「石州和紙」(無形文化遺産)

 

無形文化遺産に「和紙」を提案するそうです。
既に登録済みの石州和紙(島根県)に細川紙(埼玉県)と本美濃紙(岐阜県)を加えて提案します。

 

和紙って?
石州和紙って?

 

 

 

巧みにけたを操り、一枚ずつ紙をすいていきます。
石州町では、紙すきの技法が石見地方に伝わったとされる約千三百年前から、職人たちがその伝統的な技術を受け継ぎ、和紙を作り続けてきました。

 

すき上がった紙は、やや黄緑色。
原料となるコウゾの皮を削る際、内側の緑色の甘皮も使うためで、甘皮に含まれる繊維質が水に強い光沢のある紙を生みだします。
「薬品など化学的な処理をした紙は変色して長持ちしないが、これは時間がたつと白くなって、そのまま変色しない」と石州和紙の職人、久保田さん。
昔ながらの技法で生み出された和紙は、全国の書家や画家の元に届けられます。

 

石州和紙が長年、途絶えることなく、息づいてきたのは、和紙作りに適した良質の水があったからと言われています。
石見地方は地盤に石灰岩がなく、紙を変色させる原因となるカルシウムイオンや、マグネシウムイオンを含まない軟水が豊富にあります。
「年間を通して水質の変化がなく、質の変わらない紙を作ることができる」と、久保田さんは強調されます。
美都町や弥栄村などで盛んに栽培されるコウゾは軟水がはぐくんだ産物。
大田市などで採れるミツマタは、紙幣にも使われる。人間国宝の故・安部榮四郎氏も「石州には日本一の原料がある」と称しました。

 

「陶芸のように完成品を作るのとは違い、和紙は使う人が加工して価値が判断される。それぞれの要望に合わせて、手作りでしかできないものを作っていきたい」。
無限の広がりを見せる和紙。
http://www.tokusen.info/kougei/sekishuwashi/index.html

 

広がれ和紙!!