日本の七十二候「蒙霧升降」(ふかききりまとう)

 

 

日本の七十二候「蒙霧升降」


深い霧が、まとわりつくようにたちこめる季節。



「蒙霧(もうむ)」は、もうもうとたちこめる霧のこと。
「升降」は「昇降」と同じです。



霧に立ち込められた状態は、「霧の帳(とばり)」「霧の幕」と形容されてきました。
また、霧が立ち上がる様子を、お香の煙にたとえた「霧の香(か)」という表現もあります。


 

 



この時期の果実は無花果(いちじく)。


名前の由来は、漢名の「映日果(いんじょくお)」が変化したという説と、ひと月で熟すから、あるいは、毎日一つずつ熟すから「一熟」という説があります。
無花果と書くのは、花が咲かないと思われたからです。


じつは、花は実の中に咲くそうです。


その実は、栄養価が高いといわれてるので、暑さで疲れた身体には最高の果実ですね。