あらすじで読み解く古事記 神話 三浦佑之(著)

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あらすじで読み解く古事記 神話
三浦佑之

今年は編纂1300年。
古事記は現存する日本最古の歴史書です。

古事記は、太安万侶(おおのやすまろ)が元明天皇の勅により撰録して712年(和銅5)献上されたとされています。全3巻に分かれ、上巻は天地開闢から鵜葺草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)まで、中巻は神武天皇から応神天皇まで、下巻は仁徳天皇から推古天皇までの記事を収め、神話・伝説と多数の歌謡とを含みながら、天皇を中心とする日本の統一の由来を物語っています。

現在の建国記念日は、明治5年に神武天皇の即位の日を建国の紀元としようと思い立ち、記紀の記述から逆算してこの日を紀元節と定めたものです。

古事記は、神武天皇の即位の日の前の神話から始まる物語です。なので、たとえばアメリカのように、クニの始まりを歴史的事実として記述できるクニとは違い、日本はいつの間にかクニができていたのですね。しかし、古事記はクニの成立を歴史的事実として読むこ とはできないのですが、1300年も前の物語ですが現在の私たちの心性とどこか通底する世界だといえるでしょう。

“始まりが不明だけど今も続いている”。これは日本らしさの根底にあるある種の“日本の方法”ではないかと思っています。

この「あらすじで読み解く古事記神話」で、まずはあらすじで流れを大掴みに把握してみましょう。読んでみれば、「稲羽の白兎」や「海幸彦・山幸彦」など、子供のころから親しんできた話が多いことに気づきます。その上、登場する神々の人間臭いこと! ぜひ 一読ください。



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