なぜ、ご飯茶碗は左側に置くの?

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なぜ、ご飯茶碗は左側に置くの?

 

食事の仕方には、その人が子供の頃に受けたしつけがあらわれるといいます。
「食べ方でお里が知れる」といわれるのも、そのためですね。

 

どんなに着飾って気取っていても、品のない食べ方をしたり、初歩的な作法に反するそぶりを見せたりしたら、興ざめです。

 

小さい時に「三角食べをしなさい」と教えられた記憶がありませんか。
そうやって、自然に和食の配膳と食べ方を身につけたはずです。

 

和食といえば一汁山菜が代表的で、懐石料理でも多くみられます。
ご飯に加えて、汁物、なます、煮物、焼き物の三品がつくのが一般的でしょうか。

 

そのさい、一番手前には左にご飯茶碗、右に汁椀が来て、その向こうに煮物、焼き物などのおかずが並べられます。
ご飯と汁物、おかずを順番に食べていくと、箸が三角形に動くので三角食べになるというわけです。
気に入ったおかずばかり食べていたら、その器と自分の口を直線で結ぶばかりになってしまいます。

 

おかずを食べるあいだにご飯に戻るのは、伝統的な作法です。

 

それでは、なぜご飯が左にくるかというと、左の方が位が高いとされているためです。
古来、お米を何より大切にしてきた日本人の「ありがたく頂く」という心があらわれています。

 

利便性だけでなく、格を考慮したうえで形成された食事のマナーがあることも覚えておきたいものです。

 

食生活が豊かになったのは喜ばしいことですが、やはり主食のご飯は手前左に置き、これを中心とした食べ方をする伝統は受け継いでいきたいですね。

 

 



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