「幸魂奇魂」(さきみたまくしみたま)

 

 

 

「幸魂奇魂」 この言葉をご存知ですか。

 

先日、60年ぶりの遷宮がありました出雲大社の御祭神、大国主大神のお話です。

 

 

 

 

 

はじめ神は少彦名命と力をあわせ、心を一つにして作れました。

 

しかし、国作りを中途にして少彦名命は常世郷(とこよのくに)へ行ってしまわれたので、残りの国は神がお一人でお作りになり、出雲国で「この国を治めたのは、この私一人だ」と宣言しました。

 

すると突然神々しい光が海を照らして浮かびやってきて、こう言いました。

 

「あなたの偉大な功績は、わたしがいたからこそ成就できたのですよ」と。

 

神は驚いて「あなたはどなたですか」と尋ねたところ、「わたしはあなたの幸魂奇魂です」と答えました。 神はすぐにきづきました。

 

自分は御魂に活かされてきたことを。

 

私たちも大国主大神同様、幸魂奇魂を身に宿し、それが活かされています。

 

そのことは長い人生を一生懸命に生きていれば、必ずどこかで気づくものなのです。

 

気づけば、次にその状態を維持しなければ意味がありません。

 

その状態を維持しようと努める中で、おのずと神様のような謙虚さが身についてきます。

 

幸魂奇魂とは、万物の根源である天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)から賜った魂、と言います。

 

したがって、私たちも同様に、身に幸魂奇魂を宿し、それに活かされているのですね。謙虚に生きる、とても大切なことですね。