「旬を先取り」

 

 

「旬を先取り」

 

旬を先取りしていく、その思いの根本にあるもの、それは季節を愛おしむ気持ちですね。



もうじき終わりをむかえて過ぎ去ろうとしている今の季節への慈しみと、来るべき次の季節の兆しや気配を感じとっていく・・・・・。


 

 



和服や帯留め、扇子、くし、手ぬぐいなどに描かれている文様は繰り返し訪れる季節に対する私たちの敬愛の表れなのだと思います。

それぞれについている文様の元になったものが同じでも、形は現代風にアレンジされたものや古くからあるものなど、いろいろなバリエーションがありますから、違いを比べてみるのも、楽しいでしょうね。

ちなみに、自分で身につけるときには、季節の柄はもちろん、縁起ものの柄を選ぶのも嬉しいものです。

たとえば、春なら学業成就の花として知られる梅、夏ならその色から富を連想させる金魚、秋ならひたすら前に進み、勝負どきによいとされる蜻蛉、冬ならふっくらしていて福を呼んでくれそうなふくら雀、など。

こうしてみると文様には縁起ものもたくさんあることにきづきます。


私は蜻蛉の柄が大好き。
お財布、雪駄の鼻緒、扇子。
大好きな柄を持つのも楽しいですね。