一家に一社「神棚」が最近ないな・・6

 

 

神棚の(もちろん神殿にもあります)両側に榊に五色の布をたらしたものを置きます。

 

これを「五色布」または「真榊」といいます。

 

 

 

 

五色布とは青(緑)、赤、黄、白、黒(紫)の絹で、神様をたたえ、重々しく飾りたてた威儀具です。
多くは、向かって右の真榊に鏡と玉が、左には同じく剣がかけられています。

 

五色とは、古代中国で成立した陰陽五行説に基づくものです。
日本もこの考えの影響を受け、宮中の儀式などに取り入られ、神社でも調度品などにその影響が見られます。

 

陰陽五行説とは、この宇宙のすべては「木(もく)・火(か)・土(ど)・金(こん)・水(すい)の5つの要素と、「陰」と「陽」の2つの要素のかけあわせで成り立つとの考え方です。


この「木火土金水」を色で表すと「青赤黄白黒」になり、方位では「東・南・中央・西・北」を示します。

 

ちなみに、同じく威儀具として拝殿などに置かれる四神旛(しじんき)に描かれている霊獣も、この五行に合わせて配されています。
中央を除き、ご存知の方も多い、「東=青龍(せいりゅう)」「南=朱雀(すざく)」「西=白虎(びゃっこ)」「北=玄武(げんぶ)(亀)」です。

 

それぞれの威儀具には、古よりの意味があるのですね!