三方と神饌

 

先日、素敵なかたより「三方」をいただきました。
ありがとうございます、本当にうれしいです!
早速、神棚に奉らせていただきました。

 

 

 

「三方」って何ですか?

 

三方(さんぼう、さんぽう)とは、もともと食膳だったそうですね。
それが今では、神道の神事において使われる、神饌を載せるための台となっており、古代には、高貴な人物に物を献上する際にも使用されたそうです。
通常は檜などの素木(しらき)による木製で、折敷(おしき)と呼ばれる盆の下に直方体状の台(胴)がついた形をしています。
台の三方向に穴があいていることから、「三方」と呼ばれます。

 

台の穴の意匠に決まりはないそうですが、宝珠の形がよく用いられています。
折敷には縁の板を留めるための綴り目がありますが、これは穴のない側の反対側になるように作られています。
神前に供える際は、穴のない側(綴り目の反対側)が神前に向くようにします。
神饌が載った三方を持つときは、親指を左右の縁に、その他の指を折敷と台に当て、目の高さに持つんですね。

 

「四方」もあるのご存知ですか?
室町末期の三条西実澄の「三光院内府記」に「大臣以上は「四方」大納言以下は「三方」になり・・・四方はいの目四方あり」とあるように、大官用が四方で、三方はそれに次ぐものの所用であったそうです。

 

 

 

それでは「三方」に載せる「神饌」とは?


神饌(しんせん)とは、日本の神社や神棚に供える供え物のことです。

神事の際にはその土地の人々が特別な恩恵を享受した食物を神饌として捧げ、神迎えを行ってきました。

捧げられる神饌は主食の米に加え、酒、海の幸、山の幸、その季節に採れる旬の食物、地域の名産、祭神と所縁のあるものなどが選ばれ、儀式終了後に捧げたものを共に食することにより、神との一体感を持ち、加護と恩恵を得ようする「直会(なおらい)」が行われるのです。


節句の時には、お餅などを家庭でも載せますよね。


今は、家庭にはないかな?
いかがですか、自分の家紋を入れた三方を家庭に一つ!
ご自宅で節句を楽しんでください。