美しい日本語「粋」(いき)

 

 

美しい日本語「粋」(いき)

 

和の心 20140215 粋

 

 

粋(いき)

気風、容姿、身なりなどがさっぱりとし、洗練されていて、しゃれた色気をもっていること。

主として江戸時代後期以降発展した一種の美的理念。 粋(すい)ともいいます。

また人情に通じていて、物分りのよいこと。 花柳界の事情に通じていることにもいう。

「粋筋(いきすじ)といえば、花柳界などの粋な方面や、男女の情事に関する方面をいう。

ちょうど今日、とても粋な着物用のコートが知人よりいかがですかって届きました。 ピッタリ! これを着て粋な男になれるように精進しなくては。

 

居候(いそうろう)

他人の家に身を寄せ、養ってもらっていること。

また、その人。

「いそうろう三杯目にはそっと出し」は居候の形見の狭さをたくみに言いあてた川柳としてよく知られています。

私も、中学・高校時代は居候の身でした。

でも、とってもよくしていただき、この場をお借りしてお礼申し上げます。

「ありがとうございました」

最近、居候さんはいるのかな?

 

鼬ごっこ(いたちごっこ)

子どもの遊戯の一つ。(知らなかった)

何人かで向かい合って、互いに「いたちごっこ、ねずみごっこ」と唱えながら、相手の手の甲をつまみながら順次にその手を重ねてゆく遊び。

転じて、互いに同じようなことをしあって、なかなか埒があかないこと。

愚かしい繰り返しをすること。

人生、鼬ごっこになってしまうことが多いです。

一度の教訓をしっかりと受け止め、二度と同じ過ちを繰り返さないようにしないといけないですね。

 

慈しむ(いつくしむ)

愛情を持って大切にすること。

深い愛情をそそぎ大切にあつかうこと。

心を込めて養い育てる。

神仏、君主、父母などの上位者が、人間、君臣、子女などに対するときの感情とニュアンスである。

この慈しむという心が最近失われてきているのでしょうね。

人間関係で慈しむ心がないから、驚くような出来事が多発していると思います。

先ずは、親が子に、先生が生徒に、社長が社員に。

大切ですね。 また、物づくりでも作り手さんの熱い熱い、慈しみからできた品には心がいっぱいこもった素晴らしい作品がありますね。

 

いなせ

勇み肌でいきな若者。

威勢がよくさっぱりした気風の若者。

また、その気風。 新吉原に勇み肌で美声の地回りがいて、その男がうたって歩いた小唄の文句、「いなせとも、なきその心から、帰らしゃんせと、ほれた情」から、粋なことをいなせといったとも、江戸日本橋の魚河岸の若者たちがイナ(鯔)の背のように髷を結んだことからともいいますが、未詳です。 「勇み肌」とは、お肌のことではありませんよ、威勢がよく、おとこ気のある気風をいいます。

イナ(鯔)とはボラのことです。

 

 

美しい日本語、味わい深い日本語、懐かしい日本語、日本人として忘れてはいけない日本語。

日本語が大きく変化しているこの時代にあって、こうしたことばを次世代に伝えていきたいですね。

言葉として大切なだけでなく、その言葉に秘められてることをしっかりと理解して感じて人生に役立てないといけないですね。