日本の七十二候「紅花栄」(べにばなさかゆ)

 

 

日本の七十二候「紅花栄」

 

紅花の花が咲き誇る時期といわれます。

 

普通、紅花がピークになるのはもう少し先でしょうか。
薊(あざみ)に似た棘のある花を咲かせます。

 

 

 

 

黄色がかったオレンジ色の花ですが、この花から紅の染料がとれるのです。

 

口紅も紅花から作りました。
じつは「くれない」という色名は、もともと紅花の古名です。

 

染料にするには咲き始めがよいので、こまめに外側から摘んでいきます。
そこから「末摘花」とも呼ばれていました。

 

痛い棘に悩まされながらの作業は大変つらく、少しでも朝露でやわらかくなる早朝に摘むのだとか。

 

様々な苦労の末に美しい色が生まれるのですね。

 

(文:入門 日本の旧暦と七十二候)
(写真:http://kyotocamera.blog93.fc2.com/blog-entry-142.html)