足袋についての詳しいこと。あなたは知っていますか?

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足袋についての詳しいこと。あなたは知っていますか?
足袋を洋服のアイテムに例えるならば、靴下。
着物と一緒に用意をするものですが、指の部分が二股に分かれているため、履きなれない人も多いでしょう。

足袋という言葉は11世紀には文書に記載されていますが、実際のところよくわかっていません。
平安時代に中国からやって来た木靴を履く時の襪(しとうず)という靴下から生まれたとも言われています。

足袋の選び方

靴下と同じようにcmで表記されて販売されていますが、実際に履いてみると、いつもの靴の大きさと同じ足袋ではキツイことがあるため、0.5cmほど大きいものを選びます。
試着ができる足袋屋さんもありますので、不安な時は店員さんに相談すると良いアドバイスがもらえるでしょう。

足の大きさや甲の広さによってサイズも標準からゆったりサイズまでありますので、足のサイズや形に合わせて
あなたの足に丁度良くフィットする足袋を探します。

足袋の各部の名称

親指を入れる部分を内甲、四本の指を入れる部分が外甲というように、部分ごとに名称があります。
内甲と外甲を繋ぐ部分を鎌、留める金具をこはぜと呼びます。
こはぜを留めるための糸を受け糸というように、今まで気になっていた部分の名称がわかると、もっと知りたくなりますよね。

こはぜの豆知識

足袋を留めるためのこはぜですが、良く見ると、文字や数字が記されていることをご存知でしょうか。
これは、たくさんの足袋を一度に洗った時に、左右の足袋が分かるようにするためとも言われています。
昔は、こはぜに自分の名前が彫られていたこともあり、自分のものかわからなくなった時、真っ先にこはぜを見て探したそうです。

こはぜの枚数にも違いが

こはぜの数も大きさの違いからか、付いている数が違います。

一般的には4枚のこはぜが基本とも言われていますが、付いている枚数によっても使用目的が変わっていくのです。
6枚のこはぜは職人向けとも言われ、長時間正座には向かず5枚こはぜは、日本舞踊以外に関西での正装に使用されています。
長時間正座をする時は、足首が圧迫されないように3枚のこはぜを、2枚のこはぜは明治時代までの足袋の主流として親しまれていましたが、歌舞伎の演目でも使われることがあるそうです。

気にせず履いて留めていましたが、履きやすさや歩きやすさ、座りやすさにこだわりがあることが伝わってきますよね。

昔は皮足袋が主流だった

布で作られた足袋を履くのが主流ですが、昔は皮で作られた足袋を武士が履いていたそうです。
單皮(たんぴ)という言葉が訛って「たび」と呼ばれたのではないかとの説も…。

室町時代には草履を履く習慣が普及していくと共に、皮足袋も普及していきました。
しかし、1657年に歴史上に残る江戸の振袖火事が起きてからは、皮が高騰したため今のような木綿の足袋が定着するようになったのです。

履き替えるのがマナー

靴を履くための靴下とは違い下駄や雪駄を履く場合、足元は外を歩くだけで表面が土や風、雨にさらされてしまいます。
そのため、昔から訪問先を訪れた時は、履き替えることがマナーと言われているのです。
履き替えるための足袋を入れておく袋が作られ、売られていることがありますよね。

履き替えると言っても、普段から履きなれていない場合は難しいもの。
難しいと感じた場合は、足袋の上から履いて外出し、訪問先でカバーのみを脱げば安心ですね。

 

和装に着替えた時、どうしてもメインの着物や帯に目を向けてしまいます。
しかし、お洒落は足元からとも言いますよね。
足元へと意識を向けることは、和装美人の心得になるのではないでしょうか。

白で汚れやすい足袋は、洗濯も念入りに行います。
気になるアイロン掛けも、化繊が含まれている場合は履くとシワも伸びて綺麗に見えますが、シワが酷い場合はアイロン掛けも丁寧にシワを伸ばすように行うことがコツになるでしょう。

 

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