お水取り飾る紅白の花

 

 

お水取り飾る紅白の花

 

和の心 20140222 椿 和菓子

 



底冷え厳しい古都・奈良に春を呼ぶ、東大寺「お水取り(修二会・しゅにえ)の準備が始まりました。
3月1日から15日
早いですね、もう一年たつんだ。

「別火(べっか)」と呼ばれる前行で、お水取りで二月堂にこもる僧侶が、世間とは火を別にして精進に入ります。

行の一つとして、仏前に飾る美しい造化作りが行われるのをご存知ですか。

紅白の花びらに白色が交じった「糊こぼし」という椿。
奈良三銘椿の一つ(他に伝香寺の散り椿、白豪寺の五色椿があります)で、東大寺の開山、良弁の像をまつる開山堂(国宝)にあります。
まるで糊をこぼしたような風情からその名がついたそうです。

花が咲くのは、お水取りが終わって後、3月下旬ごろ。
開山堂自体も普段は公開されておらず、例年、堀の外から見ることが多いのですが、二月堂の売店で、その椿を模したかわいらしい携帯ストラップがあります。

5弁の花びらのうち2枚が白い糊こぼし。
チリンチリンと鳴る鈴の音が、まだ少し先の春を呼んでくれます。
(文:産経新聞・いい古都みつけ)

写真は、江戸創業の奈良の老舗「満々堂通則」の和菓子「のりこぼし」
美味しそう!
和菓子大好き。

今日はお茶のお稽古。
今日の和菓子は「橘」です。
楽しみ!