長唄ってどんな歌?

 

長唄ってどんな歌?

和の心 長唄 2014.02.01

 

先日、素敵な長唄「二人椀久」を聞かせていただきながら、長唄って何?って。

学ばなければ。

wikipediaによると、近世邦楽の一ジャンルで三味線音楽の一ジャンル。
江戸の音曲の一つであり、正式名称は江戸長唄(えど ながうた)というそうです。
またこれとは別に、地歌の一分類として上方長歌(かみがた ながうた)があるとのこと。

江戸長唄は義太夫節など語りを中心とした「語り物」とは異なり、唄を中心とした「歌い物」、「うたもの」。
演奏は基本的に複数人の唄と三味線で成り立っており、曲目によっては小鼓、大鼓、太鼓、笛などで構成される「お囃子」が付くこともあります。
また、通常の三味線パートのほかに「上調子」と呼ばれる三味線パートを持つ曲も存在します。

三味線音楽の多様化は、三味線という楽器自体の発展の歴史に由来するものといえます。
中国の三弦が琉球に伝わり、永禄年間(1558-69)に日本(大坂・堺)にはじめて輸入された三味線は、その後、用途や環境、機会に応じて様々な形に改良され、まず三味線自体が多様化したのですね。
例をあげれば、津軽三味線をはじめとする民謡三味線、義太夫三味線・地歌三味線(太棹)、清元三味線・常磐津三味線(中棹)、長唄三味線・小唄三味線(細棹)などであります。
「三味線音楽」と一口に言っても様々な種目があり、なかなか区別は困難ですが、使われる三味線そのものが異なると考えていただいたほうがわかりやすいようです。

そんな中にあって、長唄は歌舞伎舞踊の伴奏音楽(「唄い物」であって「語り物」ではない)として発展していきました。
長唄はありとあらゆる音楽を吸収して発展した音楽といえます。謡曲・狂言・流行り歌・地歌・箏曲・民謡・巷間芸能・浄瑠璃などのよいところを借用することで、幅広い様々な世界を描いてきた歴史があります。

では、上方長歌(上方長唄とも)とは。
地歌の楽式、曲種の一つ。
江戸時代中期以降に上方を中心に行われている長編の三味線を伴奏とする三味線歌曲。
地歌と箏曲や胡弓との不可分な結びつきにより、三曲合奏編成により演じられることも多いそうです。
地歌のみならず三味線音楽のもっとも古い形式である三味線組歌に次ぐものとして、長い歴史を有しています。

昨日も書きましたが、娯楽の多い現代においては長唄を聞くことがなかなか少ないのではと思います。
でも、数十年前までは長唄や日本舞踊やお茶やお花でみんな楽しんでいたんですよね。

私もまだまだ知らないことばかりですが、ご縁をいただき見たり聞いたり、学ばしていただいたりするととても楽しいんですよ。
本当に!

若い子たちにもきっとうけると思うな。

(写真:安政2(1855)年、国彦筆による源氏絵「春遊」