4cmと決まりがありました。
現在でもこの大きさを基準として作られていることが多く、しっくり手になじむ大きさとして好まれています。

決まり寸法とは…

職人の計算方式でお茶碗の大きさが決まりましたが、身長の8%という計算でした。
江戸時代の男性の身長は、150cmくらいの小柄だったということがわかります。
昔は身長が低かったと言われていますが、時代の流れを感じますね。
大きすぎず、持ちやすいサイズを考えた江戸時代の職人の努力が、今も活かされていると思うとワクワクします。

しのぎが入った茶碗がかわいい

器の外側の表面が凸凹している部分を「しのぎ」と言います。
直接ヘラを使って表面を削る技法ですが、まだ窯に入れて焼く前に行います。
見た目も柔らかい温かさがあり、凸凹の曲面を触った感触が滑らずに持ちやすいので、かわいい物好きの女性に人気があります。

益子焼にも見られる技法で、職人が丁寧に削り上げていきます。
厚みがある器は、丸みがありかわいさがありますよね。
しのぎが入っているだけでシンプルな茶碗なのにかわいいので、幅広い世代にも喜ばれています。

しのぎを活かし、茶碗全体が花びらのような形になっている器もかわいいですよね。
昔からあるデザインなのに、お洒落な仕上がりなのは、職人のセンスの良さが活かされた証ではないでしょうか。

茶道用の茶碗には、織部焼の器を…

織部焼とは、古田織部からとった陶芸品の総称です。
通常、陶芸品の総称は地名のイメージが強いのですが、芸術性の高いのが織部焼の特徴です。

深い緑と味わい深い柄が、落ち着いた雰囲気を作り出します。
不揃いな形が特徴なのですが、一つ一つに味のある曲面に魅力を感じますよね。
遊び心が表現されているのに威厳を感じると言う、深みのあるかわいさが伝わります。

茶碗の文様がかわいい

形や色以外にかわいさを選ぶ基準と言えば、柄ですよね。
模様や柄を文様と呼び、いくつかの決まったデザインから職人の手で描かれています。
和を代表する花を描いた梅の花の「梅紋」。
桜の花を描く「桜紋」。
これらは、赤い色で描かれることが多く、中国から伝わった上絵づけの「赤絵」で目にすることも…。

外側だけでなく、内側にも描かれている器を見掛けると、かわいいので思わず手に取りじっくりと鑑賞したくなります。
小ぶりに描かれた花の文様は、季節に関係なく心を和ませてくれるでしょう。

ストライプのように捻れた模様は「捻紋」と呼び、川の流れを感じます。
色合いも濃い色から淡い色まで使われていることが多く、高度な技術がなければ綺麗な模様にならないそうです。
暑い夏を乗り切るために、見た目が捻紋で爽やかな湯呑もかわいいですね。
和の器には、綺麗と言う言葉が馴染んでいる気持ちになっていましたが、じっくり見てみるとかわいい器もたくさんあります。
一つ一つに温かさを感じ、細かい箇所にも絵が描かれ凸凹していたりと、随所に遊び心も散りばめられています。

当たり前のように毎日使う食器の数々。
ただの器として使っていただけで、絵柄も気にも留めずに毎日を送ってはいないでしょうか。
改めて今使っている茶碗を鑑賞してみると、絵柄や特殊な技法が込められた作りになっていることに気付くかもしれません。

いつも使っている茶碗だからこそ、かわいい物にしたいですね。

 

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