日本の七十二候「鶺鴒鳴」(せきれいなく)

 

 

日本の七十二候「鶺鴒鳴」(せきれいなく)



鶺鴒が鳴く時期ということですね。

よく見かける「白鶺鴒」は、昔は、北海道で繁殖し、他の地方へは寒くなってから渡ってくる冬鳥だったそうです。
今では、よく似た「背黒鶺鴒」などとともに、本州全体に一年中いる留鳥なりました。
黒と白の小鳥で、尾が長く、上下に振る動きが特徴です。


 



鶺鴒は神話の時代より「恋数え鳥」「恋知り鳥」などと呼ばれる艶っぽい鳥のようですよ。


日本を創った伊佐那岐(イザナギ)と伊佐那美(イザナミ)の二人の神は、結婚当初、子どものもうけ方が分からずにいたそうです。
するとそこへ鶺鴒が飛んできて交尾を始め…、それでめでたく二人の神も無事結ばれ、息子の大八嶋(日本列島)が生まれたというお話。

でも、こうした伝説から、鶺鴒は古来より結婚の儀に関係が深く、皇室での成婚時には新床の飾りに鶺鴒が置かれてきたそうです。