和の心 20131204 大神神社

倭姫命 第二話、 三輪山の麓、大神神社です。

 

倭姫命(ヤマトヒメノミコト)をご存知ですか。
私がとっても気になる命です。

第二話です。
三輪山の麓、大神神社です。

 

和の心 三輪山



「倭姫命世記」によれば、豊鋤入姫命(トヨスキイリノヒメノミコト)は倭笠縫邑(やまとかさぬいのむら)を出て諸国を転々とした末に、「弥和乃御室嶺上宮(みわのみむろのみねのうえのみや)の遷幸されました。
このとき、「吾、日足りぬ」と言って、自分に変わる天照大御神の御杖代(みつえしろ)を倭姫命に定めたといいます。

この「御室嶺上宮」の伝承地が。三輪山の山頂なのです。

そして、大和盆地を見下ろす三輪山周辺は、倭姫命が皇祖神・天照大御神にご鎮座地を求めて出立された地です。

三輪山の山裾に広がる大神神社。
日本最古の神社の一つ、大神神社。
天を突く大樹に囲まれた拝殿は堂々たる威風です。

この大神神社には本殿は存在しません。
ご神体である三輪山を拝殿の奥にある「三ツ鳥居」越しに拝するという原初の神祭りの形を今に伝えています。

御祭神のお姿が蛇であったという大神神社。
手水舎は酒樽の上で宝珠を抱いた大蛇が水を吐き出しています。

境内には、いわれのある杉がいくつかあります。
その中の一つ「巳の神杉」が拝殿の前にそびえています。
太い幹には御神木の印である注連縄が巻かれています。

大神神社の御祭神は大物主命で、別名・出雲の大国主命ともいわれています。
倭姫命に御杖代が行われた場所に祀られているのが天照大御神ではないのが、私にとってとても不思議なことです。

大神神社の奥社、狭井神社。
社殿に向かって左手の奥に有名な薬井戸があります、
古より万病に効くといわれる御神水です。

狭井神社の境内脇には三輪山の登拝口があります。
古くから神のおわす「三緒の神奈備(みもろのかんなび)」として信仰されてきた神山に、唯一立ち入りを許されるのがこの登拝ルートです。

山道には注連縄を廻らせたごつごつした岩石。
古代より神の依り代として祀られてきた「磐座(いわくら)」

山頂には高宮神社。
さらに奥に進むと、太古の地表を思わせる「奥津磐座」が現れます。

かの昔、豊鋤入姫命から倭姫命へ御杖代を引き継いだのが、この地なのでしょうね。


神聖な儀式にふさわしい場として選ばれた神聖な場所。
私も登らしていただきました。
なんと清々しい気でしょうか。
尋ねることができた幸せをいっぱい感じました。

みなさまも是非一度。
(写真は三輪山)