日本の二十四節気「立夏」

 

日本の二十四節気「立夏」

 

いよいよ「夏」の文字を見るようになってきましたね。

 

立春、立夏、立秋、立冬の中で、感覚的に一番ぴったりくるのが、立夏かもしれません。
初夏と呼ぶのにふさわしい新緑の季節です。

 

 

 

 

若葉の間を渡ってくる「葉分けの風」や「若葉風」も、みずみずしい香りを運んできます。

まさに「風薫る季節」
この言葉も夏の季語というより、すっかり初夏の挨拶の決まり文句のようになりました。

「かおる」を漢字で書く場合、「香る」と書くのが、一般的ですが、「風薫る」の場合は、同じ意味の「薫風」という言葉があるので「薫る」と書きます。

ところで、「かおる」という言葉は、今ではよい匂いをさしますが、昔は、匂いに限らず、様々な気が漂うことでした。
たとえば、煙や霧がたちこめることも、火や潮の気配がすることも「香る」といったそうです。

精気がみなぎる新緑の木々、その香りを思いっきり吸いこめば、元気をいっぱいもらえそうですね。

現在の立夏は、ゴールデンウィークの締めくくりに当たるころ、連休中に自然を満喫するのが理想的な過ごし方かもしれませんね。

とはいうものの、連休疲れでぐったり過ごす日になっている人も多いのではないでしょうか。
新しい季節がスタートする日。
心もリセットして、次の一歩を踏みだす節目の日にできればいいですね。
(文:入門 日本の旧暦と七十二候)
(写真:http://smcb.jp/digiphoto/281501