「打ち水」

 

 

「打ち水」


今日は「大暑」、一番暑い頃とされています。
実際に、今日も猛暑になりそうですね。
みなさま、暑中お見舞い申し上げます。


 



さて、真夏の暑さを日本古来の風習でもある打ち水を利用して涼しく過ごしてみてはいかがでしょうか?



打ち水はいつ頃から始まったのでしょうか?
古代から中世にかけて「古今和歌集」、「千載集」、「草根集」に川や滝の涼しさ、夕立の後の爽やかさを詠んだ歌がみられますが、この中には「打ち水」はまだ登場していません。



戦国から安土桃山時代を経て「茶の湯」が成立しました。
「茶の湯」では、礼儀作法としての打ち水が行われます。
江戸時代には、「打ち水」が俳句に詠まれたり、浮世絵に描かれており、涼の手段として一般的であったと考えられます。



打ち水には様々な効果があると考えられます。
歴史に根ざした打ち水として、江戸時代のエコライフや伝統文化を見直す契機となり、水に触れる、浴衣を着る・見ることで、五感に訴える清涼効果が期待できます。



また、打ち水には「場を清める」という意味合いもあるため、昔は来客への心遣いとして玄関先に打ち水する家も多かったようです。
最近はそうした家は珍しくなりましたが、旅館や料亭などでは今でもよく見かけますよね。



これからの暑い時期、うまく打ち水を利用して涼しく過ごしてみませんか。