「つまらないものですが・・・」

 

日本において他人の気持ちに配慮するさい、忘れてならないのが上下の関係ですね。

 

民主主義の中で「みんな平等」と育った人たちには違和感をもつかもしれませんが、相手を立ててへりくだることは日本人の美徳です!

 

 

 

たとえば、贈り物をするさい、日本では「つまらないものですが・・・」と言い添えるのが決まり文句となっていますが、これも相手を立てる意味合いがあります。

「相手が気に入るように一生懸命考えて選んだのに「つまらないもの」というのはおかしいと思う人も多いのではないでしょうか。

 

大切なのは言葉に秘められた気持ちです。

 

言葉に秘められた秘密とは
新渡戸稲造の「武士道」にも触れられていますが、「相手があまりにも立派であるがゆえに、いかに立派な品であろうと、つまらないものに見える」という意味合いです。

 

目上の人を敬うことは和の心の真髄のひとつです。
卑屈になるのではなく、自分は低く控えて相手への尊敬を表現しているのですね。

 

「つまらないものですが・・・」
素敵な言葉ですね。
尊敬と感謝の気持ちをこめて!