「もののあはれ」とは

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「もののあはれ」とは

本居宣長曰く

「世の中にありとしてある事のさまざまを、目に見るにつけ耳に聞くにつけ、身にふるるにつけて、其よろづのことを心にあじはえて、そのよろづの事の心をわが心にわきまへしる。
是(これ)事の心をしる也。物の哀れをしるなり。其中にも猶くわしくわけていけば、わきまへしる所は物の心事の心をしるというもの也。
わきまへしりて、其しなにしたがひて感ずる所が物のあはれ也」
(紫文要領)

 

和の心 本居

 

 「あはれ」という言葉は、宣長によれば、「深く心に感ずる辞(ことば)」であり、後の世に、ただ悲しいことをのみ云って、「哀」という字を当てているが、「哀」はただ「あはれ」の中の一つであって、「あはれ」は「哀」の意味には限らない、としています。

 

そして、「あはれ」は、元は、うれしい時、悲しい時、面白い時、腹立たしい時、恐ろしい時、憎い時、恋しい時、いとしい時など、そのほか何事であっても、深く心に感じるあまり、思わず「ああー」と、言葉にもならず、発せられる「嘆息の辞」であるとしています。

 

つまり簡単にいえば、「もののあはれを知る」とは、「様々な事または物に触れて、そのうれしく悲しき事の心(性質情状=あるかたち)を、我が身にわきまえ知ること」ということが出来ます。

 

理屈や根拠なんて関係ない。
ありのままに見ること、そして感じること!

今年もいろいろなことを見て聞いて触れて、いっぱい楽しもう。
そして、何かを感じなければ!

 

 



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